アジアはでっかい子宮だと思う。

~牧野佳奈子の人生日記~

年末の異郷気分

2010-12-29 | ~2012年たわごと
Dance in Kenya

(アドレスはこちら→ http://www.youtube.com/watch?v=hqwW6zT3gT0)


アジアではありませんが・・・

年の瀬押し詰まったこんなときに、お隣の大陸・アフリカン気分に浸るなんていかがでしょう。


2年前に撮影したものを今ごろネットに上げるなんて、私も随分アフリカンタイムな(暢気な)ものですね。
それもこれも、ケニア人の友人(ビデオはじめに出てくる家族のうち最右で躍っている男性)に再三催促されて、ようやくネット公開に至った次第です。。。。(ということはアフリカ人より暢気だということですか)


ま、来年もたくましく生きましょう!ということで、私の大好きなアフリカの風とリズムをあなたに…。


2010年、どうもありがとうございました。m(_ _)m


牧野佳奈子


世界の性豪

2010-12-21 | ~2012年ふまじめ系の日記
正直、私がここに日記をアップしようと思う動機ほど、しょーもないことってないのかもしれないですね。

現在発売されている週刊現代の212ページ。

是非、コンビニなどで立ち読みしてみてください。


『世界の性豪について』面白い対談記事が載っています。


あくまで私的に、ではありますが、本とに面白いですから。

感想は一言。
「人間の脳みそなんて、儚いもんやな・・・・」  みたいな。



この記事を「面白い」と思うか「アホちゃうか」と思うかは人それぞれでしょうが、少なくとも、恋人や亭主の些細な浮気なんてチッポケなもんだな~と・・・・・思えないか。・・・思えへんわな。

失礼しました。m(_ _)m(でも是非読んでみてください。)

ひとり旅テク☆カテゴリーを追加しました。

2010-12-19 | 旅テク


昔の写真データを整理していたら、こんなものが出てました。↑

ここ、インドを放浪したことのある日本人だったら大抵の人は知っていると思われる「クミコの家」というゲストハウスです。

・・・正確には、そのゲストハウスの女将である「クミコさん」のプライベートルームなんですが。

白いシーツが敷いてあるのがベッドで、上に置いてあるのが私の夕飯用に作ってくれたピラフのような食べ物。で、左側に並べてあるのが、私のカバンとジャンパーです。(その奥に布が被さっているものの正体は不明)


ここね、すごいんですよ。
実は、「今夜は満室だ」と言われたので諦めて引き返そうとしたら、クミコさんがぼそっと呟いたんです。

「あ、ワタシの部屋だったら空いてるけど」

それで、「そこでいいです」ってことで了解した後に更に呟かれたこと。

「ま、ワタシの部屋っていうか、ワタシのイヌの部屋なんだけど。」


・・・・・え?


っていうか犬小屋を客に貸す女将ってどうなの?それってフツー?と自問自答してはみたものの、次のホテルを探すのはかなり面倒だったのでそのままオッケーと言ってしまった。そして、後悔しました。

実に3畳ほどしかないその部屋のベッドはね、寝返り打てないほど狭いんですよ!
寝返り打てないんですよ、上の写真のベッド!!!

しかも見ての通り、毛布なし!カーテンなし!かろうじてシーツがきれいで助かりましたが、ふと寝転んで頭上の柱を見上げると、なんとまぁたくさんの蛾、蛾、ガァ!!!!!!!!!!(怒)

そして極めつけは、全てに目を瞑って消灯した後にやってきました。
・・・窓の外から、いかにも死に倒れのイヌの鳴き声が、クウン、クウン、と聞こえてくるんです。
クウン、クウン、と。。。。 息絶え絶えな苦しい悶え鳴きが、聞こえてくるんです。。。。(涙)

そこはまさに聖なるガンジス川のほとり。死体も流れてくるガンジス川のほとりです。
シャレにならん・・・・・と思いながら、疲れ切った身体をよいしょと起こして窓辺まで行き、イヌの姿を探してみました。

・・・・・・・・ あれ? ない!?


おかしいな、そんなはずないのにな、確かに聞こえるこの鳴き声はどっから来るんだ?・・・と首をかしげたその時、突然扉がバタン!と開いてクミコのイヌが~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!


