勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

女神が遠征組に微笑む

2005-05-30 | TVや舞台やスポーツのお喋り
私の阪神ファン歴はかなり長い。
もともと父が野球好きで、小さい頃から父に連れられてよく野球場に通った。
父はスポーツなら何でも好きで、TVでもスポーツばかり見ていた。
そんな環境だったから、私もスポーツ好きに刷り込まれたいった。

父は野球好きだが、特に贔屓の球団はなかった。
いつの間にか私が阪神を応援するようになり、父も阪神ファンになった。
東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアム。
首都圏の球場の阪神戦に、多い時は年間30試合以上観戦に行った。
85年阪神優勝の時は、名古屋まで行った。
掛布・和田・真弓・オマリー・新庄・赤星と、好きな選手は変わっていったが、阪神ファンは変わらなかった。

ただフリーエージェント制になり、某球団がスター選手をこれでもかと言うほど集めるようになってから、純粋な野球ファンではいられなくなった。
野茂がメジャーリーグに去り、その後多くのスター選手がその後を追い、日本のプロ野球はさらに寂しくなった。
選手会によるストライキ。
そして今年の交流戦。
いいことも悪いことも、いろいろあった。

それでも私はまだ阪神ファンだ。
熱心に球場に通うことはなくなったが、阪神が好調だと気分がいいことは確かだ。
現時点で、阪神はリーグ成績1位。交流戦3位だ。
交流戦も一度見に行ってみたいが、一番近いのが千葉だとちょっと二の足を踏む。
一緒に行ってくれる人もいなくなってしまったし・・・。

昨日の日曜日、同じ阪神ファンの庄司くんは、先輩の桑折さんと仙台まで遠征した。
仕事ではなく、野球を見にわざわざ仙台まで行ったらしい。(blog.kb情報)
これまで今年の観戦ゲームは阪神の全敗と言う、アンラッキーボーイの庄司くんを連れて、桑折さんの胸には不安が去来したらしい。
添付画像の庄司くんの顔が苦そうなのも、5点リードから2点追撃された後だったからなのだろうか。
だが仙台まで行ったその熱心さに、勝利の女神も感動したようだ。
その後阪神は4点を追加し、女神は庄司くんに微笑んでくれた。
彼はこの一勝を最高の思いでかみ締めていたに違いない。
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面白いぞ!blog.kb

2005-05-29 | TVや舞台やスポーツのお喋り
jeal.kbと言うビジュアル系バンドのブログblog.kbが面白い。
初めは「○○さんのことが出ています」と言う情報をもらって覗きに行ったのだが、今ではそれと関係なく、ついつい遊びに行ってしまう。
それぞれが別の仕事をこなしながら、ビジュアル系バンドのメンバーとしての誇りを持ってブログに取り組んでいるせいかもしれない。
もうひとつの顔からは想像もつかない顔が垣間見れるせいかもしれない。
しかも構えることなく、気軽にコメントにレスをつけてる。

28日早朝、haderu様(このブログではこう呼ぶのが正解らしい)からこんな書き込みがあった。
「さっき寝たばかりなのに、目が覚めてしまって眠れない」
直後にその書き込みを見た人からコメントがあった。
すぐにhaderu様からの返信。
こんな感じでしばらく二人のやり取りが続く。
普通のブログでもリアルタイムにレスすると、こんなこともある。
だがhaderu様のもうひとつの顔は、TVでよく見るあの人なのだ。

最初の情報どおり、このブログには○○さんのことが何回か書かれている。
○○さんはここではmacchoと呼ばれてる。
22日、mofto様と筋肉談義。
23日、haderu様とツーショット。
24日、眠そうに目をこすりながら登場。
そして25日にはhiden様がmaccho様の引越しを手伝ったと言う書き込み。

