今野敏さんの隠蔽捜査シリーズの第9弾。
迷わずに購入。
「探花」⇒(今野敏作)
主人公は、神奈川県警刑事部長の竜崎信也。
竜崎がまだ神奈川県警になじめていない時に、警察庁トップ入庁の同期が福岡から移動で神奈川県警に移動になった。
そんな時に、横須賀基地付近で殺人事件があった。
「刃物を持った白人が逃げて行った」という目撃証言があった。
犯人は米海軍基地関係者?ってことで、竜崎は基地に出向いて捜査の協力と捜査範囲の確認に出向く。
捜査本部は、米海軍犯罪捜査局から特別捜査官の参加を認めて日米合同捜査をすることになった。
本来なら捜査本部には行かない部長だけど、捜査が気になる竜崎は捜査本部で指示を出す。
竜崎の決断力と判断で捜査は進む。
福岡から移動できた同期は事件に関係あるのか?
<おまけ>
題名の「探花」は中国の科挙で3番目のことらしい。
1番は「状元(じょうげん)」、2番は「榜眼(ぼうがん)」
ちなみに、竜崎は警察庁試験で3位だったとか。
警察小説
隠蔽捜査シリーズ第9弾(神奈川県警編第2弾)
感想:毎度のことだけど、竜崎の言動&行動が小気味いい。
テンポよく進めるから好きだわ。
ほぼ一気読み。