なんてね。


しょーもないこと書いてすいません。
ガンジス川のほとりに死に倒れのイヌの姿があったかどうかは覚えてないんですが、まぁ、その辺までは事実です。

とにかく、そんな思い出は実はどうでもよくて、この度新たに「ひとり旅テク」というカテゴリーを追加しました。
随分前に書いて別のサイトで公開してたもの(一部加筆修正)なので、あんまり面白くないかもしれませんが、一人旅に行かれる際には何かのお役にたてるかも・・・と思って一気に追加しました。

「女性独りでよく行くわね・・・」というようなことを言われることが度々ありますが、旅にもテクニックがあるもので、それさえ習得してしまえばオンナといえどもヘッチャラさ☆ということが多々あります。
ただし、こうした旅テクや旅感覚は数ヶ月ご無沙汰しただけで鈍ってしまうのも事実ですので、英語と同様、定期的にブラッシュアップが必要なようです。

旅の前にはご一読を☆

アゴの動かし方

2010-12-19 | 旅テク

コミュニケーションは言葉だけじゃありません。
大事なのは、目と目の会話。

しかし目だけじゃ辛いので、アゴを使いましょう。


私が知る限り、マレーシアやフィリピンなどではアゴを上に動かします。
ちょうど水平な通常位置から5度ほど上にアゴを突き出す感じで、日本人に向けてやれば失礼だと受け取られるかもしれません。
スピードは0.5秒くらい。「カクッ」という感じです。

例えばそのアゴーアゴ会話に言葉を付けるとすれば、
「君、かわいいね。」(カクッ)
「あらそう?ありがと。」(カクッ)

そんな感じです。


またインドやスリランカでは、アゴを横に動かします。
ちょうどインド式の首振り人形(見たことはありませんが)をイメージしましょう。

左右10度くらいの幅で、往復3回くらいが目処のようです。
日本でいう「いいえ」の振り方ではなく、鼻を基点にアゴと頭は反対の方向に動くようにします。
頭よりアゴを意識した方がやりやすいですが、あまり振りすぎると頭が痛くなります。

この動作には一応の意味があり、
「オッケー」とか
「まぁいいんじゃない」とかそんな感じの意味を含みます。

ですが、そういった状況じゃなくても言葉の代わりに頭を振ることが多く、例えば
「ハロー」とか
「ありがとね」とか軽く言いたいときにアゴを動かして済ませます。



何はともあれ、現地の人の真似をするのが一番です。
言葉は分からなくても、こうした簡単な動作で心は通じるもの。

そして慣れてきたら、アゴと同時に眉をピクッと動かしてみたり、思い切ってウィンクしてみたりしましょう。あまり挑発しすぎることのない範囲で。。。

旅を楽しめること間違いなしです。


(写真は巧みなアゴ技を使って声をかけてきたインド人商人)

洗濯を簡単に済ませる方法☆

2010-12-19 | 旅テク
荷物を減らすためにも、洗濯はこまめに自分で済ませましょう。

最も手軽にできるのは、洗剤でジャブジャブ洗う方法です。
ただ自分が洗濯機になったつもりで洗うのです。

洗剤は、少なくともアジア各国ではコンパクトな袋入りのものが売っています。
ので、スーパーやその辺の小さな店で安く購入が可能です。

ジャブジャブ洗うための器ですが、ホテルの洗面所にバケツがあればそれを使うのがベスト。
なければ洗面器に栓抜きが付いているかどうかを確認し、あればラッキーです。
それもない場合は、少し大きめで丈夫そうなビニール袋を使うと便利です。靴やかばん、洋服を買ったときに入れてもらえる厚手のもので、イザという時のために小さくたたんで持っていると良いでしょう。


そうした器に洗濯物を入れ、水を注ぎ、洗剤を少量加え、あとは水をかき回しながら揉み洗いすればオッケーです。いちいち石けんでゴシゴシやらなくても、自然と水が黒く濁ります。

その後、水を入れ替えてジャブジャブやること約3回。

あとはハンガーや紐に吊るして乾かすだけです。


(写真はインド・マイソール市で滞在していたホテル。1泊700円ほどで快適でした☆)

