MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

Jaaたけや「昭和のスター 銀ちゃん」

2022-06-24 14:16:18 | その他

きょう6月24日は、「お嬢」こと美空ひばりさんの命日なんだそうです。
私も同じ横浜出身ですが、世代が全然違います。
そのため、昭和歌謡界の「女王」という存在だったのは知っていたものの
その凄さというものはほとんど分かっていません。

「お嬢」で思い出したのがJaaたけやというピン芸人。
テレビ神奈川(TVK)の番組『ニューヨークと蛙亭のキット、くる!!』で
「昭和のスター 銀ちゃん」というネタを披露していましたが
これが個人的にツボでした。

10年以上前には『エンタの神様』に出たりしていて
そこそこ知っている人はいたようですが
2013年から活動を休止して、19年から活動再開。
茅ヶ崎市役所職員でもあるようです。

銀ちゃん① 👒
銀ちゃん② → 👒

復帰後① → 👒
復帰後② → 👒

エンタの神様 → 👒

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Hazel English - Summer Nights

2022-06-21 12:24:23 | レヴュー

Hazel Englishが6月17日に、新作EP"Summer Nights"をリリースしました。
彼女はオーストラリア・シドニー出身の31歳で
米国カリフォルニア州を拠点に活動するシンガー・ソングライターです。

2016年にEP"Never Going Home"を発表し
翌17年にダブルEPの"Just Give In/Never Going Home"もリリース。
2020年には待望のフルアルバム"Wake Up!"を出しています。

今作は収録曲すべてがDay WaveことJackson Phillipsと共同制作、
初期のEP時代の音に戻りました。
バンドサウンドに寄ったフルアルバムでも曲の良さは健在でしたが
お馴染みのタッグで夏にぴったりのドリーミーポップに仕上がりました。
9月には日本限定でアナログ盤も発売になるようです。

キラキラして甘酸っぱい曲が5曲収められていますが
"Nine Stories"はJ.D.サリンジャーの短編小説集にちなんで付けられた曲。
個人的には爽快感あふれるタイトル曲の"Summer Nights"と
少し翳りを感じさせる"All Dressed Up"、
ゆったりしたラストナンバー"Blue Light"あたりが特に気に入りました。

Nine Stories →
Summer Nights →
All Dressed Up feat. Day Wave →
When You're Around →
Blue Light →

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

The Beatles - Paperback Writer

2022-06-18 11:12:03 | 今日の一曲

きょう6月18日はPaul McCartney満80歳の誕生日です。
John Lennonが凶弾に倒れたのが40歳。
それから約42年、Paulがその2倍の歳を迎えたことになります。

そして1966年のこの日には、The Beatlesの"Paperback Writer"が
全英シングルチャートで1位になっています。
Paulが作ったこの曲は、サウンドも歌詞の世界も革新的でしたが
さらにコーラス面でフランス民謡を取り入れるなど
遊び心が加えられています。

Paperback Writer →

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Veronica Maggio 10曲

2022-06-15 15:04:17 | その他

先日、ニューアルバムを紹介したVeronica Maggio。
以前の作品の中から好きな曲を選んでみました。
上から好きな順です、時間があればぜひ聴いてみてください。
アルバム"Satan i gatan"の曲が多めです。

Mitt hjärta blöder (2011) →
Sergels torg (2013) →
Rosa drinkar och champagne (2019) →
Måndagsbarn (2008) →
Satan i gatan (2011) →
Kurt Cobain (2019) →
Jag kommer (2011) →
Dom sa! (2016) →
17 år (2008) →
Havanna mamma (2006) →


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vulkano (Those Dancing Daysの3人) 新曲

2022-06-12 18:46:34 | 新アーティスト・新曲

15年近く前に日本でも一部の若者に人気のあった
スウェーデンの女性5人組バンド、Those Dancing Days
2011年の活動休止とともにメンバー3人が
Vulkanoというバンドを開始したことをお伝えしましたが
それ以来、全くノーマークになっていました。

そのVulkanoが6月10日に
ニューシングル"Fantasy vs. Reality"を発表しました。

少し調べてみたら、この10年の間に
3枚のアルバムを発表していたことも分かりました。

結成当初は、Cissi Efraimsson(ドラムス、ヴォーカル)、
Lisa Pyk (キーボード)、Rebecka Rolfart (ギター) の3人でしたが
Rebeckaはすぐにバンドを離れ
3枚目のアルバムまでは2人で活動していたようです。

そして、今回の新曲ではRebeckaが戻り
再び3人組となり、新たな局面を迎えたようです。

Fantasy vs. Realityは意外にもドリーミー/ファンタジーな曲。
これまでに発表した何曲かを聴いてみても
ポップながらエレクトロニクスを使った曲が多かったのですが
今回はイメージチェンジなのか
イントロからクリスマスソングのような雰囲気です。

Cissiのヴォーカルは、TDDのLinnea Jonssonとは少し違い
やや舌足らずな感じですが、曲には合っています。
LisaはTDD時代からどこか小悪魔的な部分を持っていましたが
"C'est Bon"という曲のヴィデオでは
コンビニで万引きした商品を次々とIKEAの袋に入れていき
なんとなくキャラ的にはぴったりです。

Fantasy vs. Reality →

<Peach Punch> (2017)
C'est Bon →
Stars In The Sky →

<Iridescence> (2015)
Smiley Faces →
As Above So Below →

<Live Wild Die Free> (2013)
Choir Of Wolves →
Vision Tricks →

Too Young To Die (2014年のライヴ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Kate Bush "Running Up That Hill"

