勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

「ゆめノート」を開いたら

2006-07-30 | TVや舞台やスポーツのお喋り
品川庄司コントライブの初日。
恵比寿の街でジャンバラヤを食べ、ガーデンホールに向かう。
1階を埋め尽くすお花の中に、ひっそりと私たちが贈った花も飾られていた。
(写真・携帯で撮ったので、画質が粗いです)

初日は長いという伝統は今年も生きていた。
実に3時間の公演。
だがコントの数は例年より遥かに少ない。
ひとつのストーリーを順に追っているので、コントと言うよりお芝居だった。

今の段階ではストーリーさえ書くのが憚れる。
特筆すべきことは劇中で演奏され、さらにEDでも流される曲がオリジナルな点。
(作詞:品川祐・作曲:elsa(jealkb)
二丁拳銃の歌も素晴らしかったが、やはりオリジナルは嬉しい。
品川さんと金成さんの歌。
そして庄司さんのギターとブルースハープ。
DVD発売の楽しみの一つになりそうだ。


不満な点をひとつ。
フロアに椅子を置いただけの段差なし部分、11列。
演者さんが椅子に座っただけで、顔が見えなくなる。
椅子も過去最低だ。
3時間、首も腰が痛いです・・・。
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お芝居はランニングから

2006-07-27 | 日常のお喋り
夕刻に自宅の前を山車が通った。
そう言えばお祭りだったんだと思い出し、デジカメ片手に外に飛び出す。
見事に目の前にいる。
カメラを構えると、山車を引く人たちの掛け声が勢いを増した。

山車の上で太鼓を叩いてる兄ちゃん・姉ちゃんがこちらを見る。
こちらは顔が映らないように気を使っているのだが・・・。
考えてみれば、毎日稽古してこの日に備えたのだから、見てもらいたい気持ちの方が強いのだろう。
普通にプライバシーを考えて撮影している私は、祭り向きの性格ではない。

よく考えたら昔演劇少女だったくせに、人に見てもらいたいと言う意識が余りない私は、演劇向きの性格でもなかったんだろう。
舞台の上に立つと性格は変わるが、それだけでは足りないと自覚はあった。
絶対に目だってやるんだという根性に欠けていた。


「下北サンデーズ」は小劇団の話だ。
今日はなんだか軌道修正してしまって、やや残念な気はしたが、監督ごとにそれぞれの持ち味があってもいいような気はする。
一般受けはしそうだし。

それはともあれ、このドラマを見て思い出した。
私は体育会系のノリが苦手で、演劇の世界と縁を切ったということを。
腕立てとランニングと上下関係が大嫌いで演劇を諦めた。
実は自分の声が嫌いと言う、裏の本音もあるのだが。

もしかしたらこうなっていたかも、と言う自分を想像しながらドラマを見る。
他のドラマでは味わえない楽しみだ。
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名前の話

2006-07-25 | 日常のお喋り
アメリカの人気TVドラマ「フレンズ」の最終シリーズをDVDで見ていたら、改名のエピソードがあった。
結婚した登場人物が、役所に苗字を換えに行ったシーンだ。

そもそも結婚しても結婚証明書がもらえるだけで、入籍なんかないアメリカでは、わざわざ届けないと独身時代の名前のままなんだと思い至った。
しかも役所で「好きな名前を書き込んでくれ」と言われた登場人物は、相手の姓にするどころか自分の名前も変えて、アニメのような名前になってしまう。

日本では余程のことがない限り、改名は出来ない。
国民を震撼させた極悪犯罪人と同姓同名とかね。
戸籍システムの堅苦しさが、いかにも役所仕事だし。

もしも自由に名前を変えられるとしたら、変える人はどのくらいいるだろう。
自分の名前が気に入らなかったとしても、生まれた時から呼ばれている自分のアイコンを、簡単には変えられないと思う。
国税調査の時でさえ、殆どの人は本名書いてるだろうし。

