葉室麟さんが亡くなったのが2017年。
葉室さんの小説に興味を持ちだしたのは「蜩ノ記」を読んでからだった。
以後、本屋さんで見るたびに購入して読んでたけど、葉室さんが亡くなってからは自分では買わなくなった。
今回の本はARさんのパパさんが持っていた本。
ARさんから「Aちゃんはまだ読んでないと思うよ。」と言って貸してくれた。
「星と龍」⇒(葉室麟作)
主人公は、楠木正成。
1221年の承久の乱は、後鳥羽上皇が幕府討伐を訴えて兵を起こしたが、関東勢に敗れた。
正成は天皇中心の世の中を築くために、後醍醐天皇の新政に尽力する。
後醍醐天皇の新政が始まると、次第に理想と現実の隔たりに懊悩することになる。
自ら「悪党」と言い張り、不世出の猛将・楠木正成の生き様が書かれている。
(未完)
歴史小説。
感想:葉室さんの死によって、この本は完結を見なかった。
とっても残念な1冊。
楠木正成の戦術や思想など、おもしろいだけに続きが気になるけど...。
これが最後の本なんやぁ~やっぱり葉室さんの本は面白い。