再読のための覚え書き
由利旗江
岸田國士(1890-1954)
俵木香市との交際に自分が望む理想を見出せない由利旗江は、叔父の誘いで2ヶ月の香港旅行に出る。
その旅には、叔父の知人で資産家の御曹司である須貝森男が同行した。
旅の間に急速に近づいた若い二人だったが、旗江は結婚を望まない。共に暮らすのではなく、離れていて会うからこそ、二人の愛を培うことができると考えるのだった。
2022.12.7読了
由利旗江
角川文庫
昭和28年11月15日初版発行
昭和33年6月20日7刷
旧仮名遣い
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