さて品庄カテゴリーにmacchoと書いたら、誰のことかわかる人はわかる。
maccho=○司さん。いや、伏字にする必要はないか。
ちなみにhaderu様=・・・書いていいのか?ロン○ーのあ○しさん。
mofto様=よし○との役者さんの○池さん。
hiden様=ニブ○ノゴ!の森○さん。
彼ら(macchoはメンバーではない)は、真剣にビジュアル系バンドに取り組んでいる。
彼らのブログを見たら、思わずライブに行きたくなってしまった。

macchoもメンバーだったらもっと嬉しかったのに。
5月5日には最後に飛び入りで参加した写真も見かけたのに。
7月のライブのオープニングアクトのメンバーに誘われたりもしたらしいのに。
「やだす」と言う妙な即答をしたらしい。
(これはdunch様=じゃぴ○んの桑○さんのブログで知った)

でもそれより何より、品庄にもこんなブログをやって欲しい。
切に希望!
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懲りずに模様替え

2005-05-27 | 日常のお喋り
またブログの模様替えをした。
もうひとつのブログ「Pluviaの窓」が、去年の「中秋の名月」柄じゃ、この初夏に辛すぎる。
そこで新作テンプレートを調べてみたら、あっという間に増えていた。
しかも、以前このブログにウインドウが縦3つ割りは文章が長い私には合わないから、なんと二分割のものを増やしてくれと書いたのだが、新作は見事希望通り。
GOOさん、まさかこのブログを読んでくれたとは思えないが、リクエスト通りでありがとう。

その山積みの新作の中からこれを選んだのは、もうひとつのブログが写真中心だからで、ブログのエントリー部分が写真の幅に合わせて伸びるのだ。
何と便利なと思いながら早速変えてみる。
めちゃ気に入った。
あんまり気に入ったものだから、つい勢いで、こっちのブログまで同じテンプレートにしてしまった。
ところが、こちらには画像がない。
エントリー部分も狭いままだ。
う~~~~ん、どうしよう。
写真を入れるとこんな感じになるのだが…。
(写真は我が家に咲いてたフリージア)
ま、いっか。夏になったら模様替えしてる予感だもの。
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カウントダウンが始まっている

2005-05-24 | TVや舞台やスポーツのお喋り
私は日課のように「品庄軍データベース」にアクセスする。
ここは品庄ファンのメッカだ。
その日のメディアスケジュールが載ってたり、最新の情報はもちろん、過去の検索システムもある。
そのトップページで、今年の品庄の単独ライブ「Decoration」のカウントダウンが始まっている。
ずいぶん先のように思っていたが、もう60日を切ったのだ。

一昨年、去年も単独の内容は、いくつかのコントでひとつのストーリーを作り上げる、言わばドラマ形式だった。
どうやら今年はストーリーをつなげることなく、様々なコントを単発で提供してくれるらしい。
私としてはこの形式の方が嬉しい。
いずれはルミネで、この単独のコントを見られるかもしれない(らしい)。

品庄は毎年(ここ数年は)夏に単独ライブを行う。
品庄の一年は、ここから始まりここから終わるのだ。
今年は去年よりキャパシティーの少ない会場だから、正直チケットが取れるか不安だ。
売り出し開始から10分でソルドアウトした[maturi]に行けなかった悔しさを思い出す。
私の一年も、単独に行かなければ始まりも終わりもしないじゃないか。
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ヴィンセント・ギャロ的憂鬱

2005-05-21 | 映画のお喋り
ヴィンセント・ギャロの「バッファロー'66」は優れた恋愛映画だった。
そういう括りでいいのだと思うが、私はラブコメよりこんな感じの恋愛映画が好きだ。
だからギャロの新作(単館上映)「ブラウン・バニー」を観る気になった。
観た後で、こんな言葉が浮かんできた。

