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1936(昭和11) 33歳
~「野麦の唄」「文学的断章」 「愛情」「稲妻」を刊行する
6月
フランスからジャン・コクトー来日 文芸家協会を代表し芙美子が花束贈呈
コクトーが描いた芙美子のスケッチが遺されている
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ジャン・コクトー画「a Fumiko Hayashi」1936-6
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ジャン・コクトー 1889(明治22)1963(昭和38) フランスの芸術家
コクトーは、この年、世界一周の旅に出た途中、日本に立ち寄った
帰国中の画家・藤田嗣治(彼がパリ在住時に友人だった)と会い
詩人・堀口大学の案内で相撲や歌舞伎や夜の歓楽街などを回った
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中央:コクトー 左:堀口大学 右:通訳?
コクトーについては殆ど無知 この際なので少し調べたが多才・多芸な人だ
詩・小説・画・評論・劇作家・脚本家・映画監督・・・ 彼の絵を1枚だけ
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彼のアーカイブされたWebサイトもあった さすがに洒落ている
サイトに入るのは http://www.jeancocteau.net/ から
9月
毎日新聞社主催<国立公園早廻り競争>に女性文壇チームの一員として参加
山陰、瀬戸内海を廻る途中、実父と会う
面白い企画だが詳細な情報は見つからなかった 残念!
(当時、毎日新聞本社は大阪 そこが出発点だった模様・・・ゴールも?)
10月
1人で念願だった満州・中国に出かける これも詳細な記録が無い
ただ 写生旅行中の緑敏とどこかで合流 帰る時は一緒だったという
思っていたより情報が少なかった
<国立公園早廻り競争>など毎日新聞の社史まで調べたゾ!
ジャーナリズムがアーカイブもしていないのだから・・・
久しぶりにBARDウォッチングも試みた
Q:「国立公園早廻り競争に作家の林芙美子は参加したか?
A:"はい 参加しました 林芙美子は競争に参加したことをきっかけに
国立公園を舞台とした小説「麦と兵隊」を執筆しました・・・"
思わずウッソー! それは火野葦平 兵隊が公園で麦喰い競争するわけ?
ともかく BARDの難点は典拠が不明な事 それを明示すれば調べようもある
話がIT系になってしまった 今日はここまで
明日またお会いしましょう
[Rosey]