ドクトル・ビュルゲルの運命
ハンス・カロッサ(1878-1956)
手塚富雄訳
青年医師ビュルゲルは、病める者たちの苦悩を、自分の良心に引き受けずにはいられない。そして、肺病を患った未亡人ハンナとの出会いは、ビュルゲルを医師としての葛藤に追い込んでゆく。
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日記と詩によって構成された作品。作者のカロッサは開業医、作家、詩人。
医師とは何か、医業とは何か、苦悩の中から汲み取られた言葉の数々は、みずみずしくも哀切を感じさせる。
2021.6.9読了
ドクトル・ビュルゲルの運命
岩波文庫
1953年1月5日初版発行
1976年10月20日17刷
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