長島 潤 Sing a mindscape

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ロラン「ジャン・クリストフ(七)」

2023-01-15 23:19:00 | 

再読のための覚え書き


ジャン・クリストフ(七)

ロマン・ロラン(1866-1944

豊島与志雄訳 


ジャックリーヌに出奔されたオリヴィエはパリに帰ってくるものの、メーデーの暴動に巻き込まれて死んでしまう。


その際に警官を殺したクリストフは、スイスに逃亡し、同郷出身の医師ブラウンを訪ねる。ブラウンにはアンナという妻がいた。


クリストフはそこで匿ってもらうことになったのだが……


「すべて自分のなすことに、すべて自分の苦しむことに、すべて自分の愛することに、すべて自分の憎むことに、無制限に没頭する者こそ、驚異に価する人であり、この世で出会い得るもっとも偉大な人である。熱情こそは天才のごときものであり、一つの奇跡である。ほとんど存在しないと言ってもよい……。」



2023.1.15読了


ジャン・クリストフ(七)

岩波文庫

19351215日初版発行

197682028


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