安全に撮影する良い方法

2010-12-19 | 旅テク
何より、現地の友達をつくることです。

上の写真は、インドの市場でお世話になった男の子。
最初は「片言の日本語を使って客引きにやって来た怪しい不良少年」だと思っていましたが、連れて行かれた先での様子やその他モロモロから判断して、結局彼に市場を案内してもらうことにしました。
(ちなみに写真は、彼が“特製お香”をつくっているところです。)


より良い写真を撮るためには、常にカメラ(もしくは体勢)をスタンバイしておきたいものですが、海外の場合は外国人がカメラを持ち歩いても支障がない場所と、非常に危ない場所がクッキリ分かれています。
しかし「ここは安全かどうか?」を自分で判断するのはなかなか難しく、また比較的安全だとしても最初から一人で撮影に挑むのは心細いもの。
そこで、賢く撮影するには「現地で得た友達に聞く」のが最も効率的かつ効果的!というわけです。

ちなみにその友達が信用し得る人間かどうかは、自分で判断するしかありません。
眼力を利かせて・・・嗅覚も働かせて・・・ ここが一番の勝負どころです。


友達づくりに成功したら、今度はその人に何気なく撮影場所に案内してもらいましょう。
初っぱなは自分の足で現場を歩いて雰囲気に慣れることが原則ですが、少しだけ慣れてきた頃は、敢えて友達に甘えて色々と教えてもらう方が得策だと思います。たとえば、「撮影しても良いかどうか」を対象に尋ねるとき、現地の言葉で聞いてもらった方が被写体が気構えずに済みますし、そこでお互いが話している隙に撮影できれば、より自然な表情が撮れたりもします。
ただあまり頼りすぎると友達に煙たがられるので気をつけましょう。


現地の友達がまだ得られない内に撮影する場合は、焦らず時間をかけて臨むことです。
例えば大勢の人が集まる市場などでは勇んで写真を撮ろうとせず、初回はぐるぐる見て回って買い物をし、その場の空気や景色に慣れることを優先した方が良いと思います。
どんなに安全そうに見える場所でも、行って早々高価なカメラを胸の辺りでブラブラさせて見せびらかすような外国人には、私が現地の人の立場でも意地悪したくなるでしょうから。

ちなみに大まかな安全情報は、ホテルの受付人に聞くのが最も楽です。
ですが信用できない場合には、誰か信用できそうな人に出くわすまで辛抱強く待ちましょう。2~3人に聞いて「大丈夫」なら大丈夫ということです。


特に一眼レフで写真を撮る場合、いかにもローカルな場所で撮影するのは勇気が要ります。万一危険を感じた時にサッとカバンにしまえるように、常に気を張っていましょう。
私の必殺業は、大きめのストールを首からぶら下げることです。ちょうどカメラの紐も隠れますし、体の前でカメラ本体を構え、ストールで隠している状態ならシャッターチャンスを逃さず撮影することも可能です。

そして一端チャンスを掴んだら、必ずモノにする勢いでシャッターを切りましょう。
同じチャンスは二度と訪れないのですから。


笑顔を忘れずに。

常に謙虚に。

撮影の旅は出会いの旅、運試しの旅でもあるのです。

空港の持ち物検査で気をつけること

2010-12-19 | 旅テク
最も腹立たしいのは、
成田空港の検査員にとっては 『味噌は液体』 だということです。

「違うだろう!ペイスト状の固形物だろう?」
などという反論には応じてくれません。
なぜなら、言うこと為すことに一切融通が利かない“ロボット型”の若造だからです。

ローションやシャンプーなどの液体のみならず、お味噌も一緒にチェックインのカバンに入れましょう。



海外の空港で気をつけるべきことは、動物の頭蓋骨や毛皮などを買った場合にそれらが違法(希少動物等)ではないかどうかを確認すること・・・くらいでしょうか。

安いローカル線では荷物チェックが甘く、ペットボトルの水でも機内に持ち込めてしまう場合がありますが、そういった激安ローカル線の場合、荷物の重量には厳しいことがあります。
何キロまで預けられるのか、重量オーバーの料金はいくらかを押さえておきましょう。
でなければ、一般的な重量オーバー料金は15ドル/キロとかなり高額ですので、フライト前に想定外の出費で涙をのむことになります。

ちなみにチェックインする荷物は、カウンタースタッフによって2キロ程までは多めに見てくれます。知らない顔をしてお世話になりましょう。

携帯電話をどうするか!

