勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

束の間

2007-11-20 | 日常のお喋り
休む暇もないこの頃。
用事で出掛けたついでに、束の間の休息。
ショコラムースとイチゴのタルトも束の間の運命。

さてまだ残ってる用事を片付けますか…。

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泣きました

2007-11-19 | TVや舞台やスポーツのお喋り
やはり紀伊国屋書店でサイン会をするということは、大先生の証なのではないだろうか。
それほど物々しい感じのサイン会だった。

想像していたのとはかなり違う。
なにしろサイン会場は個室なのだ。
机の向こうに腰を下ろした庄司先生は、少し緊張していたようだ。
第1陣として入室した私たちを、鋭い眼光で見つめる。
そこにいるのは「芸人・庄司智春」ではない。
間違いなく「作家・庄司智春」だった。

会場についてから、プレゼントも手紙も、何一つ持っていかなかったなと考えた。
持って行けば話をする糸口がつかめたかも知れないが、何も持っていかなかったし、ありきたりのことを言う気にもなれなかった。

私の番になって庄司さんの前に進むと、彼の方から「ありがとうございます」と言う言葉をいただき、会釈までされてしまった。
ますます私の言うことがなくなる。

整理券に名前を書いてあるので、庄司さんはすぐに本にペンを走らせ始めた。
だがその手つきは丁寧で、実にゆっくりだ。
サインをし慣れたタレントさんと言う感じはまるでしない。
手書きのサインの1字1字を確かめるようにペンを進めていく。

サインが終わり庄司さんが私を見上げた。
ここで何か言うべきなのかもしれないが、私はその目を見つめただけだった。
そして思いついたように手を差し出すと、庄司さんはペンを置いてその手を握り締めてくれた。
大きかったが、細くて繊細な手だった。

私はやっとここで「ありがとうございます」と言いながら本を受け取った。
間抜けだ。

初めの方だったのでどのくらいの方がサイン会にやってきたかわからなかったが、庄司さんのブログを読むと、出版社の方が「正直驚いた」ほどの人数だったようだ。

お茶をした後、来られなかった友達の整理券を持ってもう一度紀伊国屋書店に行った。
もちろん庄司さんは帰った後で(二度並ぶのは恥ずかしくて出来なかった)、名前入りではないがサインの入った本をもう一冊手にして家路に着いた。

電車の中ですぐに「交換日記」を読み始めた。
駅に着くまで、目を離すことなく読みふけった。
家に戻って最後まで読んだ。

最後の何ページか、私はずっと泣いていた。

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商売繁盛(売れ行き促進)

2007-11-18 | TVや舞台やスポーツのお喋り
先日、庄司さんの期間限定ブログに、モ○バ○ガーのエントリーがあった。
庄司さんの番号札は「17番」
奇しくも小説の発売日だ。

昨日、私もモ○バ○ガーに行った。
番号札はなんと「18番」
奇しくもサイン会の日。



だからどうなんだって話だけど、いつものお仲間すずさんのご好意でサイン会の整理券を取ってもらった私は、意気揚々と・・・いや、ちょっぴりビビりながら新宿へ向かった。

早めに待ち合わせをして、私は本日1回目の食事をした。
同行のねこ~ん氏はすでに2回、すずさんも遅めの朝食を取っていたので、私一人パスタを頬張った。

それでもまだ時間があったので、花園神社に寄ってみた。
庄司さんのブログによると、出版社の方が小説の売れ行き好調を祈願した絵馬をこの神社に奉納したそうだ。
酉の市の時期だけど、今日は酉の日じゃないようで、神社に賑わいはなかった。

お参りをして、絵馬を探してみた。
あっという間に発見。
再度絵馬と同じことをお祈りして、紀伊国屋書店に向かった。

Comments (2)
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見えたり隠れたり

2007-11-11 | TVや舞台やスポーツのお喋り
それは唐突なお知らせで、なんだかいい気分ではなかった。
毎月ほぼ2回、新宿まで通っていた私の足を止めさせる理由のひとつだった。
ルミネtheよしもとのチケット値上げ、そして先行発売方法の変更・・・。

チケットの値上げには目を瞑ろうと思い、6月の先行発売日をチェックした。
だが発売当日になっても、品川庄司の出演予定日はスケジュールになかった。
7月も同様だ。
私は8月と9月分のチケットを買えなかった。

こうなると何だか気持ちに張りがなくなり、10月分のチケットのことはすっかり忘れてしまった。
個人的な状況が複雑で多忙になっていたこともあるのだが。

9月になり、ふっと思い出してルミネのHPを覗いたのがちょうど11月分の先行発売日だった。
品庄のスケジュールは金曜日の昼間に限られていたが、その点は自由が利く仕事なので、1日だけ買ってみた。

ぴあから当選のお知らせが来たのは1週間後の金曜日。
そしてなんと、日曜日までにぴあのお店で発券しないと無効だという。
ぴあのお店は家の近くにあるわけではない。
今回は他に予定もなかったからよかったものの、忙しければ2日のうちに取りにいけないこともある。
つくづく不便だ・・・・・・orz

前置きがかなり長くなったが、金曜日にルミネに行ってきた。
7月半ばから、ほぼ4ヶ月ぶり。
いいともを見て、着替えをして、電車に乗り新宿へ。
遅めのお昼を食べ、6階の無印で買い物し、7階の劇場へ。
な~にも変わってないね。

オ○ナ○ンCのタダコインをもらって席に着く。
前説の若手芸人が現れ、オープニングの音楽が流れ、やがて幕が開く。
な~にも変わってないね。

3番目に品川庄司が出てきた。
さらっと流した自己紹介から、さっさと本ネタへ。
「銀行強盗だ!」
な~んにも変わってないね。

自己紹介から小ネタ、小ネタ、アドリブ、本ネタ、小ネタからのかぶせ、天丼、天丼、オチ。
その怒涛のような流れが好きだったんだけどな。
10分強の時間の中で、舞台の起承転結・大円団を見たような満足感があった。
それがM-1後から次第に今の形へ。
舞台設定にのめり込めないまま始まったお芝居みたいだ。

ネタがつまらないわけではないのだから、実にもったいない気がする。
品川さんの亀○一家の真似や、庄司さんのタンクトップから見え隠れするチ○ビのネタばかりが目立ってしまう。
この辺が小ネタの代わりをしているんだろうけど。

話はちょっとそれるが、庄司さんは彼のおじい様が「こんな頑固な子供は見たことがない」と飽きれたほどの頑固者だ。
この日もタンクトップがダラっと下がっている(品川さんが引っ張ったため)から、ジャケットがはだけるとチ○ビが顔を覗かせることを何度も注意された。
その都度タンクトップの後ろを引っ張るのだが、最後はまた前を引っ張ってもとの状態に。
もちろんネタとしてやっているんだろうが、私は思わず「この頑固者」と呟いてしまった。

気が短い品川さんと恐ろしいほど頑固な庄司さん。
二人の喧嘩はこの気質からして避けられないものだった気がする。
お互いの欠点を理解しつつ、喧嘩しながら、耐えながら、もう13年もコンビなんだなあ。
欠点はもう直らないだろうし、このまま後何十年もコンビなんだろうな。

それでいい。
漫才コンビは一生ものの夫婦と同じ。
夫婦との違いのは、万が一離婚したら再婚はないというところ。
どれだけピンの仕事が多くなっても、彼らには一生添い遂げてもらいたい。

見えたり隠れたりする、彼らのお互いへの気遣いと愛情を、この先もずっと見ていたいから。
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