【竹細工製品】八女市・八女郡広川町で製作されています。若竹・孟宗だけを材料として使用
しています。
竹ひごを網代に組み、飾り巻きで縁をつける技法が特徴です。主に農具や
味噌こしなどの日曜品が作られています。
【からくり人形】福島八幡宮の放生会に人形の灯篭を奉納したのが「からくり人形」の始まり。
1772年には、浄瑠璃作者福松藤助が大阪より帰京し、人形を動かす工夫や
当番町制の上演に力を貸して以後、動く人形が登場しました。それが主役と
なり現在の「からくり人形」の基礎が出来ました。
1844年に久留米藩の倹約規制により上演が禁止されていましたが、1871年
からくり人形の奉納が復活しました。以後、第二次世界大戦によるからくり
人形奉納の中止期間を経て、1977年には「八女福島のからくり人形」として
国の重要無形民族文化財に指定されました。