勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

長いけど面白い

2011-05-26 | 非日常のお喋り
ずっと観てたら、こんな時間になってしまった。

農業革命・産業革命・IT革命に続く第4の革命。
ずっと気付かず、無視してたのは日本だけって。・゜・(ノД`)・゜・。



環境エネルギー政策研究所 飯田哲也氏インタビュー
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信念は届いたか

2011-05-23 | 非日常のお喋り
大学の万年助手(現在は助教だが呼び方が変わっただけで同じ)が国会で演説をする。
多分、初めて?

これこそ中継して欲しかった。
ま、現在はいろいろな方法で見ることができる。
出来るだけ多くの人に観てもらいたい。


ここで視られます



締めくくりはガンジーだった。


七つの社会的罪 (Seven Social Sins)

1.理念なき政治 Politics without Principles
2.労働なき富 Wealth without Work
3.良心なき快楽 Pleasure without Conscience
4.人格なき学識 Knowledge without Character
5.道徳なき商業 Commerce without Morality
6.人間性なき科学 Science without Humanity
7.献身なき信仰 Worship without Sacrifice


自らの意思を40年間貫いてこられた方だから、許される引用だと思う。
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ゴールデンでやればいいのに

2011-05-20 | 非日常のお喋り
見逃していたETV特集「ネットワークで作る汚染地図」の再放送を観た。
昨日、日付的には今日の午前1:30からなので、録画しておいたものだ。


噂どおり、素晴らしい内容だと思う。
3月15日から、福島県を車で走りながら、各所の放射線量を測る。
そこに住んでいる方達の話を聞く。
それだけで、これほどいろいろなものが見えるのだ。


浪江町赤字木の集会所で、生活していた方々のお話。
情報がまるで入って来ない。
線量が飯館村よりも高いと聞かされたときの驚きの表情に、こちらも愕然とする。

自治体で調べた放射線量の資料には、町名は記されていない。
「風評被害によって、動揺するといけないから」
らしい。

浪江町の町長は、ネットのHP(公式)で発表されても信じない。
県か国から「書類」と言う形で渡されなければ、正式なものとみなさない。
そう言っている。

一番知らなければならない人たちに、公式な場所からの通達がない。
どこかおかしい。


成人で、子供を巻き込まない形であるなら、どこに住もうとその人の勝手だ。
だけどそれば、事実とリスクをすべて知らされた上での選択でなければならない。
こんな当たり前のことが、この国はできない。

赤字木の集会所にいた方々は、一市民の調べた線量を(一市民の口から)聞いて、
自らの判断でこの地を去った。


飯館村の農家の方のお話もあった。

「生まれた土地で農家をやり
 子供を幼稚園にやり、小学校にやり、
 普通の暮らしをしたかっただけなのに
 なんでこんなことになってしまったんだろう」

泣いていらした。
見ている私も、涙を堪え切れなかった。


3.11以前の暮らしには、もう誰も戻れない。
それが普通の暮らしだったか、贅沢な暮らしだったかはわからない。
ただ、戻れないのは確かだ。

地震は止められない。
津波は止められない。
でも原発は止められる。


電力を湯水のように使う暮らしには戻らない。
少しばかりの不便は我慢する。
生活のレベルがたとえ下がっても、文句は言わない。


そして、理不尽なものには断固としてNOと言う。


6.11
この日が、さらなる悲劇を生まないことを、心から祈る。
頼むよ、もんじゅ!


28日13:00よりNHK教育TVで再放送される模様
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花、咲けども

2011-05-19 | 非日常のお喋り
花の五月。
今年もベランダに、いつものクレマチスとバラが咲いた。


<クレマチス・ナハト=ムジク>


<イングリッシュローズ・ブルームーン>



液肥や除虫剤散布は毎年のこと。
だけど今年はいつもより手をかけた。

土の表面を削り取れなかったので、上に小粒の軽石を入れ、決して乾かないよう水をやった。
土埃を吸い込みたくない。


正直、この先どうしようかと迷ってる。
秋には植え替えをしなければならない。
土はどうなんだろう。
マスクをしていても、吸い込むものは吸い込む。

捨てたくない。
何年も可愛がってきたんだから。
引越しの時も、他を捨てて選んできたものだから。

たかが園芸だけれども、土を作り作物を作る。
その苦労と愛着は、それなりにわかる。
引っ越す前の家の庭を捨てるのは辛かった。


今の家のベランダに土はない。
植え替えるとしたら市販の土を買うことになる。
それが怖い。


朝方、夕方、夜。
いつ外を歩いても、犬の散歩をしている人に出会った。
最近は、全くと言っていいほど出会わない。
犬は地面に鼻をこすりつけるようにして歩くから。


大切なものは、誰だって守りたいんだ!


