兵庫県加東市の青山医院の日記です!

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ハチ刺され が増える時期です

2024年08月27日 | 病気

台風が近づいていますね。

明日からの様子が不安だからと今週初めからは 早めにお薬を取りに来ました と備えていらっしゃる方が散見されました。

お薬不安な方は 天気が崩れないうちにご来院ください。

 

 

子供たちの夏休みが終盤・追い込みに差し掛かりました。

あともう少しで夏休みおしまい。やりたいことや 出かけたい場所が たくさんありましたが、あっという間に終わってしまいます。

宿題は終えているのですが、自由課題を あれもやろうかな これもやりたかった と今もまだ取り組むので、仕事以外の時間はお付き合いをしています。

ブログ・ホームページも更新が滞っています。

 

田んぼの稲穂も少しずつ膨らみ 皆さん 草刈りも大変。お盆明けは木を切ったり、畑に出たりといろんな場所で、ハチに刺されてしまった方が 続きました。

ハチに刺されると 患部が赤く腫れあがります。刺された直後から 激しい痛みが生じ、その後、かゆみを伴うことがあります。

はじめて刺された場合には 腫れは1日から数日で引くことが多いです。

ハチに一度でも刺されたことがある人は、体内にハチの毒に対しての抗体ができます。そのため、同じ種類のハチに2回目以降刺された場合は、人によっては皮膚の局所症状だけではなく、ハチの毒に対してのアレルギー反応が強く出ることがあります。

アナフィラキシーショックといい、命にかかわることもある こともあり 注意が必要です。

 

アナフィラキシーの症状は ハチに刺されて数分以内で出現します。

唇や粘膜が腫れたり、息苦しさ・呼吸困難・喘鳴(ぜいぜいした呼吸音)・激しい鼻水やくしゃみ その他 動悸や息切れ 血圧低下などが起こってきます。

ハチに刺されて、呼吸が苦しい・めまいがする・気分不快などの症状が出た場合は迷わず、すぐに病院を受診してください。

アナフィラキシーが起きない場合でも、さされて腫れがひどい場合や 改善しない場合は受診をされるのが安心です。

 

今の時期(夏から秋にかけて)はハチたちも活発に活動しています。野外活動をする際には特に気を付けて下さい。

ここ最近来院された方々は皆さん、複数匹のハチに追いかけられて、数か所 刺されてしまっていました。

ハチは黒い色に対して、攻撃をするそうです。黒色の衣類や荷物は避けて、白っぽいものを身につけた方が安心です。

香水や整髪料などの強い匂いもハチを刺激するようなので、避けてください。

また、大きな声や 急な動きなどにも反応があります。ふいにハチに遭遇したら、思わず手で払ってしまうのですが、大きな声を出したり、手で払ったり、走って逃げたりということは避けましょう。

姿勢を低くして、ゆっくりをその場を離れるのが賢明なようです。

 

参考になれば幸いです

 



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