1932(昭和07) 29歳
8月
芙美子と緑敏は下落合の2階建ての西洋館に移って暮らし始める
芙美子はここを「お化け屋敷」と呼ぶ なぜかは分からない
~芙美子は落合で何度か転居を重ねている
この西洋館以前の事だと思うが、「落合町山川記」の作品がある
(リンクは青空文庫化されているもの・・・以下同様)
1933(昭和08) 30歳
~この頃から文筆活動に励み刊行物が増えめる
「清貧の書」「三等旅行記」 詩集「面影」をこの年に刊行する
3月
母と養父が上京し同居するが 洋館暮らしが性に合わず近くの借家で暮らす
9月
共産党へ寄付したことで中野警察署に留置されるが 無罪放免になる
11月
養父の沢井喜三郎が死去 母キクを引き取る
1934(昭和09) 31歳
~「厨女雑記」「散文家の日記」「旅だより」を刊行 油絵を描き始める
1935(昭和10) 32歳
<放浪記>が木村荘十二監督により映画化される(当時の映画を埋込)
1936(昭和11) 33歳
この年は芙美子にとって多彩な年になるのだが、今日はここまで
明日またお会いしましょう
[Rosey]