そこで登場するのが芸名、ペンネームなど、職業上の名前。
最近ではネット上だけで通用するハンドルネームもある。

私は小学生の時から、何となく小説のようなものを書いていた。
その頃からペンネームを持っている。
幾度か改名して、高校時代から現在のものに落ち着いた。

《浅海 深》(あさみ しん)は、すでに私の第2の名前だ。
海=水が好きなので、サンズイの名前にしたかった。
それから名前に意味を持たせたかった。

ダイビングの名所になるようなきれいな海を、表面から眺めると底が浅く感じられる。
余りにも透明で、手を伸ばせば底に届くのではないかと思う。
だが潜ってみると意外な深さに驚くだろう。

つまり―浅く見える海だが、意外と底は深い―
そんな意味を込めた名前なのだ。
人間的にも、作品的にも。

さて、私という人間の底は、今浅いのだろうか。深いのだろうか。
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そして必ず幕は開く

2006-07-23 | TVや舞台やスポーツのお喋り
耳を疑うようなニュースが飛び込んできて、ずいぶん日が経った。
その間、暗い気持ちになったこともあった。

バラエティ番組と言うのは残酷で、一度でも餌を与えると、ピラニアのように食らいついてきて離してくれない。
もっともっとと要求される。
そしてつい余計なことまで口にしてしまう・・・。

正月に某テレビ局で放映された番組は、私が生まれた初めてみたレベルの酷さだった。
見ていて不愉快だったし、後味も最低だった。
レギュラー番組を何本も抱える、芸も身もある人たちをあれだけ揃えて、あれほど低レベルな内容の番組しか作れない局製作の人たちに腹が立った。

と同時に、それ以上の面白い芸を見せて、話術を駆使し、企画そのものを覆す力のない某軍団に失望した。

あれからもう半年以上が経つ。
庄司さんは少なくとも意識的にそれ系のネタを避けるようになった。
「検索ちゃん」でも、近頃それ系は申し訳ないけど河本さんが受け持ってくれていた。
だけど一度ついたイメージは、簡単には払拭できない。

私にはそのことが一番辛い。
庄司さんはイメージよりずっと真面目な人だと、私がここでどんなに主張しても、世間の耳には入らないだろう。

私がニュースを聞き、落ち込んでいた夜、ピース・綾部くんのブログにこんなエントリーが載った。
今週末に幕が開くコントライブの稽古に、こんな時間まで取り組んでいる。
恐らく他の仕事の関係で、稽古は睡眠時間を削った夜中に行うしかないのだろう。

21日には、同じくゲスト出演の宮川大輔さんのブログにもこんな報告が。
後10日を切ってからオープニング撮影。
本当に厳しいスケジュールなのだ。
だがこうした報告を聞くと、気持ちが高揚して憂鬱を忘れられる。

さらにここにも
ここにも。(写真は綾部くんだけど)

もう連日稽古なんだ。
私の気持ちもすっかり盛り上がってきた。
ありがとう、後輩たち。(宮川さんは先輩だけど)

何が起ころうと、稽古は続く。
そして必ず幕は開く。
その舞台で見るものだけが、何にも増して真実なのだ。
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The show must go on

2006-07-21 | TVや舞台やスポーツのお喋り
新ドラマが始まる時期に、某店が半額レンタルしたものだから、ドラマは全部HDDへ。
今週になってからやっと、新ドラマの1回目・2回目辺りを見ている。
ちなみに、1回目だけで2回目は見ないものもある。

―結婚できない男―

これだけは裏の「リンカーン」をDVDに落とす為、生で見ていた。
正直「結婚できない男」の生態などには興味はない。
だが阿部ちゃんと塚本くんには興味があるので見てみたら、すっかりハマった。
そして【ケンちゃん】に心を掴まれた。

BGMを使わない、ゆったりとした空間に流れる絶妙な間。
メインキャラが全員自分の役割をよく心得ている心地よさ。
毎回お約束になっている繰り返しのギャグの安定感。
そして阿部ちゃんが結婚「しない」ではなく「できない」ことを納得させる無神経な発言の数々と、それを受ける女優陣の上手さ。