近所のスーパーの野菜売り場はガラガラだ。
ポツンポツンと置かれている野菜の産地を確かめながら買う。

人の生活を守るために、自分と家族の命は危険に晒せない。
風評何とかと言わないで、怒るなら事故を起こした会社に怒る。
それが正解だと思うけど。
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ひとりごとあれこれ

2011-05-08 | 非日常のお喋り
この2週間くらい、ずっと勉強していた。
勉強なんか長いことしてないので(趣味は別)、頭が疲れた。
入りきらない知識が頭の周りに渦巻いてる感じだ。

この間に勉強したことを書いても、きっとみんな知ってることばかりだろう。
だから取りとめのない独り言。


あんまりにも「菅降ろし」の旗振りがひどく、声が大きくなり過ぎた。
今あそこで大変なことが起こっているのに、政局のことしか考えない。
そんな人が一番信じられないので、とりあえず菅総理は支持しておくことにした。

その後、浜岡原発停止要請。
当然反発だらけ。
なんでや~~(東京生まれのエセ関西弁すまん)
支持の姿勢はそのままにする。


ようつべ、見まくった。
ずいぶん過去まで遡ってみた。
いわゆる「御用学者」と言う人たち、ひどいね。

言うこと変わっちゃった人もいる。
昔からとんでもないことしか言わない人もいる。
「原発安全です」
これ、心から言ってたの?

どっちかっていうと、少しばかり危険だけど、十分注意しますし、
大きな事故にならないよう努力しますって言われた方がまだ納得する。

事故に対する備えにしても、圧倒的に想像力不足。


人は自分の聞きたい言葉に耳を貸す。

原発なくなったら、電気もなくなる。
100かゼロ。
あり得ないよね。


ことがここに至ってまで、贅沢に電気を使いたがる人がこんなに多いなんて。
小出さんは嘆いている。

これまで電車、職場、デパート、娯楽施設などで寒さに泣いてきた。
真夏でも長袖カーディガンが手放せない。

映画館で冷房に文句を言ったら、ひざかけ毛布を渡された。
「これ以上設定温度を上げると、暑いというお客様がいるので」
ふ~~~~ん。
異常なのは私ですか。


夜でも明るい照明、夏でも寒すぎるビル内。
この方が異常だ。
節電、多いに有難く思う。


電気はなくなるわけではない。
ちょっと足りなくなるかもしれない程度だ。
うちの共有廊下も一つ置きに照明を切った。
別に不便はない。


放射線や放射性物質に怯える生活と、何を引き換えにしたいのだろう。


昔、と言ってもそう遠くない昔、うちの地方には海風が吹いていた。
近所でも、冷房の室外機なんか見かけなかった。
そのうちマンションが立ち並び始め、そこには必ず室外機が。
いつしか海風が吹かなくなり、代わりに熱風が吹き始めた。
我慢できずに、うちも、近所の人も、クーラーを買った。
なんか間違ってる。

もしもこの夏、あらゆるクーラーが止まったら、多分うちでも必要なくなる。
そんな気がする。


とりあえずこの夏は、男性の上着着用禁止命令を出してもらいたい。
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現場の映像

2011-04-28 | 非日常のお喋り
先日、某番組で福島第一施設内の現場映像が公開された。
青山繁晴氏が単独でカメラを持って取材した映像だ。

私は某番組を観ることはできなかったが、You Tube で偶然見られた。
ここにリンクを張ろうと思ったが、あっという間に消されていた。


なんで?
貴重な映像だよ?

TV局の著作権とかあるのかしれない。
でも2次的収入(DVDなど)を得られるドラマとはわけが違うんだし。

この映像は国民のすべてが目にする機会を得られべきだと思った。


観た感想。
1号機~4号機の無残な姿は写真などで観ていたので、カメラを通しても
それほど衝撃は受けなかった。

驚いたのはまず敷地の広さ。
正門を入ってから、営々と桜並木が続いてる。
(青山氏が現地入りしたのは4月15日)

さらに驚いたのは、まあ、模型とか地図とかで見て知ってはいたんだけど、
予備電源とかを置いてあった施設から海がもう目の前だったのを実感したこと。

その施設は津波で跡形もなくなって、地面に車が頭から突き刺さっていた。


あんなに広いのに、なんでもしもの時に備えたものが、あんな海の側に置いてあったんだろう。

知識では知っていても、映像で見るとますます疑問に思える。


その後は本部になっている建物の中で、指揮官である吉田所長のインタヴュー。
これはその一部がアップされていた。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00198310.html