「誰でも一生に一度は小説を書ける。自分の半生の物語だ」

「バッファロー」はギャロの自伝的映画だったらしい。
彼が映画で表現したかったことは、この一作に集約されてしまったのかもしれない。
両親の家を訪ねていった時の、あの何とも言えない雰囲気こそ、彼の自伝だ。
ラスト、誘拐した女性とベッドで並んで寝てるいる時の、微妙に変わる距離感。
あれが彼の恋愛観だ。
ギャロは他にも絵画や音楽で自分を表現してるから、映画はこれだけでよかったのだ。

「ブラウンバニー」
この映画をどう表現したらいいか迷う。
多くの人が最初の30分で眠ってしまうような映画なのだ。
私は基本的にロードムービーが好きなので、かなり楽しみにしてた。
そしたらホントにロードだけのムービーだった。
ニューハンプシャー(アメリカ大陸のカナダに近い東海岸の州)からカリフォルニアまで、ギャロはひたすら車を走らせる。
まさしく大陸横断の旅だ。
その間3人の女性と浅い関係を持つ。
それ以外、カメラは車内からの景色、車内のギャロのアップしか映さないのだ。
無言のまま、ギャロを傷つけたのが「デイジー」と言う名の女性であることがわかる。
誘ってはそれ以上の関係に踏み込むことが出来なかった3人の女性の名は「マーガレット」「リリー」「ローズ」
ストーリーはこれだけだ。
ラストに問題の(衝撃の)シーンがあるにはあるが、そこは映画的付け足しに過ぎない。
ギャロが描きたかったのは、オートレーサーの男の孤独と、底知れない憂鬱だけだ。
余り底知れないので、観てるうちにすっかり憂鬱になってしまった。
憂鬱な気分を疑似体験したい、ポジティブ人間にはお勧めの映画かもしれない。
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やっぱりアレのせい?

2005-05-18 | 日常のお喋り
少し前のことだ。
ベッド脇のテーブルに乗った目覚まし代わりのケータイが、いつもの朝のメロディを奏でた。
いつものように手を伸ばし、アラームを消そうとした。
そのとたん。。。左足膝の裏の少し下の辺りに激痛が走った。
急に伸ばしたのがいけなかったのか、痙攣を起こしてる。
痛みに耐えること数分。

立って歩いてもそれほど痛まなかったので、バイトに出かけた。
だが翌日テニスに行ったのが間違いの元だった。
痙攣したのは膝の裏側だが、膝そのものが痛くなってきたのだ。
帰りは歩くのも辛かった。
それでも湿布をして、バイトを続けた。(かなりの立ち仕事)
しゃがんで、立つときに物凄く痛む。
これはもうダメだと、2日ほどバイトを休むことにした。

思えば数年前、テニスの後に同じところが痙攣して、軽い肉離れになった。
それが再発した感じだ。
でも膝まで痛むようになったのは初めてで、ちょっと不安になる。
膝蓋骨ではなく、十字じん帯だ。炎症だろうか。
これでもまだ病院にいかない医者嫌いには困った。(その話は長くなるので止めるが)

いろいろ考えたが、やっぱりこれは足にかかる負担を軽くするべきではないだろうか。
そう!足にかかる負担=体重!
一度ダイエットして、それは成功した。
そして予想通り、リバウンドした。
しばらくダイエットもしていない。
でもするしかないか。。。。。。。。。。。
やり方はわかってるんだけどね。
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何回見ても笑えるものは笑える

2005-05-16 | TVや舞台やスポーツのお喋り
定例の「ルミネtheよしもと」詣でに行ってきた。
私はルミネのチケットをFandango!の先行発売で買う。
ネットで買うと便利だし、席はいいし。(ただし年間2000円の会費は取られるが)
さて、チケットは2ヶ月前のの20日過ぎごろに発売される。
5月分は3月に買うのだ。(時々何日のチケットを買ったか忘れてしまう長さだ)
出演者は前日に発表されることになっているのだが、これが素直に発表されない。
ずらっと並んだ演者さんの名前の中に、目的の「品庄」がないこともある。