2022-06-09 00:55:46 | 今日の一曲

Netflixの大人気シリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。
そのシーズン4が、5月27日(日本時間)に配信開始されました。
7エピソード中4エピソードで使われているのが
Kate Bushの85年のヒット曲"Running Up That Hill"です。
出演しているウィノナ・ライダー (Winona Ryder) が推したようですが
この曲が現在、各国ヒットチャートを席巻しています。

オーストラリアとニュージーランドで2位、
リトアニアとハンガリー3位、カナダやスイスなどで4位、英国8位、
85年当時は最高位30位だった米国でも
6月11日付でそれを大きく上回る8位に飛び込んできています。
22か国でのチャートインが確認されていて
アジアではシンガポールで24位となっています。
まだまだ、これから上がっていく可能性はありそうです。

Kate Bush - Running Up That Hill →


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Veronica Maggio "Och som vanligt händer det något hemskt"

2022-06-06 01:44:36 | レヴュー

スウェーデンのシンガー・ソングライター
Veronica Maggioが、5月20日に7枚目のアルバム
"Och som vanligt händer det något hemskt"を発表しました。
今回はLPとCDのリリースはなく
デジタル・ダウンロードとストリーミングだけのようです。

5月27日付のスウェーデン・アルバムチャートで3位に初登場。
発表1ヵ月前の4月22日と29日付では
2011年のサードアルバム"Satan i gatan"が1位に返り咲くなど
過去の作品もチャートを賑わせています。

最新の6月3日付ではニューアルバムは5位に後退、
"Satan i gatan"は9位と粘っています。

シングルチャートでは"Heaven med dig"が33位 (最高位18位)、
"Låt mig gå"が45位 (最高位19位)にランク。
それ以外にもアルバム発表前までに5曲がランクインしていて
"Se mig"は最高位5位のヒットになっています。

アルバム収録の個々の曲は完成度が高く
エレクトロニクスを駆使した透明感のあるサウンドと
彼女の少し甘いきれいなヴォーカルが聴けます。
惜しむらくは過去の作品と雰囲気の似た曲が多い感じで
新たな一面が見れるかという意味ではやや期待外れではあります。

やはり"Satan i gatan"と4枚目"Handen i fickan fast jag bryr mig"
そして前作"Fiender är tråkigt"の出来の良さを
改めて実感させられる結果となりました。
それぞれの曲はよく練られているのにその点が残念です。

Se mig →
Förlorat mot världen →
Daddy Issues →
Låt mig gå →
Heaven med dig →

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Cheryl Ladd - Lady Gray

2022-06-03 15:10:49 | 今日の一曲

Cheryl Laddが1978年に発表した
セルフタイトルのデビューアルバムに収録された
A面ラストナンバーが"Lady Gray"。
悲しげにしっとりと歌うバラードです。

歌詞の内容は、恋愛なのか不倫なのか
最終的にうまくいかなかった男性との話です。

blueとgrayには「憂うつな」「陰うつな」という意味がありますが
blueは同時に空の青さ、海の青さでもあり
grayには何の意味もなく、「ちょうど私のようだ」と
二つの色を対比させています。

色のグレイは米国ではgray、英国ではgreyと綴りが異なるようです。
リプトンの紅茶にLady Greyというのがあるので
変に納得してしまいましたが
Lady Greyの"Grey"は伯爵の名前のようで、固有名詞でした。
そもそもLady Greyが誕生したのは90年代に入ってからで
この曲よりもずっと後のことのようです。

英国文学で思い出したのは
Anne Brontëの小説"Agnes Grey"。
しかし、Oscar Wildeは"The Picture of Dorian Gray"なので
名前にはGreyもGrayも使われるようです。

Cheryl Ladd - Lady Gray →

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

The June Brides - In the Rain

2022-06-01 17:30:57 | 今月の曲

きょうから6月の始まりということで
象徴するワードが入っているThe June Bridesの"In the Rain"。

ジューンブライド=「6月の花嫁」は幸せになれる。
これはヨーロッパの言い伝えであり
日本でもだいぶ前からよく聞く言葉ですが
実際に日本では梅雨と重なるため、また暑い時期のため
6月の結婚式はあまり人気がないようです。

一方、英国に梅雨はないようです。
一年を通して、しとしとと雨が降っていたり
どんより曇っていることが多いようです。
その分、土砂降りというのはあまりないようですが。

The June Bridesは1983年結成のロンドンのグループで
アルバム1枚とシングル4枚を残して86年に解散。
その後、2012年に再結成しています。

"In the Rain"は、84年発表の記念すべきファースト・シングルです。
"June"と"rain"がバンド名と曲名に入る
日本では6月に打ってつけの曲だと言えそうです。

1日の関東地方は良い天気でした。

The June Brides - In the Rain →

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sahara Hotnights ニューアルバム

2022-05-30 22:04:08 | この1枚

スウェーデンのガールズバンドSahara Hotnightsが
アルバム"Love In Times of Low Expectations"を発表しました。
2011年以来、実に11年ぶり7作目となります。

バンドは11年に活動休止していましたが
19年には活動を再開して、今回のリリースとなりました。
恐らくコロナ禍で発表が遅れたのだと思います。

07年の"What If Leaving Is A Loving Thing"と
09年"Sparks"の2枚のアルバムをスウェーデン国内でヒットさせ
そこから「Cheek to Cheek」「In Private」の2曲が
トップ10ヒットとなっています。

メンバーは40歳代に入っていることもあり
ニューアルバムはそれらと比べると当然のことロック色が薄れ
耳障りが良すぎるくらいにまとまっています。
キーボードが強調され、トランペットを使った曲もあります。

「Reverie」が先行シングルだったようですが
個人的には「Gemini」という曲が一番気に入りました。

HMV渋谷でのアコースティック・セットでのライヴからは
もう15年近くが経とうとしています。

Reverie →
Gemini →
Vertigo →

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする