スポーツ音痴で
全くもってスポーツ観戦に興味皆無な私が言うのもなんですが、
日本の女子柔道の訴訟で
銅メダルを取ったという女性が 訴えた人たちに
「正直 がっかりした!」
「どうして今まで言わなかったのか?」
と言っている場面しかみえていなかったのだけれど
違和感を感じて
ふ=ん。だから 皆やっと行動を起こしたのか。と何となく思ってしまった。
慕われてる、頼りになる先輩ならば
事件になる前に相談を受けて何等かの行動をおこしていたはず。
その報告も後手に回り、初めて知った!となると。。。
柔道界の大先輩女性でも @わかってくれないよね。。。きっと。。。となってしまっていたのかな。
それに、@言ってもきっとしかられるだけ。 と計算していたかもしれない。
コメントが自分目線だったから。かなり上からの。
同じ女性ということを抜きにしても 男女年齢問わず、
相談を受けた側が 「がっかりした、どうして今まで◎◎しなかったの?」というのは
相談を受ける側の対応として(心構えとして)
一瞬そう感じたとしても、言わない方がいい 言い方だと気を使う事だから。
まず、できていたならとっくにしている。という前提をすっとばして
後から @こうすればよかった ああすればよかったと
タラレバの話で押さえ込むのは当事者でなければ無責任に言える。
当事者はそれができなかったから 今の現状が引き起こされているのだから。
それを変えようとした勇気を 「がんばったねえ」と言ってあげられないのかな。
ことはともかく。
自分の意見を相手にかぶり気味に投げかけてるように見える。
{がっかり}の内容が実はこうなのよ!と後から理由をつけたとしても
◎◎しなかった相談者を*自分とは別。あなたはダメ! と 言っているようなものだから。
自分の考えの中には あなたの様な行動をすることは 絶対にありえない。 という
裏の気持ちが 見え見えなのだし。
勇気をもってその行動を起こし、自分に相談してくれた人たちに マスコミの前にでも不用意に
「私はね。彼女らに がっかりしたんですよ」と 言うのは公の人達に対しての自分アピール。
そこをぐっと抑えることが 柔道以外にできなかったのかと 大人の対応ではないなと
見ていて違和感を感じた。
相談を受けたのだけれど、一緒にこれからどうするか考えましょう・っていう方向の気持ちが
あまり見えなかった。まずは自分の怒り。
銅メダルの人も 同じ状況であれば判断力を奪われていて自分は耐えてきたのかもしれないし
それが当たり前で疑問にも思わず、過ぎてきて 後輩が行動を起こしたことに
鈍感であったかもしれない。
子供にも、彼氏、旦那さんにも、
「なんで!?◎◎しないの!?」と 理由をヒステリックに問いただすのは女性に多い。
もう既に起きてしまった事をあれやこれや言ったって始まらない。
それなのに、原因を必要以上に、原因を探ることに躍起になる人。
これからのお互いの人間関係をどう建設的に築いていく方向で進めるのかの話し合いができない人。
起きてしまった事をどうリカバーするのかにシフトチェンジしないと
折角 銅メダルを取った人なのに、残念な感じに見えてしまった。
子供も彼氏も旦那さんも、もちろん女性側からしても
起きてしまった事に対してものすごく批判されたら
自分だって落ち度があるとわかっている人たちならなおさら
言ったら 怒られるだろうな。。。(浮気、いたずら、エトセトラ)
いつも そうやって怒るし。
だったら、、言わないでいいかな? と保身にはしる。
小さい子もそう。お母さんがいつも「どうして◎◎しなかったの?がっかりだわ!」と言えば
そこで次の話ができなくなってしまう。
この言い方だけは やめようと思っているので
今回 反応してしまった。
何も知らない私が さらに私目線で言うのも 同じ穴のムジナなんだけれどね。