再読のための覚え書き
少将滋幹の母
谷崎潤一郎(1886-1965)
小倉遊亀挿絵
平中物語や今昔物語が伝える史実から紡ぎ出された王朝ものの小説。
老齢の大納言藤原国経には、北の方という名の、歳の差50歳の若く美しい妻がいた。
国経の甥で、時の権力者である藤原時平は、国経を酔わせ、北の方を奪ってしまう。
北の方の息子滋幹(しげもと)は、連れ去られた母に思慕を募らせるが……。
2022.12.5読了
少将滋幹の母
新潮文庫
昭和28年10月7日初版発行
昭和40年8月30日16刷
旧仮名遣い
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