2010-12-19 | 旅テク
特に長旅をする人にとって、“電話をどうするか”は一大事です。

日本のもので海外使用のものは機種自体が割高だし、加えて通信料もやたら高いし、だからといって海外の携帯電話を買うのは不安・・・。

インターネットで充分な人はそれで良いでしょうが、やはり携帯を持っていると何かと安心+便利です。

                  *

最善策は、海外で安い携帯電話を購入すること。

最も安いのは NOKIAのBL-5CA(恐らくこれが機種名)です。
携帯屋さんならどこにでも置いてあります。

携帯本体の値段は国によって違い、私が知る限りバンコクが一番安くて3000円弱だったと記憶しています。(その後、フィリピンで2000円以下の携帯を発見。でも確かに壊れるのも早いです。)
一般的に田舎の方に行くほど高くなるので、本体は都心部で購入しましょう。

                 **

本体を購入したら、次はSIMカードです。

日本人には馴染みの薄いこのチップの扱いは、海外では常識中の常識ですので恐れることなかれ。勇気を出してトライしましょう。

まず、10センチ四方くらいのカラフルなパッケージがたくさん並べてある店に行きます。大概、通りに面したショーウィンドウなど見えやすい所に並べてあるのですぐに探せます。

店の人に「スィムカード!」と言って、パッケージの上の方に記載されている番号を適当に選びます。その番号が、あなたの携帯番号です。

購入したらパッケージを開け、中に入っているプラスチックのカードのようなものを取り出します。そのカードの一角に ICチップが付いているので、チップの四方(プラスチック)を切り離しましょう。


そして携帯電話のバッテリーを取り出すと、シルバーの簡素な蓋みたいなものがあります。それをパカッと開いてカード(SIMカード)を乗せ、再びシルバーの蓋を閉じれば出来上がりです。
カードの向きは形で判断できるのでご安心ください。IC部分が下向きです。

                ***

ここまでできたら後は「ロード」の仕方です。

電話代金を払うには、お手軽なプリペイド方式と日本のような月末請求の方式がありますが、外国人にとっては「プリペイド方式」の方が簡単です。

同じように携帯電話会社っぽいポスターが張ってあるお店、もしくはコンビニなどに行き、「プリペイドカード!」と言いましょう。
代金をあらかじめ払って、その分だけ通話できる方式なので、自分の状況に合わせて代金を決めればオッケーです。(まずは200円分くらいからが妥当。)

プリペイドカードには裏にスクラッチできる部分があって、そこを削るとPIN番号が現れます。
同じく裏面に書いてある英語を眺めて4桁くらいの数字を見つけ、その番号の後にPIN番号を入力して通話ボタンを押せば完了!という仕組みです。

料金がなくなったら自動的に通話またはSMS(テキストメール)送信ができなくなるので、再びお店を探してプリペードを購入しましょう。

                ****

また、プリペードカードを購入する以外に、お店でロードしてもらう手もあります。

ポスターが張ってある小さなお店に行き、「リロード!」と言いましょう。
そして自分が買ったSIMカードの会社名(携帯のトップ画面に表示されているはずです)を伝え、自分の電話番号を教えるもしくは紙に書きます。

大事なことは、自分の電話番号を事前にメモっておくこと。

もしくは自分の番号を携帯電話にセーブしておきましょう。

後はお金を払えば店の人がやってくれます。プリペードカードと違い、非常に低額から入金が可能です。SMSしかやらない地元の人たちは、基本的にこっちの方法でリロードしているようです。


               *****


海外使用の日本携帯を使うより、上記の方法で海外携帯を使う方が断然お得だと思います。

なぜなら、特に長旅の醍醐味は「良き出会い」にあり。と思うからです。

日本の家族や友達に電話するにも断然安いですし、海外でできた友達とも気軽に電話やSMSができます。そして何より、ただの旅行者気分から脱却して、いかにもその地に馴染んでいるような上級クラスの気分を味わえることも、海外電話を購入するメリットです。

