ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 盗まれた顔 」  羽田圭介 

2019-07-29 23:38:46 | 
日曜日に公民館に選挙に行って、2階にある図書館に随分行ってないので寄ってみました。
数年前までは、2週間に1度は行って本を借りていました。 読みたい本もリクエストしておくと連絡してくれました。
最近は、暇があればゲームをして、BSの古い洋画の字幕映画を観たり、ユーチューブを見たりで、ほとんど本を読んでいません。
顔見知りだった司書さんも替わって、新顔ばかり。
カードを出すと、数年使ってないので、次回、身分証明書が必要とのこと。 今回は特別に借りられました。
前に新聞に紹介されていた本があったので借りました。 

     「 盗まれた顔 」  羽田圭介

           

以前、テレビで、指名手配犯の顔写真を覚えて見当たり捜査をする刑事さんの特集を見ていたので、少しは入り込めやすかったです。
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警視庁刑事部捜査刑事課の白戸崇正は見当たり捜査5年目。 若手の谷遼平と安藤香苗の3人でチームで捜査している。
1人300~500人の顔を覚え、毎日、場所を替え、何千、何万人もの中から指名手配犯を探す。
何年も前の写真でも、経年変化や人工的変化( 整形、化粧、髪型 )に左右されない、パーツの配置、目玉、耳で判断する。
1年で12人見つけられれば良い方で、何か月も犯人逮捕ができない日も続く。  
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『 相当メンタルが強くないと持たないな。』
現在は、いたる所に防犯カメラが設置されていて、顔認証システムで瞬時に判断され、車はNシステムで管理され、携帯での位置情報でも追跡される。
逃げにくい世の中になったけれど、逃亡犯がいるということはどこかで暮らしているということで、網をくぐって逃げているので、見当たり捜査は重要になってくるな。

3人で協力して犯人を捕まえる様子や、数年前に死んだはずの元同僚を見つけて、そこから中国マフィアや公安が絡んできて面白くなっていきます。
私生活では、同棲している宮坂千春の秘密や過去が後半に明かされます。
赤いアストンマーティンの女の意味が分からなかったので調べたら、外車でした。 最後で、千春との出会いは、そうだったのかと納得しました。
最終章で、そもそも手配さえされていないあの男を見つけて、一瞬戸惑っているうちに人ごみに消えていった男とは、まさか2度死んだ須波通? 

最近、WOWOWで、玉木宏さん主演でドラマ化されたそうですが、契約していないので観ていません。
私の白戸のイメージと少し違いますが、機会があれば観たいです。

図書館で本を借りると返却の日にちがあるので、本を読むページがすすみます。
やっぱり本は面白いので、これからは借りてきて読むことにします。 



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