最後はこのうちの誰かと阿部ちゃんが結婚するというオチをHPに書いてしまうPの無神経さにも笑ってしまった。
誰と結婚するかなんてどうでもいいのだが。
結婚するのかしないのかが気になるのだが。
このP発言以外は、今のところ殆ど減点がないドラマだ。

―マイ★ボス・マイ★ヒーロー―

TOKIOが好きなので、長瀬くんのこのドラマも見逃せない。
しかもKAT-TUNの中では赤西くんの次に好きな聖くんも出てるし。
しかも長瀬くんがおバカなヤ○ザで、高校生に成りすますって設定だし。

期待に違わず、最初から最後まで大爆笑した。
もともと長瀬くんは演技のうまい俳優さんだが、この顔芸は芸術だ。
「マンハッタンラブストーリー」の松岡くんの顔芸と並び立つ。
視聴率は取れなくても、このふたりはいいドラマに当ってると思う。
(1部例外ーナースマン2とかムコ殿2とかーを除く)

「うぉ~~た~~!!!」
と叫ぶシーンは、本来なら感動的に持っていくだろうに、最後まで笑いを貫いてくれたことも評価。
針仕事が上手い舎弟と言う設定の聖くんも、経験豊富な人だけに上手い。
2話の市村さん・長瀬くん親子の食事シーン、黙っているだけで笑える。
これも合格点だ。

―下北サンデーズ―

堤監督のブログで知って以来、かなり期待していた。
ただキャストが上戸さんだけに頼ってる感じで、やや不安。
だがいざ蓋を開けてみると、その上戸さんがいい!
「アテンションプリーズ」は見る気にもならなかったが、全然違うのだ。
彼女はアイドルではなく、本物の女優さんなのかもしれない。

「わかる人だけわければいい」と言う小ネタは、相変わらず堤節。
良く見ていないと、見逃してしまうものもたくさんある。
眠眠亭のメニューなんか、ふたつくらいしか読めなかった。
お習字のシーンの「渚のハイカラ人情」(爆)

今日は2回目を生で見た。
千葉大の学生三谷クン(!)と野田クン(!)の「笑いの偏差値が低い」って。
いいのか?
上戸さんの「コマネチ!」「めちゃめちゃ陰気やねん」かわいい!

「梅が丘・豪徳寺・土曜の次はサンデーズ」
一緒に声を合わせていた私・・・。
黒子・上戸さんのベタな失敗に、声を上げて笑う。
もうすべてが好きとしか言いようがない。

堤監督のすべての作品が面白かったわけではない。
中には1回か2回で見なくなってしまったドラマもある。
だけどこれは当たり!!
多分そう思う人の数は、それほど多くはないと思う。
「TRICK」を期待した人は脱落すると思う。
でも私は面白いから、もうそれだけでいい。



視聴率が良くても悪くても、ドラマは続く。
どんなに評判が悪くても、作り続けるしかない。

たとえ何が起ころうとも、舞台に立った芸人は人を笑わせなければならない。
芸人の泣き顔を見たくてTVを観る人はいないのだ。
「いいとも」で普段と変わらなかった彼を、薄情だと思う人は思えばいい。
コントライブの幕はもうすぐ上がるのだ。

《The show must go on》
下北サンデーズの舞台上で、上戸さんがつぶやいた台詞を彼に捧げよう。
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ドメイン取得

2006-07-19 | HP製作(のお喋り)
ずっと前からドメインを取得したいとは思っていた。
ただ私はネットとHPにお金をかけないと言う主義でやってきたので、長いことためっていた。
HP製作もソフトを買わずに自力でやってきたし、BBSなども無料のところしか使用していない。

当然ドメインにはお金がかかる。
相場はわかると思うので書いてしまうが、月に400円。
たいした額ではない。
単に主義の問題なのだ。

私のHPは、BB会員にもれなくついてくる無料のスペースに置いてある。
無料の代わりに、恐ろしくカッコの悪いアドレスもついてくる。
geoはネット初心者の代名詞だし。

