MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

Talking Heads / Little Creatures

2009-07-15 00:38:55 | この1枚

Talking Headsの78年の2ndアルバム
「More Songs About Buildings And Food」を聴いた時は
これが最先端の音楽かと妙に納得させられましたが
以後のアフロ・リズムに傾倒した作品は個人的にはダメです。
しかし、それによってバンドは成功を収めます。

「Little Creatures」はその後の85年発表の6作目。
前作までのリズムへの偏執をそのままに
カントリー・ミュージックのエッセンスを取り込んだ
とてもポップな1枚です。
(本当のファンからの評判はあまりよくないようですが)

それまではどこか神経質そうな音楽でしたが
このアルバムはスーッと抜ける感じがします。
シングルになった「And She Was」「Road To Nowhere」
「The Lady Don't Mind」など
いつになくシンプルで聴きやすいです。

3曲目の「Creatures of Love」は
まるで少しひねりの効いたNeil Youngの曲のよう。

そういえばDouglas Couplandの94年の小説「Life After God」の
最初に出てくる短編が「Little Creatures」でした。

「And She Was」↓
http://www.youtube.com/watch?v=cZAyxUMfBvA
「The Lady Don't Mind」↓
http://www.youtube.com/watch?v=k7tsXK3d0DE
「Road To Nowhere」↓
http://www.youtube.com/watch?v=cPQcnjlwtE4

コメント
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