メーガン妃 ヘンリー王子から贈られたイニシャル入り“ネックレス問題” 王室補佐官による忠告に遺恨も
2人のイニシャル「H」と「M」入り 交際当時に電話で注意され感情的に
英メディアは、メーガン妃とヘンリー王子の“暴露本”伝記「Finding Freedom(自由を探して)」の内容をめぐり連日盛り上がっている。今度は2016年12月、当時女優だったメーガン妃に起きた“悲劇”について書かれていることが明らかに。それは、ヘンリー王子から贈られた「H」と「M」の2つのイニシャルが入ったネックレスを着けている姿を激写されて、王室サイドから注意を受けたことだという。著者のオミッド・スコビー氏は「夫妻への取材は一切していない」と表明しているが、妃にとっては未だ忘れられない“恨み”として残っているのだろうか。 【写真】ヘンリー王子から贈られた“問題のネックレス” メーガン妃の首元をアップにすると「H」と「M」のイニシャルモチーフが付いている ◇ ◇ ◇ 英大衆紙「デイリー・メール」は、2016年12月、当時ヘンリー王子と交際中だったメーガン妃が「H」と「M」の2つのイニシャル付きのネックレスを着用している姿を写真に撮られると、王室補佐官から直々に電話がかかってきて注意を受けたと伝えた。 記事によると、王室補佐官は「このようなネックレスを着けた写真を撮られてしまうと、メディアを騒がせるだけ。あることないことを書かれてしまう」とメーガン妃に忠告したようだ。当時はまだ正式な婚約発表の11か月前で、2人の関係が公になるのは“早い”と勧告されたようだ。 問題のネックレスはゴールド製。米ロサンゼルスのジュエリーブランド「マヤブレンナー」のもので、価格は184ポンド(約2万5760円)と見積もられている。値段はささやかなものだが、交際中だったヘンリー王子からのプレゼントとみられている。 当時、カナダ・トロント在住で女優活動をしていたメーガン妃は、リラックスした表情でこのネックレスを着用しているところを写真に撮られてしまい、これが保守的な王室スタッフの懸念を招き、直接注意されたというわけだ。 メーガン妃は、電話を受けた後にフラストレーションを感じ、感情的にもなったという。普通に恋人から贈られたネックレスを着用したことを「とがめられた」というのは納得がいかなったのだろう。 しかし英王室というパブリック・ライフを管理する補佐官としては、英メディアに余計な波風を立てられるのは好ましくないと思うのは、当然のことなのかもしれない。 どちらにも言い分はあると思うが、今回の暴露もまたメーガン妃が「前例ばかり気にして心ない対応をする」という王室サイドの官僚的な対応を批判した形になった。
森昌利/Masatoshi Mori
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メーガン・マークル妃、デイリー・メールとの法廷闘争で9万ドルの弁護士費用を支払うことに
今年1月8日に、「シニアロイヤル」と呼ばれる高位王室から辞退し、財政的にも自立していくことをヘンリー王子と発表したメーガン・マークル妃。メーガン妃は現在、彼女が父親に送った手書きの手紙を公開したイギリスのタブロイド紙を訴えているのだが、法廷闘争で90,000ドル(約952万ドル)の弁護士費用を支払うことに合意したと報じられた。
メーガン妃は、デイリーメールの出版社との法的な戦いの真っ只中。ところがメーガン妃は5月の早期判決で敗訴。先週の水曜日には出版社の公聴会の費用を支払うことに同意した。裁判所の書類によると 彼女は90,000ドル(約952万ドル)に相当する金額を支払うことを示している。
さらにデイリーメールの出版社の弁護士は、メーガン妃の友人が、彼女と父親の手紙を取材で持ち込んだとして、法廷で5人の名前を特定すべきだと主張。これに対してマークルの弁護士であるジャスティン・ラッシュブルックが水曜日にロンドン高等裁判所に書面を提出。「友人の名前を強制されることは公爵夫人にとって“容認できないほど高い代償”になるだろう」と述べている。
また、The Guardianが入手した裁判所に文書によると、メーガン妃の弁護士は彼女と彼女の父トーマス・マークル氏との関係について「彼女は、子供時代を通して、とても親密な父娘の関係を持っていました。英国のタブロイドメディアによって3年前に“標的”にされるまでは親密なままだだった」と主張していた。
メーガン・マークル妃は、「Mail on Sunday」紙に掲載された2つの記事と「DailyMail.com」に掲載された3つの記事の計5つの記事にわたって、個人情報の悪用、著作権侵害、データ保護法違反の疑いで損害賠償を求めている。
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