思い切り悩んだ。
そしてついに昨日、ドメインを取得してしまった。
ドメイン名の候補は二つ。
長いことペンネームをして使っているもの。
HPのタイトル。
結局簡単な名前の方を選んだ。

http://www.asamishin.com

これが今日から私のHPのアドレスになった。
(*移転したわけではないので、前のURLからもアクセスできます)
ちょっとした見栄を張るために、月400円の出費。
これはいい買い物だったのだろうか。
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なんて素晴らしい家族

2006-07-17 | TVや舞台やスポーツのお喋り
土曜日に第4回「薫会」が行われた。
命名は幹事のNこ~んさん・・・ではなく、K太さん。(勘違いしてた 汗)
品川庄司・庄司さんのご両親が蒲田で営まれている「スナック薫」にて催されるオフ会を、私たちはこう呼んでいる。

M弾くん主宰のMLメンバー(とそのお友達)で集まる「薫会」も4回目。
お店にもメンバーにも慣れて、実に和気藹々とした雰囲気だった。
やはり初めはオーナーとママが庄司さんのご両親と言うことで遠慮がちだった私たちも、今やそんなことなど忘れ、思い切り楽しんでいる。

前夜は暑さの為にほとんど眠れなかった。
電車の中で寝込みそうになりながら、今日はお酒を控えた方がいいかなと思っていた。
だがもてなし上手なマスターに勧められるまま、どんどんピッチがあがってしまった。
酔うとひたすらお喋りになる私は、妙なハイテンションでノリノリになっていた。

今回も集合は早めだったので、5時過ぎには飲み始めてる。
マスターはお相撲を見ていたが、5時半になると当然のごとく「いただきマッスル!」にチャンネルを換えていただいた。
「あら、智春だわ」とママ。
普段はあまり息子さんの出演するTV番組は見ないようだ。


写真はカラオケのTVに写る「いただきマッスル!」 さりげなくサブちゃんも参加。(携帯からは見られないのでごめんなさい)

地元の常連さんとも、何だかお馴染みになってしまった。
いつもなんだかんだと差し入れをいただくのだが、今回はこれ!


真っ黒いスイカだ。
(ライトとフラッシュの関係で緑に見えるが、実物はもっと黒かった)
食事が終わった頃にママが私たちの為に切り分けようとした瞬間、「あ~、待って!」
もちろんデジカメ持参の何人かが、画像を撮るために声を上げたのだ。
ママさんをちょっと驚かせてしまったが、ニコニコと笑いながら私たちの我侭な制止に応じてくださる。

このスイカ、甘くてとっても美味しかったのだが、その前に恒例のあれ。
でも今回はあれだけではなく、メンチカツとコロッケまで加わった。


これってもうお店ではなく「庄司家の食卓」だ。
ママは本当に料理上手で、どれもこれも美味しい。
こんな美味しいママの手料理で育った庄司さんは、実は美食家なのではないかと思う。
「いいとも」のコーナーで、少しは意見を取り入れてあげてね、良純さん!

その他にも酢の物、巻き寿司、漬物、おつまみと盛りだくさん。
マスターからいただいたソフトクリームは、一人ずつお箸で分け合った。
ソフトクリームをお箸でって、もちろん初めての体験だが、これはこれで楽しい。

宴もたけなわの頃、メンバーの一人からとっても嬉しい報告があった。
こうなればいいなとずっと思っていた。
見ているほうが焦れったくなるほどだったが、とにかく拍手喝采だ。

そろそろお開きかと言う時刻になって、お仕事を終えた薫お兄様がお店に。
私たちが来るときはいつも顔を見せてくださる。
禁煙の影響か、太ったと言いながらも、相変わらず素敵なお兄様。
ツーショットのお写真、大切にさせていただきます!

今回はカラオケにマスターが賞金を出してくださった。
88点・91点・96点を取るといただけるのだ。
なんと私は最初の賞金ゲット者になった。
最初の写真がそれ。
マスターとママと仲間の笑顔と拍手に祝福され、浮世の憂さも吹っ飛んだ。

メンバーもどんどん親しくなって、今回は結構深い話もしたりした。
この会はもうず~~っと続けていきたいと思う素敵な会に成長した。
次はコントライブの後、みなで思い切りその話で盛り上がろう。
もちろんその前に、コントライブで盛り上がるけど。
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犬だって参ったワン!

