見るからに陽気なスウェーデン人女性Miss Liの4枚目。
本名はLinda Carlssonというそうです。
クラシカルな楽器と元気で人懐こいヴォーカルとの
組み合わせで繰り広げられる
ブルーズやジャズを取り入れたキャバレー・ポップです。
先行シングルの「I heard of a girl」を聴いた時に
これまでにないインパクトの強い曲だと思いましたが
今回のアルバムは個々の曲が実に魅力的。
前作まではアルバム通して聴くのは少し辛い部分もありましたが
今作はストリングス・アレンジなどを絡めて
最後まで楽しめる聴きやすい内容になっています。
珍しく(?)じっくりと聴かせてくれる「Is this the end」と
「A daughter or a son」では新境地を開いた感が強く
60年代風の雰囲気の「Bougeois Shangri-La」や
「The boy in the fancy suit」も
持ち前の個性的なヴォーカルが炸裂しながらも
良い具合にまとまったスムーズな曲です。
オープニングの「I heard of a girl」から
最後のちんどん屋風の「Stupid girl」まで、
1曲1曲あっという間に流れていきます。
そして気がつくと、またリプレイしている1枚です。
本音を言うとそれほどは期待していなかったので
嬉しい誤算でした。
「I heard of a girl」↓
http://www.youtube.com/watch?v=73LkRB_DlVo
「Is this the end」↓
http://www.youtube.com/watch?v=XrodCAPrg0A
MySpace ↓
http://www.myspace.com/experiencemissli
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