だけど、これ、ほんの一部だ。
冷静に語られていたものの、確実に保安院や本店に対する不満が…。

あ、それで削除されちゃうのか。。。。。。


このところ、マスコミの言論と報道の規制はすさまじい。
「戦前」ってこんな感じだったのかもしれない。


一番恐ろしいのはこれだな、と思う。
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ブラックスワン

2011-04-26 | 非日常のお喋り
映画のことではない。
最近観た映画は「ベストキッド」
圧倒的な現実の前に負けてしまうので、このあたりしか楽しめない。


先日、Mr.BIGの岩手公演のニュースを観て泣いた。
B'zと関係が深いバンドなので、興味を持ったんだけど。

避難所のお年寄りがLIVEに赴かれた。
え?Mr.BIGを?って感じだよね。
だけど涙を浮かべながら来てよかったと言ってらした。
もらい泣きした。

心を癒せる「何か」
それがないと人は生きていけない。


さて。


「想定外の」
初期にもっともよく使われた言葉だ。

想定外の地震の規模。
想定外の津波の規模。

ここまでは使ってもいい。

だけど「想定外の」事故なんて、言っていい場合じゃない。

東電も然り。
政府も然り。

そして国民も然り。
なのだ。


もんじゅの頃から、そしてこの時期から、考え始めなければいけなかった。
老兵は去らせるべきだった。
http://www.asahi.com/national/update/0119/TKY201101190369.html

上記の記事の日付は2011年1月19日19時5分。
まだ間に合った。


そしてまだ間に合うかもしれないことはたくさんある。

計画避難区域に指定されたあの村で、住民の言葉に驚かされた。
どれほど危険か、知らされたのはつい最近のことだと言う。

まだまだ間に合うかもしれないのに、どんどん間に合わなくなっていく。


ブラックスワン理論。
確率論や従来からの認識・経験からでは予想できない現象。

だから人類の英知が、常識が、想像力が試されている。
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新しい日本語

2011-04-24 | 非日常のお喋り
3.11以来、日本人はたくさんの言葉を覚えた。
元々あった言葉だが、通常は使わないし知らないので、ネットで調べたりして意味を把握した。

久々のお勉強で、私の頭はパンク寸前になった。


まず覚えたのはこんな単位。

 ■μSv/h(まいくろしーべるとぱーあわー)
 ■nGy/h(なのぐれいぱーあわー)
 ■Bq/kg(べくれるぱーきろぐらむ)

ふむ。。。調べるか。

 *放射能の単位
  単位:Bq(ベクレル)
  定義:1秒間に1個の原子核が壊変している放射性物質
 *吸収線量
  単位:Gy(グレイ)
  定義:1kg当たり1ジュールのエネルギー吸収があるときの線量
  (ナノグレイ(nGy)は1Gyの10億分の1)
  (空間線量率の場合、1Gyは0.8Sv)


こんなのわかったって、どうしようもないじゃん!


次に覚えたのは原子炉の内部構造
 ■格納容器(かくのうようき)
 ■圧力容器(あつりょくようき)
 ■制御棒(せいぎょぼう)
 ■燃料棒(ねんりょうぼう)
 ■外部電力喪失(がいぶでんりょくそうしつ)


電気屋が電力に困ってどうするんだ!


次に覚えたのは記者会見用語

「ただちに害が及ぶというようなことはございません」

まじめな話、建屋が次々に吹っ飛んだ時は、この言葉にすがりついていた。
めちゃくちゃ怖かったからね。

だけど次に覚えた言葉が…。


 ■放射能の安全基準値
 ■緊急時の基準値


ちょっと調べた。
緊急時と言うのは、「これを食べないと餓死する危険がある時」らしい。


まだ餓死する状況じゃないよね。


そして今もっとも熱い言葉

   ◇風評被害(ふうひょうひがい)◇

「風評被害」を受けているのは被災地の方ばかりではない。
日本人全体なのだ。
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お花見は通りすがりに

2011-04-08 | 非日常のお喋り
今年は少し足を延ばして、桜を見に行くつもりだった。
いろいろあって、そんな気分は吹き飛んだ。
結局隣の公園で、通りすがりにお花見をした。

  

余震はまだまだ続く。
東北太平洋沿岸はもう勘弁して><

あちこちの原発が危ない。
発電機、いざという時の為じゃないのか。
地震で弱り切ってる?

http://atmc.jp/plant/rad/?n=1
保安院:誤差的なもの
誤差?
・・・・・・・・・・。

その後、計器が壊れたとか言ってたけど・・・・・・・。


安心できる日々は何年もやって来ない。
みんな本気で疲れてしまう。
作業員の方々も。


そしてまだ不明のままの多くの命。
重すぎる。


4週間目の黙祷


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非日常が日常化している

2011-04-01 | 非日常のお喋り
記憶からは消えない。
意識からも消えない。

だけどもう、遠い日々のような気がする。

たった3週間なのに。


青い空に白木蓮が淡く花びらを広げている。
桜があたりをピンク色に染める前のひととき。




非日常がまだ非日常のまま止まっている人たちがいる。
そのことを忘れてはいけない。


すべての困難と戦っている人たちの為に、花は咲く。

そして黙祷。

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