この本は全く知らなかった。
Book Offで見つけたので買って来たんだけど.....。
「めぐみの夏」⇒(高杉良作)
主人公は杉田亮平少年。
小学校6年生の時に両親が離婚し、その年の夏に亮平弟姉妹4人は孤児施設「めぐみ園」に放り込まれる。
園長夫妻の理不尽な扱いや、その息子の暴力にもあいながら、亮平は園生活を送る。
中学校1年の1月(1年4ヶ月後)に父親に引き取られるまでの、園や学校での生活が書かれている。
高杉良の自伝的小説。
感想:経済小説で好きな高杉良さんにこんな過去があるとは知らなかった。
昭和25年からの話なので、私が生まれる前だけどなんとなく想像はできる。
今の児童養護施設とは全く違うもんね。
少年の人懐っこさから、友達や先生や施設で働く人たちから可愛がられるから良かったわ。
読んで良かったと思った。