MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

BtV&tD - From burning hell to smile and laughter

2010-05-01 00:30:30 | レヴュー

スウェーデン・マルメを拠点に活動する7人組
Billie the Vision & the Dancersの
5枚目『From burning hell to smile and laughter』が
4月16日に発売になっていました。

昨夏は「Summercat」がスペインで
シングル・チャート数週間1位の大ヒットとなりましたが
バンドとしてのスタンスは変わらず(偉い!)
今回もオフィシャル・ページで
アルバム全曲、嬉しいフリー・ダウンロード。
寄付もできます。

2年ぶりとなった今回の作品
最初の4曲からこのバンドらしい能天気なノリが全開。
1曲目「37010」と3曲目「I'm Alive」が素晴らしい。

中盤にかけてはカントリー・テイスト
終盤にかけてはラテン・フレイヴァーも感じられ
さらにミディアム、スローな曲を
良い塩梅に絡めながら展開する
軽快な横ノリ・サウンドは今の季節にぴったり。
聴けば聴くほど好きになりそうな1枚です。

2曲目「We Won't Get Any Younger」は
若さは決して戻ってこないということを歌っているようですが
終盤部分の歌詞
Time will not come back to you
and time will not come back to me
I'm gonna die with a smile on my face
and I'm gonna die beside you

の部分はThe Smithsの2曲
「That Joke Isn't Funny Anymore」
I just might die
with a smile on my face after all

「There Is A Light That Never Goes Out」
To die by your side
It's such a heavenly way to die

を思い出しました。

The Beatlesの「When I'm Sixty-four」にも
かけているのかも知れません。

私は寄付をせずにフリーで手に入れましたので
必ずCDを購入してじっくり聴いてみます。

それから先日、どこかで男3人女4人と
書いてあるのを見かけましたが
女装のヴォーカルLars Lindquistは性同一性障害
一応、男性です(こちら参照)。
ですから男4人女3人、
もしくは男3.5人女3.5人です。

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