蓮の花だより・・・不定期便

季節のうつり変わりと花の香りを求めて、筑後地方を中心に紹介して行きたいと思います。

荒尾干潟

2014-05-08 14:54:41 | 日記
















5/3にお隣の県・熊本県荒尾市の干潟に行ってきました。荒尾干潟は有明海の中央部東側に位置し、南北約9.1km、東西最大幅約3.2km、干潟面積約1.656haの広さがあり、単一の干潟としては国内有数の広さです。有明海の潮流によって運ばれた砂や貝殻が堆積して形成された干潟にはゴカイ類、貝類、小型の甲殻類などの底生生物や、それらをエサにする水鳥、浅瀬を利用する魚類など多様な生き物が住んでいます。
平成24年7月に荒尾干潟が国際的に重要な湿地としてラムサール条約湿地に登録されました。
シギ・チドリ類は、秋から春にかけて荒尾干潟に飛来し、中継地もしくはもしくは越冬地として荒尾干潟に滞在します。秋季にはシロチドリ、キアシシギ、ダイゼン、トウネン、ソリハシシギ、メダイチドリなど、冬季にはハマシギ、シロチドリなど、そして春季にはオオソリハシシギ、ダイゼン、キアシシギなどが多く見られます。そして絶滅危惧類など多くの希少な渡り性水鳥にとっても、大切な越冬地となっています。
私がこの干潟へ行く道を市民の方に聞いても殆どの人が知りませんでした。その日は風が強く帽子が吹き飛ばされそうでした。遠浅になっている干潟には多くの家族連れが訪れていて潮干狩りを楽しんでいる姿が見られました。
この荒尾干潟は荒尾市にとっては隠れた観光地ではありますが、全国各地からの問い合わせがあっていると聞いています。
コメント (18)
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