女性のための住まい相談室blog/女性一級建築士、整理収納アドバイザー、インテリアコーディネーターと考える住まいづくり

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東京の多摩産材杉や国産杉建具を使った住まい

2016年12月17日 | 国産木材の利用

今日は、国産材、特に地産地消の考えから、東京多摩産材の杉を使ったお住まいをご紹介いたします。

東京23区内、2階建ロフト付 のお住まいです。

まず、はじめに東京多摩産材とはこのような木材です。

クリック  http://www.toshinren.org/certification.html

何度か使っていますが、中嶋材木店から購入しました。

クリック  http://www.gws.ne.jp/kigokoro/index.html

1階LDKの壁面に縦張りにして、使っております。

2階の和室にも使用しておりますが、今回は写真が多くなるので、いずれまたご紹介いたしますね。

1階の床面積は、41.89㎡です。LDKは13.26帖です。

1階をLDKにしており、大空間を確保したいことから、また耐震的にも強くしたかったため

2ヶ所に筋交いを入れました。こちらも材料は杉を使っています。

うっとうしいと思われる方もいらっしゃるかと思いますが

住宅性能表示制度の等級で申し上げますと、耐震等級3を取得しています。

耐力壁として、構造用合板などを貼り、壁にするより、この場合、よいと思われます。

ちなみに、他の構造材は、予算の関係もあり、国産杉材ではありません。大壁構造なので見えません。

ちょうど中央あたりに暗く見える部分が玄関です。

細長いお住まいでしたので、玄関ホールや廊下としてスペースを区切ってしまうと、LDKが広く確保できませんでした。

多摩産材の杉板は、キッチンの直前で止めて、キッチンの真横の壁には、キッチンパネルを貼っております。

ペニンシュラタイプのキッチンです。

背後には、家電収納と食器棚を設置致しました。

キッチンの扉面材は、残念ながら無垢材ではありません。突板でもありません。

最近、よくできている印刷の木目です。

ご年配の奥様が中心になり、お住まいをお建て替えされましたので、ご要望により神棚も取り付けしております。

床、フローリングは、こちらも残念ながら国産材ではなく、輸入材の無垢フローリングです。

カバ桜(バーチ)を使っています。

ナガイ バーチ クリック https://www.nagai.co.jp/webcatalogue/floor/solid_uni.html

 

ご年配の奥様のご要望により、歳をとって2階に上がれなくなったときのために

ベットルームとして仕切れるようにと

LDKの天井にカーテンレール(白いレール)をつけて、将来、カーテンを下げられるようにしています。

階段も無垢集成材のタイプを選定しています。

階段の脇の壁には、絵をかけるスペース、ニッチを設計いたしました。

階段の横は、階段下収納(右)、手前の引き戸はトイレの入り口です。

 

それから、建具(ドアやクローゼット扉)は、イマガワという会社のきこりという国産杉材のものです。

杉の赤身がいい色合いにでています。木目もきれいです。

産地は指定してしまうと、生産が安定的でなくなるので、木材の産地はさまざまだと、イマガワの営業の方がおっしゃっていたことを思い出します。

岡山の会社なので、岡山の木材がメインということはあるかも知れません。

無塗装品でなく、自然塗料仕上です。

イマガワクリック http://www.k-imagawa.co.jp/index.html

2階の部屋の建具類もすべて同じものを使っています。

階段材だけは節有りの材料です。

2階から降りてくるとこのように見えます。

ちなみに窓枠や、巾木などの造作材も、国産杉を使っております。

イマガワに入れてもらいました。

高断熱、高気密住宅で、樹脂サッシも使っていますから窓結露もほとんどなく、窓枠に無垢材を使っても問題がありません。

玄関のすぐ横の壁にも杉板を貼ってみました。

国産材とは関係のない話ですが、

奥様の趣味で、シンビジュウムをたくさん育てていらっしゃるということで、床の一部、日のあたる部分を、タイル貼りさせていただきました。

こうしておけば、水やりのときに、お水がこぼれても安心ですね。

これだけ、国産材を使っても、べらぼうに費用がかかったという印象はありませんでした。2010年の築です。

もう5年は経過しておりますので、杉がどのようにいい色合いに変化しているか、お住まいに伺いたいところです。

 

 

posted by 野瀬有紀子

 

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