短編小説ってあまり好きじゃない。
でも、柚月裕子さんの短編集は初めてなので購入。
「チョウセンアサガオの咲く夏」⇒(柚月裕子作)
11話の短編小説。
①チョウセンアサガオの咲く夏・・・72歳の母親の面倒をみる娘
②泣き虫の鈴・・・奉公先でいじめられる男の子
③サクラ・サクラ・・・ペリリュー島で聞いた日本の唄
④お薬増やしておきますね・・・妄想性パーソナリティ障害の患者
⑤初孫・・・孫だと思っていたら息子だった
⑥原稿取り・・・急ぎの原稿を失くし、再度原稿依頼
⑦愛しのルナ・・・可愛いと言われる猫と同じ顔に整形
⑧泣く猫・・・亡き母親を偲んで鳴く野良猫
⑨影にそう・・・瞽女(盲目の旅芸人)で生きていくために
⑩黙れおそ松・・・神様になるために口を利かない
⑪ヒーロー・・・学生時代のヒーロー
感想:「5分で読める!」シリーズの1冊らしい。
確かに、どれも短いからアッと言う間に読めちゃう。
「ミステリー」「人間ドラマ」「プロ仕事」の三つのタイプなんだってぇ~。
苦手な短編集だったけど、結構面白かった。