3月もそうだった。
ああ、今月は先行で買えないのか、来月頭にローソンチケットで買うしかないのか。。。
そう思った翌日(発売日)、試しに確認したら・・・あった!品庄の名が!
発売時刻の午後1時は過ぎてる。慌てて2枚のチケットを購入した。
今月はお仲間さんと日にちを打ち合わせる暇もなかった。
でもやっぱり気が合うのか、結局15日には4人の仲間がルミネで出会った。
私の他はメグちゃんかつ太さんお蔵入り人生の3人だ。
リーダーの魔弾くんは、さる事情にて新宿に来る電車賃もなかったようだ。(半分本当)

月に2回通ってるので、多くの芸人さんのネタは「以前も見た」ものになる。
だけど面白いものは面白い。何回見ても笑えるのだ。
品庄のネタも、今年に入ってずっと同じだが、思い切り笑った。
しかも微妙に変えてくるので、毎回違うツボが見つかる。
ラスト、顔を真っ赤にして、声も枯れた庄司さんの壊れぶりが最高!なのはいつものことだが。
お蔵ちゃん情報によると、1じ3じでは脱ぎ捨てたシャツを踏んで、すべりそうになったらしい。
だから4じ6じではシャツを脱ぎかけ、思いとどまったのだろうか。
このネタ、TVではやってほしくない。
ルミネを訪れるお客さんだけの楽しみに取っておいて欲しい。
どちらにしても品庄のネタは、3分程度では本当の面白さなんかわからないのだ。
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古い機械は死に行くだけ。

2005-05-15 | 日常のお喋り
休み長いぞ~!思わず自分に言ってみた。
ブログも、HPも、休みっぱなしの昨今だ。
何故こうなったかと言うと、古い小説の整理をしてたからだ。
PC買う前の、ワープロのフロッピーに入ってる。
もしもワープロが壊れたら、このフロッピーはPCでは読み込めないのだ。
いつかやらなくてはと思いながら、面倒だから放置していたのだが・・・。

私のワープロ暦は長い。十年以上だ。
その間3台のワープロを駆使して小説を書いてきた。
買い換えるたびに前のフロッピーを新しいワープロの書式に変換してきた。
小説を書くだけならワープロで十分だったから、なかなかPCには手が伸びなかった。
だが、3代目のワープロを使っている間に、世間からはすっかりワープロが姿を消してしまった。
そのことに気づいて、急に不安を感じたのだ。
もしこのワープロが壊れたら、次はPCしかない。
PCでこのフロッピーを読み込めるのだろうか。

答えはノーだった。ワープロの書式のままでは無理なのだ。
保存形式をdosに変えなければならない。
ここからワープロの最大の欠点に突入する。
ワープロ内部にはメモリー機能がないため、いちいちフロッピーから文書を呼び出し、別のフロッピーに入れ替え、dosシステムで保存しなおす。
さて、私の手元にはワープロ書式のフロッピーが何枚あるでしょう?
何と言っても12年間の汗と涙の結晶だ。
メモリー容量から考えても、察して余りある。

しかも!(ここからは愚痴になる)
今のワープロの前の機種では、2HDのフロッピーを使えなかったらしい。
そのことを知らなかった(無知な)私は、何も考えずに2HDのフロッピーを買っていた。
多分それが原因なんだろうが、そのワープロは壊れた。
新しいワープロに移し変えようとしたら、2DDのフロッピーは読み込めたが、2HDのフロッピーはまったく反応なし・・・。
原稿用紙に換算すると(計算中)3000枚が無と帰したのだ。
適当な長さの本6冊分だ。
半分はプリントアウトした原稿を起こして打ち直した。
だがそこで私の根性は息絶えた。

今、その続きを始めてる。
どうしても気になるのだ。
カートリッジインク代をケチって、感熱紙にプリントアウトしたものだから、最近文字がやっと見えるほどまで色あせてきたのだ。
このままで行くと、この原稿をすべてなくしてしまうことになる。
多分半年の仕事になると思うが、出来る限り時間を使って、打ち直しを続けることにする。
すでに嫌気がさしてはいるが・・・。
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ナルニアに行ける!アスランに逢える!

