毎年地球の陸地の約3分の一が火災に見舞われる。テラとアクア衛星の中間解像度画像分光放射計(MODIS)が、共に1日に4回地球をスキャンし、地球の全ての火災を指摘し始めるまで、我々はこの事実を知らなかった。彼らがこの広域火災マップをつくり始めて以来15年間で、 4,000 万以上の燃える火災を観測し、火災が何処に発生し、またそれらが気象の変化に関与する大気への炭素の放出や、また人間の健康に影響を及ぼす空気の質など、生態系にどのように影響を及ぼすかについての科学者達の理解に革命をもたらしてきた。このリアルタイム火災マップは、アメリカ合衆国の、また世界中の野火と戦うために最も望まれた製品の一つである。
<出典>: NASA Goddard's Scientific Visualization Studio
<動画>: 掲載されたイメージは2006年と2007年の火災の発生を示した動画です。こちら からご覧ください。