2006-07-15 | Pluviaの窓(写真のお喋り)



昼下がりの道を歩いていたら、美容院の前に彼or彼女を見つけた。
「おお、いい被写体だ!」と思って近づくと、すっと頭を持ちあげた。
「写真撮らしてね」と笑みを浮かべながら話しかける。
暑さの余りぐったりしていた彼or彼女は耳をぴくぴくっと動かして、頭を元に戻す。
そのまま5枚ほど撮影。
たまに方目を開けて、こちらの様子を窺がう。
「もう一枚」と言うと、仕方ないなあと言う顔で目を閉じる。
アングルを変えるたびに動いても、気にしやしない。
写真を撮り終わる。
彼or彼女がまた頭を持ち上げた。
「ありがとっ」と小さく礼を言う。
するとまた耳をぴくぴく。元の姿勢。

小さな触れ合いはいつだって気持いい。

2004/8/3
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今日の空

2006-07-13 | Pluviaの窓(写真のお喋り)



今日も暑かった。
それでもさらに汗をかく為(と言うしかない)、テニスをする。
遠慮ない太陽が照りつけるコート上の気温は、いったい何度に達しているのだろう。
あっという間に体中の水分が蒸発してしまう感じだ。
20分おきに冷たい飲み物を補充する。
暑さの為に集中力が欠けているのがわかる。
追いつくはずのボールに対して、反応が少しずつ遅い。
それでも体内の不純物を汗と一緒に排出してしまった後は、とても爽やかな気分になる。

行き帰りには、バックに必ず入っているデジカメを取り出し、目に付くものを何でも撮影。
今日のお気に入りは空だ。
とにかく青い!
雲も様々に形を変えて楽しませてくれる。
犬と猫もおとなしくモデルを務めてくれた。

久々に大量の写真をゲットした日、体は疲れているけど、心の中はちょっぴりリッチになった気がする。

2004/8/2
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ケーキなんか嫌い

2006-07-11 | Pluviaの窓(写真のお喋り)



子供の頃、誕生日パーティーと言えばイチゴのショートケーキが出てきた。
招待した他の子供は喜ぶ。
みんな口の周りをホイップクリームだらけにしながら、ケーキを頬張っていた。
私はこの生クリームが嫌いなのだ。
スポンジケーキも余程本格的な美味しいものしか好まない。
だけど子供はケーキが好きと言う大人の思い込みに対して、当時の私は逆らう気力を持てなかった。

よく考えれば、私はお菓子類もあまり好きではない。
時々強迫観念に駆られたようにポテチが食べたくなったりするが、お菓子を食べない日の方が圧倒的に多い。
ただこれは自分の意思で一日を過ごせた時の話だ。
バイト仲間が食べる?と言って差し出してくれたポッキーの箱。
いらないわとは言いづらく、結局2・3本つまむ。
今日ケーキ食べていかない?と誘われても断れない。
絶対に食べられないほど嫌いなわけではなく、中にはホントに美味しいケーキもある。
ホイップクリームたっぷりなものを避ければ。

そして何故だかわからないが、すごく嫌なことがあった日、私は自分でケーキを買って帰る。
この行動は自分でも理解しがたい。
ちょっと豪華な食事をしに行けばいいじゃないかと思う。
思うが、ちょっと豪華な食事は最低でも3000円くらいかかる。
ケーキは高くても500円ほどだ。
500円の贅沢。

帰宅してからコーヒーを入れ、普段は使わないカップとお皿を出してオヤツを頂く。
今日はブルーベリーパイ。もちろんホイップクリームは入っていない。
口に運ぶと、ちょっといい気分になったりする。

何の話だったっけ?
そうそう、私は本当にケーキが嫌いなんです。

2004・9・25
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