2005-05-03 | 日常のお喋り
読書数は年齢と共に減ってきているが、多分これはネットやDVDの影響をまともに食らった結果ではないだろうか。
ネットもレンタルDVDもなかった(一部ではあっただろうが)子供の頃は、数多く読書した。
叔父が小説家を志したほどの読書家だったので、字が読めないうちからたくさんの本をプレゼントしてくれた。
私が喜ぶものだから、親も本題の出費は惜しまなかった。
学校の図書室には、放課後よく入り浸っていた。(外遊びもしたが)

いろんな本を読んできたが、子供の頃もっとも親しんだのはリンドグレーンとC.S.ルイスだった。
「名探偵カッレくん」「さすらいの孤児ラスムス」「長靴下のぴっぴ」
そしてルイスの《ナルニア国》シリーズ。
このシリーズを通して、私は聖書の世界を知り、そしてファンタジーの世界を知った。
そのナルニア国シリーズが、いよいよ映画化された。
こちら
ハリー・ポッターシリーズ、指輪物語の成功が、ファンタジーの古典を映画化する決断をさせたのだろう。

それもしても実写とは・・・。
人間は問題ないが、登場人物の殆どは動物だ。(もちろんCGが主だろうが)
幼い頃の憧れ、アスランはどんな風に描かれるのだろう。
気になる。とっても気になる。
そしてわくわくする。
久々に押入れの箱の中から、ナルニア国シリーズを取り出してみようか。
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ありがとう、じゃくしー

2005-05-01 | 日常のお喋り
2年間、お世話になった「じゃくしー」が、とうとう終幕を迎えた。
その時を最後に一緒に迎えようと、親しくなった方8人で、21時からチャットをしていた。
写真関係の方が多かったので、最初の頃はカメラの話で盛り上がったり。
チャットルームでおしゃべりしながら、時々もうなくなろうとしている掲示板に写真を投稿したり。
1年以上の付き合いがある方ばかりなので、気心も知れている。
「さよならパーティー」と銘打ったチャットは楽しかった。

だけど残り時間が1時間を切った辺りから、どことなく寂しさが漂い始めた。
みな、選りすぐりの写真や、思い出の写真をアップし始めた。
上の写真は、私がデジカメを購入し、最初の頃に撮ったノボタンだ。
掲示板と言いながら、左右に分かれていて、左側にはトップ画像と言う、その家の看板のようなものを常に表示しておくことが出来る妙な作りが特徴だ。
それまでは私はその特性を生かせず、フリー画像や頂き物をトップ画像にしていたが、デジカメを買ったお陰で初めて自分の家(板)を自前の画像で飾ることが出来た。
それはものすごく嬉しい出来事だった。

この場にはいない、懐かしい人の名前もたくさん出た。
思い出のエピソードを語り合ったりもした。
最後の10分になると、チャットの方はお休みし、猛烈な勢いで画像アップを始めた。
私もネタが続く限り、新作画像をアップした。
0時になれば消える。
ここに残ることはない。
この場にいる人以外、誰も見ることはない。
それでもアップし続けた。

デジタル時計が10秒前になった。
最後の一枚をアップしようとした。
《エラー:名前が入力されていません》
慌ててHNを書き、投稿ボタンを押した。
《サーバーが見つかりません》
終わったのだ。

じゃくしーはシンデレラの魔法のように、0時になったとたん消えてしまった。
だがそこで作った思い出は消えない。
そこで出来た友達は消えない。
「これからもよろしく」
そう言ってチャットルームを去っていった仲間たち。
もう一度言おう。
彼らと引き合わせてくれてありがとう、じゃくしー。
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