近代文学館の記念展示会では、作家の原稿、手紙など貴重な資料が展示してあった。
その中でも、与謝野晶子さんの和歌百首をしたためた金屏風が、一番注目を集めた。
この資料はそれを表紙に作ってある。
パラパラと中をめくると、
こういう展示会があれば、じっくり見たいなあ。
きっと何時間でも、飽きることはないだろう。
余談だが、
最後の写真は、「芥川賞・直木賞受賞作品の原稿」である。
つい数日前、芥川賞・直木賞の作品が発表された。
最近の作家さんは原稿に文字を書く人は少なくて、パソコンに文字を打ち印刷する人が多いのではないだろうかと想像する。
原稿を手書きする作家さんは、おそらく貴重な存在だ。
そういう作家さんの原稿は、作品が文学史上の傑作になっていけば、
将来必ずや高値で取引されるのは間違いない。
自筆原稿は、重要であり大切な財産だ。
現在でも原稿に手書きの作家さんがいることを強く望む。
手書きにこだわりを持って書く作家さんがいてくれたら嬉しいなあ。