MUSIC IS THE SCENERY

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インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

<この1枚>The Arrogants「Nobody's Cool」

2008-01-15 22:55:01 | この1枚

米国西海岸のThe Arrogantsが02年にShelflifeレコーズから発表した7曲+ボーナス・トラック2曲の計9曲入りミニ・アルバムです。

The Arrogantsは、Majestic 12のヴォーカリストだったJana Wittren(現在はJana Heller)と男性4人(うち3人は兄弟らしい)からなる5人組で、98年に結成されています。とてもアメリカのバンドとは思えない繊細でクールなサウンドが特徴です。The Sundaysに雰囲気が似ていて、他にもThe Field MiceなどSarahレコーズのアーティスト、Creationレコーズのアーティストからの影響がうかがえます。ギターとシンセをバックに女性ヴォーカルがごく自然に歌いますが、サウンドは違うながらもヴォーカル・スタイルはCardigansのNinaを少しだけ思わせます。ローファイですが楽曲の完成度はかなり高いです。とくに「Why T.A.N.G. Is My Favorite Band」と「Nobody's Cool」の2曲は、ボートラながらライヴ風の一発録りのようで、魅力が伝わってきます。

05年には初のフル・アルバム「You've Always Known When Best To Say Goodbye」がLetterboxから発売になっています。

すごいことにオフィシャル・ページでは、ほとんどの曲のMP3ファイルがダウンロードできてしまいます。

MySpace ↓
http://www.myspace.com/thearrogants 
オフィシャル・ページ ↓
http://www.arrogants.com/songs.html

コメント
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