アジアはでっかい子宮だと思う。

~牧野佳奈子の人生日記~

発表=旅project☆2008

2008-02-28 | お知らせ
3月中旬から、旅に出ます。

只今その準備に大忙し。。。


元々考えていたのは、「6ヶ月くらいでアジアとアフリカと南米を回る」こと。
これを具体化するのは結構大変だ~・・と、ついこの前気づいたバカな私です。


まずは、行きたい国のピックアップからスタート。
ここで最初の壁にぶち当たった、紛れもなくアホな私。
・・・・・どこ行きたいか?ったって、、、、なぁ。。。。。。。。

目の前に白紙を置かれると、それまで頭で描いていたものも出て来なくなるものです。
行きたい国は山ほどあったはずなのに、いざどこに行く?と迫られると、分からない。。。何が分からないかって、諸外国のことを実はほとんど知らないんだということに気づかされるというか。


まぁ、そんなことで、まずはテーマを決めました。
何のために、何をしに、自分は旅に出るのか。

今後の仕事や方向性をいろいろ考えた結果、出てきた答えは以下の通り。

「”環境”について考える」旅にしよう。

今、何かに付けてとりたてられている環境問題が、やはり私の原点です。
テレビの仕事に就いたのも、写真を始めたのもそのためだった。。。そういえば。


ということで、早速それっぽい本をいくつか買い込み、調べましたよ私ゃ。
『丸太の輸入量=日本:世界第3位。』
『インドネシアの合板を日本が大量輸入。その8~9割は違法伐採と推測される。』
『パプアニューギニアでかつて王子製紙が熱帯雨林を皆伐。森林の60%はすでに消失し、その90%は違法伐採だったと推定。』
『バーチャルウォーターと呼ばれる間接水(家畜を育てるため等に使用)の大量輸出入により、水が枯渇する地域が生まれる。日本の輸入先=1位:アメリカ、2位:オーストラリア』
『水産物の輸入量=日本:世界第1位。太平洋/大西洋のマグロ、タラ、ヒラメがこの50年間で90%減少。日本の輸入先=中国、アメリカ、チリ、タイ・・・』


そんなこんなお勉強を夜な夜なして、ようやくいくつかの国の名前が挙がってきました。さぁ~て、あとは選んでつなげるだけだ!

で、つなげたの。

《日本→マニラ→パプアニューギニア→ツバル→マレーシア→インドネシア→タイ→インド→ドバイ→トルコ→ケニア→南アフリカ共和国→ブラジル→キューバ→メキシコ→ニューヨーク→タヒチ→日本》(後半は単に行きたいだけ)


っと、ここでチケット情報を入手。
たくさんの国を訪れるときには「世界一周チケット」というものがあるらしく、30万円台でオリジナルルートを組めるのだという。。。だがしかし、お金にうるさい私は、一応この「世界一周チケット」とやらを使わなかった場合の予算を計算。(各航空会社の英語サイトで値段を調べるのです。)

するとなんと・・・余裕の100万円超え!!!
 
    当たり前か。

ちゅうわけで、「世界一周チケット」を使った場合を再度計算してみると、最大の4万マイルを購入した場合でも70~80万円。お得じゃないの~。

ちなみに「世界一周チケット」にはいくつか種類があって、使用できる航空会社や移動できる総距離、滞在できる都市の数などに違いがあります。
私の場合は、太平洋エリアとアフリカ、南米に強い「ラウンド・ザ・ワールド」っていうチケットがベストなよう。本によると ”旅マニアが好む”チケットなんだそうで、別にマニアでも何でもないんですけど・・・と思いつつも妙に納得。。。。(本は「世界一周NAVI」という、これまたマニアックで分厚い本。かなり詳しいので、私の回りの人には喜んでお貸ししますw)

また「世界一周チケット」は外国でも買えるらしいのだけれど、いずれにせよ、全ルートをあらかじめ決めて航空券を買ってしまわないといけない。つまりルートの変更はできないに等しく、ブラブラ気ままな旅には向かないかもね。

ということで、とりあえず私のルート素案が全部で何マイルになるのかを調べてもらうため、ネットの旅行会社に見積もりを依頼しました。結果・・・

「お客様のルートですと5万マイルを超えてしまいます。最長でも4万マイルまでしかチケットがないため、ルートの変更をお考えください。」とな。。。



まぁ、こんな風に私の旅の準備は進んでいるのです。
他にも、海外旅行保険を安く押さえる方法・・とか、最も便利でチープな国際携帯電話は・・?とか、国際銀行の口座開設!とか、ビザが必要な国/予防接種が必要な国を調べてそれぞれ揃えなきゃ~!!とか。。。やることは次から次へと待ち受けているわけであります。(現時点で残すはビザだけw)

いつもいつだって、私の旅の準備は出発直前なのですが、今回もやはり同じだった・・・。初めての長期旅行にも関わらず、なんでもっと前から始めなかったんだ~~~ToT


それでも、出発希望日は3月13日で引き続きコトを進める次第。

1日1日が勝負です。(そんなら早く書き上げて寝ろ!っちゅう話だ。)


旅ルートの最終決定は後日報告w & 世界各国からのインターナショナルなリポートをお楽しみに♪

農家と写真家の共通点。

2008-02-23 | ~2012年まじめ系の日記
今、あわら市にある直売所のホームページづくりをやってまして、ちょくちょく農家さんのところに取材にいきます。

で、すっごく思うの。

農家って、スゲー。


今では少しずつ変わってきているようですが、数年前までは、農家っていえば「汚い」「辛い」のマイナスイメージ。私が農学部に行くって言い出したときも、親戚そろって反対されました。

私が無知で浅はかなだけかもしれないけれど、農家のマイナスイメージに加えて、「農業くらい誰でもできる」っていうようなイメージが、私たちの意識の中に少なからずある気がする。・・・私の中には、ありました。

だって、種植えれば勝手に生えてくるじゃない?


いや何言ってんだ、それを育てること、量をこなすことがどんなに大変で重労働か!
ーーーそれは分かってまんがな。確かに種を植えただけじゃ~食っていけねえ。だけどそういうのは肉体労働の辛さだろうよ。仕事やってりゃ皆おんなじさ。

ってことは何かい?昔から農民の位が低かったのは、誰にでもできるからってことかい?
ーーーそんなの知らねえよ。だけど確かに農民の位が低かったことが、潜在的な農業のイメージをつくってるってのはあり得るな。


そんな自問自答が今にも聞こえてきそうです。


まぁ、それはともかく、農家さんの話を聞いていると感心させられることがたっくさんある。・・・きっとどの職業でも同じなのかもしれないですが、農業に関しては特に “知っていると思っていたのに無知だった!”というような驚きが無数にあるのです。

例えばこんなこと。
夏になると畑にゴロゴロしているスイカは、苗をかんぴょうの苗に挿し木して植えられます。この挿し木の技術はもちろん、両方の苗づくりの段階で土の温度管理を間違えば、その年のスイカは一発でアウト。収量や良い品質は見込めません。

またサツマイモの農家さんで聞いた話では、新しい品種を育ててみる場合、土との相性が合うまでに3年ほどはかかるそうで、その土地の土質や水はけに合わせた肥料のやり方、水のやり方、その他もろもろを試行錯誤しながら慣らしていくそうです。


言われてみれば納得・・・の話でも、そういった類いの感心をするたびに、毎回「農業って難しいんだなぁ」としみじみ思うわけです。

恐らく、大工とか漁とか、見るからに “難しそう”で “プロフェッショナル”な仕事ではなく、あまりに身近で体験してみやすい仕事内容なだけに、そうした新鮮な感動を味わえてしまうんでしょう。やってみたけりゃいつでもできる、わけですから。


でね、浅はかな私はまた思うわけです。

・・・「写真」と似てるな。


写真は今や、サルでも撮れる時代。右の人差し指を動かすだけですから。
だけど本当はそんなもんじゃないんです。
シャッターを切る一瞬のタイミング、事前の環境設定、被写体との関係づくり、瞬間的なカメラ操作、感覚、感性、判断力・・・。挙げ出したら切りがない。


「農業」と比べたら、「写真」なんてのは到底浅い仕事なのかもしれませんが、それでも私は声を大にして言いたい!

農家と写真家は、もっとステータスが高くていいんじゃないかあ???


“誰にでもできる” けれど “誰にでもはできない” 仕事。
一部の成功者を除いては、どっちも地味で、今やお金にならない仕事です。(どっちも設備投資が高いしね。)
ちなみにヨーロッパではアーティストへの社会的尊敬がとても高いと聞いたことがあるし、、、その辺の価値観が、日本でももっともっと改善されていけばいいなぁと思うのです。
農業だって、もっともーーーーっと尊敬されていい職業だよ、絶対。


とはいってもなかなか難しいね。
潜在意識ってのは、そう簡単には変わらない。自分も含めてね。

だからこそ私ゃ~やるよ。
「写真」で「農業」のステータスを上げてみせる!!!

・・・・・かぁっこいいなぁ~。さすがだね。(自分で言うな!)


こうやって自画自賛しながらやんないと、やってられないからね。
きっとこれも “共通項” なんだろうなぁ。。。



農家と写真家の共通点。

2008-02-23 | ~2012年まじめ系の日記
今、あわら市にある直売所のホームページづくりをやってまして、ちょくちょく農家さんのところに取材にいきます。

で、すっごく思うの。

農家って、スゲー。


今では少しずつ変わってきているようですが、数年前までは、農家っていえば「汚い」「辛い」のマイナスイメージ。私が農学部に行くって言い出したときも、親戚そろって反対されました。

私が無知で浅はかなだけかもしれないけれど、農家のマイナスイメージに加えて、「農業くらい誰でもできる」っていうようなイメージが、私たちの意識の中に少なからずある気がする。・・・私の中には、ありました。

だって、種植えれば勝手に生えてくるじゃない?


いや何言ってんだ、それを育てること、量をこなすことがどんなに大変で重労働か!
ーーーそれは分かってまんがな。確かに種を植えただけじゃ~食っていけねえ。だけどそういうのは肉体労働の辛さだろうよ。仕事やってりゃ皆おんなじさ。

ってことは何かい?昔から農民の位が低かったのは、誰にでもできるからってことかい?
ーーーそんなの知らねえよ。だけど確かに農民の位が低かったことが、潜在的な農業のイメージをつくってるってのはあり得るな。


そんな自問自答が今にも聞こえてきそうです。


まぁ、それはともかく、農家さんの話を聞いていると感心させられることがたっくさんある。・・・きっとどの職業でも同じなのかもしれないですが、農業に関しては特に “知っていると思っていたのに無知だった!”というような驚きが無数にあるのです。

例えばこんなこと。
夏になると畑にゴロゴロしているスイカは、苗をかんぴょうの苗に挿し木して植えられます。この挿し木の技術はもちろん、両方の苗づくりの段階で土の温度管理を間違えば、その年のスイカは一発でアウト。収量や良い品質は見込めません。

またサツマイモの農家さんで聞いた話では、新しい品種を育ててみる場合、土との相性が合うまでに3年ほどはかかるそうで、その土地の土質や水はけに合わせた肥料のやり方、水のやり方、その他もろもろを試行錯誤しながら慣らしていくそうです。


言われてみれば納得・・・の話でも、そういった類いの感心をするたびに、毎回「農業って難しいんだなぁ」としみじみ思うわけです。

恐らく、大工とか漁とか、見るからに “難しそう”で “プロフェッショナル”な仕事ではなく、あまりに身近で体験してみやすい仕事内容なだけに、そうした新鮮な感動を味わえてしまうんでしょう。やってみたけりゃいつでもできる、わけですから。


でね、浅はかな私はまた思うわけです。

・・・「写真」と似てるな。


写真は今や、サルでも撮れる時代。右の人差し指を動かすだけですから。
だけど本当はそんなもんじゃないんです。
シャッターを切る一瞬のタイミング、事前の環境設定、被写体との関係づくり、瞬間的なカメラ操作、感覚、感性、判断力・・・。挙げ出したら切りがない。


「農業」と比べたら、「写真」なんてのは到底浅い仕事なのかもしれませんが、それでも私は声を大にして言いたい!

農家と写真家は、もっとステータスが高くていいんじゃないかあ???


“誰にでもできる” けれど “誰にでもはできない” 仕事。
一部の成功者を除いては、どっちも地味で、今やお金にならない仕事です。(どっちも設備投資が高いしね。)
ちなみにヨーロッパではアーティストへの社会的尊敬がとても高いと聞いたことがあるし、、、その辺の価値観が、日本でももっともっと改善されていけばいいなぁと思うのです。
農業だって、もっともーーーーっと尊敬されていい職業だよ、絶対。


とはいってもなかなか難しいね。
潜在意識ってのは、そう簡単には変わらない。自分も含めてね。

だからこそ私ゃ~やるよ。
「写真」で「農業」のステータスを上げてみせる!!!

・・・・・かぁっこいいなぁ~。さすがだね。(自分で言うな!)


こうやって自画自賛しながらやんないと、やってられないからね。
きっとこれも “共通項” なんだろうなぁ。。。



見て~!むっちゃキレイくない???

2008-02-18 | ~2012年たわごと



ちょっと危険な趣味ですが・・・。

雪道を走りながら、写真を撮るのにハマっている。

もちろんノーファインダーだから大丈夫だよ。



それにしても、むっちゃキレーやわ。。。惚れ惚れ~。
こういう光景が続くなら、年中冬でもいいかもしれん・・・とさえ思ふ。
雪国に生まれてよかった。


絶対ハマる。タヒチアンとの出会い。

2008-02-18 | ~2012年ふまじめ系の日記


ついに、出会ってしまった・・・・・。

先日のサルサパーティ。
なぜか、タヒチアンダンスの先生をしているという女性が招かれ、パフォーマンスを披露してくれた。


スゲー。

なんだ、あの腰の動きは・・・。


あれができたら、“快感”間違いなしだろう。
サルサを始めたときだって、そんな直感が私を動かした。


やるっきゃない・・・。

いつの間にかスイッチは入っていた。

あの腰の動きを我がものにしてやる!
次のターゲットは、アレだ!!!



それにしても、タヒチアンダンスという言葉自体、初めてに近いほど無知だった私。元々フラダンスに興味はあったのだが、そのフラダンスのルーツだと聞いて納得した。
唯一違和感があった、フラダンスの甘ったるい感じがほとんどない。
代わりにあるのは、激しさ、リズム、ビート、そして沸き上がる鼓動!


これよ!これこれ!!!
私が求めていたのはこれだったのよー!!!!!


ということで、来月出発予定の世界放浪の旅に、タヒチも加えようか検討中。
帰国後は間違いなく、習いますっ!!!

そして目指すは・・・タヒチアンサルサ!!!
   最強だわ(うっとり)。。。

皆さま、お楽しみにねん。