誰の本か分からない。
貸していた本を返却されて時に、紙袋に一緒に入っていた。
本の貸し借りの時は、付箋紙に持ち主の名前を書いて貼ることになってるのに.....ない。
奥田英朗さんの本は誰かに借りて読んだことはあるけど、ずいぶん前のことなので誰の本か忘れてる。
誰の本でもいいから読んで返そうってことで読んだ。
「邪魔」⇒(奥田英朗作)
主人公は、刑事課強行犯係の警部補・久野薫とサラリーマンの妻・及川恭子の二人。
恭子の夫(茂則)の勤務先で放火事件が起こった。
夜勤を務めていた夫が第一発見者で、彼は火を消そうとして両腕をやけどする。
放火犯捜査で、翌日に会社の監査が入ることがわかり、第一発見者の及川茂則が疑われる。
恭子も夫の不可解な行動などから疑惑を持つが、家族を守ろうとすればするほど不信が広がる。
これまでごく普通の主婦だった恭子は、事件をきっかけにどんどん泥沼に落ちていく。
犯罪小説。
感想:不良少年、暴力団、警察内部、宗教団体など、いろんな話が交差する。
一つ一つを位置づけながら読まないとあらすじがわからなくなりそうやった。
上より下が面白かったけど、全く先が読めない本やった。
ちょっと盛り込み過ぎ感はあったなぁ~。