Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

Readerで久々に書籍を購入

2013-12-24 22:40:11 | 日記

ポイントが失効するとのメールを受信して、慌てて購入サイトをクリックして書籍を探した。最近、また地震速報が増えてきているので、「この地名が危ない」っていう書籍を購入。
地名っていうのは、殆どが「この地で起きた事象を忘れない」ために付けられたもの。それを前提に考えてみると「なるほどなぁ」という感じだった。地名の由来もだが、著者の原発立地に対する意見のウエイトも高かったような感じ。読み続けると、如何にフクイチを始めとする、国内の原発が立地している場所が危険なのか良くわかった。特にフクイチについては、奈良時代くらいに記された書物に震災の記述があったとのこと。「見附」という土地は、過去に何らかの災害で水浸し「水浸け」になったことから、その地名になったとのことであった。では、なぜ「見附」という文字になったかというと、平安時代から「自分の土地は美しい名前を」という、御上からの命令があり、今の地名になったとのこと。そんな地名が、日本中ゴロゴロしているから(@_@)
中でも興味深かったのは、神奈川近辺で、ほぼ100年に一回のペースで大きな地震が起きているとの書物からの引用があったことだ。関東、東南海連動地震の可能性は低くはないようだ。最近の地震は、季節の変わり目の地殻変動で終わってほしいと祈るばかりだ。
著者は、東京でなく埼玉に土地を購入した経緯を震災から逃れるため、とか記していたが、もし、東日本大震災並の強さの地震が東京を襲ったら、家は無事だろうが、生活機能は麻痺する影響は受けてしまう。そして、前の震災で経験したのだが、被災した土地を優先して物資援助はされる。しかし、被害の少ない地域は後々になる。コンビニでさえ、商品が一週間も入荷されずに休業したのだった。
そう言えば、フクイチの火災のあと、タイに移住して「放射能の影響がなくて、充実した生活をしてる!」 みたいなツィートしていた女性って、今の大規模な国内デモとかの影響ってないのかな?
世の中、自分の思う通りにはいかないんだって。