インターネットやスカイプ通話もいいですが、海外のネットカフェでは日本語が使用できないこともあります。
せっかくの海外でパソコンの前に長時間座るより、海外番号をゲットして日本の家族や友人に知らせましょう。(その場合、滞在国の国番号をガイドブックか何かで確認して下さい。)

そして受信した場合には自信をもって「ハロー?」と答え、海外にいる開放感を存分に味わってください。

荷物を減らす方法

2010-12-19 | 旅テク
できるだけ身軽に旅をスタートさせることは重要です。

たとえば上の写真は、私の全荷物(カメラバッグ以外)を運んでくれているポーターさん。普段はポーターなど頼まず自分で持ち運びするんですが、インドでは私が道を尋ねたのをいいことに、強引に(低額で)運んでくれちゃいました。

・・・つまりこれが私の生活用品の全てだった、ということです。
インド人の頭一個分、ね。


それで、長旅には何を持って行けばよいか・・・。

例えばガイドブックに書いてあるような「トイレットペーパー」などは要りません。
現地で買えるものは現地で買いましょう。


そこで現地で必ず買えるもの(その方が安いもの)を先にリストアップします。

・シャンプー
・石けん
・トイレットペーパー
・タオル/ハンカチ
・歯みがき粉
・生理用品
・毛抜き/手鏡/綿棒など
・ブラシ
・虫除けスプレー/蚊取り線香
・ノートなどの文具
・長靴
・カッパ/折りたたみ傘
・帽子/ショールなど
・飴など菓子類
・カップラーメン
・懐中電灯
・ハンガー/洗濯ばさみ
・洗剤
・靴下
・オートミールなど栄養があるもの
・ビタミン剤
・おいしいコーヒー/ティー(緑茶はないかもしれない)
・米/パン/ジャム(梅干しはない)
・ID用の顔写真
・携帯電話(生活術のページをチェックしてください)



ですので、日本から持って行くべきものは限られます。

・好みの衣類(計5着ほど)/ズボン(計2着ほど)
・好みの下着(計4着ほど)
・タオル(1枚)
・風邪薬および常用薬
・パスポート/航空チケット
・旅行保険の冊子
・財布/現金/クレジットカード(暗証番号を要確認)
・好みの化粧用品
・日焼け止め
・歯ブラシ(海外のものは大きくてブラシの質が悪い)
・お風呂で身体を洗うタオル(心外な風呂場でもほんの少し気持ちを癒してくれる)
・カメラ/ケーブル/充電器
・海外使用のコンセント(ひとつで万能型のものがベスト)
・好みの本/ガイドブック(本当に読むのか否かは人それぞれですが)
・必要ならばインスタント味噌汁(醤油はあっても味噌はまれ)

とりあえず、思い付くものはそれくらいです。


ちなみに電気用品に使う変圧器は、最近のカメラ/ビデオ/携帯/パソコンには必要ないようです。グローバリゼーションな世の中に感謝しましょう。

衣類は最低限にして、必要があれば現地で購入した方が良いと思います。
しかし下着はなかなかフィットするものが見つからないかもしれないので、3着以上は用意した方がよさそうです。


そしてかばんの中がたとえスカスカでも、現地で何かと購入するだろうことを思って不安がらずに出発してください。

最後にパスポートとチケット、財布の確認だけは怠らないように・・・。

観光ビザの取得と延長

2010-12-19 | 旅テク
さて、一人旅をするということは、基本的に何でも自分でやらなきゃいけないということです。

そこで最も不安になるのが「ビザ」。

旅行代理店などに代行をお願いすれば楽ですが、相応の代行手数料がかかります。また、日本で代行取得する場合は別として、現地で代行をお願いする場合には英語でやり取りすることになり、結局がんばらなければいけないなら自分で何とかした方が安上がりというもの。

運だめしも兼ねて、自分で直接トライしてみましょう。


とはいえ、観光ビザが必要な場合は限られます。
①ノービザで滞在が可能な期間(30日間が多い)を超えて滞在する場合
②ノービザ期間がなく、入国時に観光ビザが必要な国に行く場合

