5/6に約5年ぶりに鹿児島の仙巌園(磯庭園)に行ってきました。
仙巌園は薩摩藩主島津氏の別邸跡とその庭園です。敷地面積は約5haあります。1658年に島津光久によって造園され、その後も歴代当主による改築が重ねられてきました。借景技法を用い、桜島を築山に、鹿児島湾を池に見立てた素晴らしい景色と広大な庭園が特徴で、1958年に国の名勝に指定されました。
薩摩切子は、透明度の高いクリスタルガラスに色ガラスを厚く(1~3mm)被せ、細かなカット模様を施したものです。古くは薩摩ビードロ、薩摩の紅ガラスとも呼ばれて珍重されました。
※薩摩切子は源流をイギリス、ボヘミア、中国に求めながらも日本風とも言える「ボカシ」を持った
独特の美術品として世界のガラス工芸史上でも高く評価されました。