女性のための住まい相談室blog/女性一級建築士、整理収納アドバイザー、インテリアコーディネーターと考える住まいづくり

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少しこだわった南向きの明るいタイル貼りのキッチン

2016年12月21日 | キッチン、キッチン周りの収納

今日はキッチンの施工実例をご紹介いたします。

お子さんが成長されて、独立された後で、ご夫婦2人のためにお建て替えされたお住まいです。

キッチンの周りにタイルを貼った2階建のお住まいです。

一昔前は、キッチンの前面壁は機能的に、内装タイル貼が当たり前でしたが、

現在は目地のない、つるんとした表面のキッチンパネルに変わってしまい、タイル貼にすることはほとんどなくなりました。

タイルの場合、目地ができてしまい、目地の汚れのお掃除が嫌、大変とおっしゃる方が多かったです。

最近では、こちらのお住まいのように、装飾的な意味合いで、部分的にタイルを貼りたいとおっしゃる方が逆に増えてきています。

このお住まいでも一番汚れがつきそうなキッチンコンロの横には、キッチンパネルを貼っております。

お建て替え前のキッチンは、北側にあり暗いキッチンでしたが、

ご新築にあたり、奥様のご要望でキッチンを南道路面側に配置しています。

キッチンはLIXILサンウェーブのものです。リシェルです。

ビニールクロスがとにかくお嫌いなご夫婦でしたので

キッチンの一部をタイル貼りに致しました。

床も、ビニール系のクッションフロアは使わず、タイル貼りにしています。

ビニール系のものはできれば使いたくありませんが、コスト面を考えると日ごろは使わざるえません。

床がタイルの場合、何か物を落とすと、タイルも割れることがありますから、

私のように?おっちょこちょいの方には、向きませんのでご注意ください。

床タイルですが、ライン状に一部色を変えたものポイントです。

思い切ってしてみると、案外 かっこよく納まるものです。

コンロの横なので、汚れが目立たないように、タイルの目地はグレーに致しました。

食器棚と家電収納は、キッチンメーカーのもので揃えました。

上部の棚だけは、ちょっとアクセントに、飾り棚にしています。

お建て替え前にお使いだった無垢の耳つきテーブルをカットして、

大工に鉋ガケしてもらって、その後、塗装しなおして、再利用いたしました。

キッチンのすぐ横にはキッチンパントリーも設計致しました。

この部分の床は、収納なので、ビニール系クッションフロアに致しました。

キッチンの前のカウンターも巾を広めに致しました。

キッチン側から、リビングダイニング全体を眺めたところです。

アイアンの手すりがあるところが階段です。

屋根なり天井には、国産杉板を貼っております。東京多摩産材の杉板です。

リビング側からキッチンの方向を見たところです。

床は、オークの無垢フローリング、オイル仕上げを使っています。

 posted by 野瀬有紀子

 

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