MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

25 サウンドはカラフルだったThe Monochrome Set

2006-08-23 03:31:39 | アーティスト紹介
 インド人美青年のビドを中心にした英国バンド。アダム・アントらとB-サイズというバンドを組んでいたギタリストのレスター・スクエアが、新たなバンド、アダム&ジ・アンツに1カ月ほど在籍した後脱退。B-サイズ時代にアダム・アントが一時脱退したときにヴォーカルとして加入していたビドと、78年に結成したのがザ・モノクローム・セット。メンバーチェンジを繰り返しながら85年までに4枚のオリジナル・アルバムとコンピレイション、ライヴ・アルバムをチェリー・レッドなどから発表し解散する。その後、ビドはエル・レーベルからソロ・デビューするが、90年には再結成する。
 一貫して60年代風のサウンドながら、ややクセのあるニュー・ウェイヴの要素も持った、一風変わったギター・ポップを聴かせてくれた。とくに85年のアルバム「ロスト・ウィークエンド」までは、ひねりの効いたアイデアのある曲を多く残している。ビドは恐らくかなりのポップ・ミュージック・マニアなのだろう。現在はスカーレッツ・ウェルというバンドで活動している。

<私の選んだThe Monochrome Setベスト5>
1 Starry Nowhere
2 Goodbye Joe
3 Eine Symphonie Des Grauens
4 The Jet Set Junta
5 Up

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