まずは訪問予定の国情報をインターネットで調べ、入国時にビザが必要かどうかをチェックしましょう。(国によっては、訪問者の国籍によってビザの要/不要を分けている場合がありますので、日本人にとってどうなのかをチェックして下さい。)


【入国時にビザが必要な場合(②の場合)】
その国の大使館または領事館で、渡航前にビザを申請します。
例えばインドに行く時には、事前に東京にあるインド大使館か、外国(首都ならどこでも)にあるインディアンエンバスィーを訪れ、受け付け嬢に「ビザを申請したい」と申し出ます。

恐らくその受け付け嬢は申請用紙をくれるでしょうから、きちっと記入をして、写真を貼って、指定された窓口に提出します。(ここまでは大使館のホームページから用紙をダウンロードして郵送すればOK、の国もあるかもしれません。)

窓口ではスタッフの人が申請書とパスポートをチェックし、決められた金額(ビザ代)を要求します。たとえ予想より高くても下手に文句は付けず、言われるがままに従いましょう。

っとここで、超マニアックなお得情報です。

・インドネシアに入国する場合=どこから入国するか?でビザの代金が変わります。
カリマンタン島から入国すると、ビザ代は約7000円(マレーシアにあるインドネシア領事館で取得した場合)。ところがバリ島の場合には1500円強(到着したデンパサール国際空港で取得した場合)で済むのです。
更に、デンパサール空港で取得する場合は滞在期間によってビザ代金が異なり、7日間までなら500円ほどしかかかりません。なんとなく10日間滞在するよりは7日間を濃密に楽しんだ方が良いかもしれませんね。(ちなみに15ドル払えば1ヶ月間有効です。)

・インドに入国する場合=各国にあるインド大使館によって代金が大きく異なります。
最も安いと思われるのは、スリランカにあるインド大使館で取得することです。そこではなぜか、スリランカ人/アメリカ人/日本人/その他の国籍を持つ者にカテゴライズされており、日本人はスリランカ人に次いで安い約1300円(6ヶ月間出入り自由型)。アメリカ人やその他の国の人たちは、(確か)3000円以上出さないとビザを発行してもらえないという、嬉しいような申し訳ないような、でも一体なぜ?という不思議な優越感を味わえるのです。
ちなみに日本にあるインド大使館でビザ申請する場合は、インターネット情報によれば約7000円とのこと。スリランカに全く興味ない人はともかく、近くして異なる国に寄り道してみるのもアリかと・・・思います。
(スリランカはノービザで入れます。また上記の方法を試す場合、首都のコロンボでビザを申請すると1週間待たされますが、第2の街・キャンディのインド領事館では当日発行してくれるそうです。)



【ノービザで滞在できる期間を超える場合(①の場合)】
滞在している国の入局管理局に行きます。
ここでも受け付け嬢に申請用紙をもらい、記入して写真を貼り、指定された窓口に提出します。そして要求された金額を素直に支払い、提出したパスポートを受け取る日時を聞きます。
パスポートは当日受け渡し可能なこともあれば、後日返却ということもあります。パスポートを取られた状態で数日間を過ごすのは不安なものですが、その間、パスポートを預けていることを証明する紙をくれる場合もある(できるだけもらった方がいい)ので、必要なときはそれをパスポート代わりに使うことができます。

っと、ここでもマニアックな便利情報を。

・フィリピンの入国管理局に行く場合=服装と態度、表情に注意した方が◎です。
外国人の間では非常に悪名高いフィリピン・マニラの入国管理局。短パンにサンダル姿では、警備員が中に入れてくれないことがあるそうです。というのも中の職員が極めてややこしい(偏屈らしい)ので、申請(お願い)する側の私たちは常に笑顔で穏やかにふるまうのが無難、だそうです。
ちなみに「いつも心に太陽を」とつぶやきながら私が訪れたときには、何のトラブルもなく当日中に新しいビザを取得できました。
「お客様は神様」などと本気で考えるのは日本人くらい、と心得ましょう。



以上、私が知る限りのビザ情報です。

観光ビザを自分で取得するのは確かに面倒くさいですが、やってみればそれほど難しくはありません。
各国の大使館巡りをするような気分で、果敢に挑戦してみることをお薦めします。


最後に、ビザ申請時にパスポートと顔写真を持参することをお忘れなく!