天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

12月17日(火):3Dで雲を生成するAIの学習

2024年12月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

他の記事は以下のリンクから。リンク先では広告なしでお読みいただけます。

 最終更新日12月13日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題です
 最終更新日12月17日  今日の宇宙 ------下の記事と同じです
 最終更新日12月12日  火星探査情報 -----多数の探査情報から
 最終更新日11月26日  地球観測 -------温暖化問題を中心に
 最終更新日12月16日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表から
 最終更新日12月17日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表から
 最終更新日 8月 4日  アルテミス2 ------有人月周回への準備
 < 待 機 中 >     宇宙ステーションは今 --日本人飛行士滞在期間

・・・ここに戻るときは、ブラウザーの“戻る”ボタンか、閲覧先記事の“BLOG”ボタンから。・・・

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<今日のテーマ>: 3Dで雲を生成するためのAIのトレーニング

科学者達の国際チームは、衛星データに人工知能を適用して雲の3Dプロファイルを生成する革新的な方法を発見した。これは、気候科学の進歩を追求する EarthCARE からのデータを期待している人々にとって特にニュースである。

この概念実証研究では、チームは、2010年にアーカイブされた CloudSat と MSG の1年分のデータを分析し、人工知能が既存の衛星観測から新たな洞察をどのように抽出できるかを実証した。チームは、CloudSat プロファイルのプロファイルを MSG のイメージと位置合わせした。これは、「上からの視界」と対応するクラウドプロファイルがどのように関連しているかを理解するのに役立った。次に、機械学習モデルをトレーニングして、このマッピングを理解し、2D画像から雲のプロファイルを導き出した。これにより、CloudSat プロファイルを空間と時間の両方で拡張することができた。

このアニメーションは、CloudSat トラックが共位置合わせされた MSG 画像 (赤外線チャネル) でAIがどのように使用されたかを示している。このモデルでは、MSG イメージと CloudSat トラックの限られたオーバーラップから学習し、空間内の垂直雲プロファイルを拡張することができる。各 MSG イメージは 256 x 256 ピクセルで、解像度は3キロメートル/ピクセルである。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。 EarthCARE は日本(JAXA)とヨーロッパ宇宙機関(ESA)の共同ミッションです。

<出典>: Week in images (ESA)


コメント    この記事についてブログを書く
« 12月16日(月):月から... | トップ | 12月18日(水):ケンタ... »

コメントを投稿