再読のための覚え書き
武蔵野
国木田独歩(1871-1908)
表題作は、渋谷に住む国木田独歩が、心を癒すために訪れた武蔵野の詩種溢れる美しさを文章にした随筆。
《初恋》
「僕」の村に、大沢先生という頑固な漢学者が住んでいた。
ある日、先生が孫娘を連れ、松の根に座って本を読んでいたので、「僕」は生意気にも、先生に「僕は孟子が好きだ」と言った。先生は四書の中でも孟子だけは攻撃していたからだ。
2022.11.18読了
武蔵野
岩波文庫
1939年2月15日初版発行
1978年10月10日43刷
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