ヘンリー王子とウイリアム王子 弟の王室離脱宣言から2か月間続いた“冷戦” 兄は「評判を落とした」と激怒
暴露本著者が語る 兄弟の距離は「広がるばかり」
ヘンリー王子とメーガン妃は今年1月8日、「王室の主要メンバーとしての役割からは身を引く」と衝撃的なメッセージを発した。これに激怒したというウイリアム王子は、それから2か月間、弟のヘンリー王子が最後の公務を迎えるまでまったく口を利かなかったという。今月11日に発売されたメーガン妃とヘンリー王子の暴露本とも言える伝記「Finding Freedom(自由を探して)」の著者オミッド・スコビー氏が明らかにした。英紙が伝えている。 【写真】ヘンリー王子 兄との距離は広がるばかり 「不穏な空気」が流れている? 硬い表情だった最後の公務での瞬間 ◇ ◇ ◇ 英大衆紙「デイリー・メール」が報じたところによると、メーガン妃とヘンリー王子が王室に相談することなく突然に王室離脱を宣言したことで、ウイリアム王子が激怒。その後、エリザベス女王、チャールズ皇太子を含めた4者会談がサンドリンガム城で開かれたというが、兄の怒りは解けなかったようだ。 兄弟はその後2か月間、3月9日の公務で挨拶を交わすまで「会うどころか、一言も言葉を交わさなかった」とスコビー氏が明かした。この日は「コモンウェルス・デー」の式典が行われ、メーガン妃とヘンリー王子にとっては最後の公務だった。 小さい頃から仲が良かった2人がそんな険悪な状況になったのは、ヘンリー王子の離脱宣言に対し、ウイリアム王子が「王室の評判を落とした」と受け止めたことが大きかったという。スコビー氏によると、その後の2人の距離は「広がるばかり」。今後、仲直りするにしても「かなりの時間が必要だ」と述べている。 スコビー氏はまた、メーガン妃とキャサリン妃の関係は出会った時からぎこちなく、時間を経ても「進展はなかった」と説明した。特に、英メディアに叩かれサポートを欲しがっていた時、メーガン妃にキャサリン妃が「救いの手を差し伸べることができなかった」と解説。メーガン妃が王室内で孤立したのは、義姉からの助けが足りなかったことも一因となっているとしている。
森昌利/Masatoshi Mori
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“ご懐妊ニュース”の秘密は王子の表情が握っている? 英メディア
最近の英メディアでは、ウイリアム王子夫妻の仲睦まじい様子が取り上げられ、キャサリン妃の第4子妊娠の可能性が報じられるなど夫妻への注目度がさらに高まっている。英紙では、ボディランゲージ専門家がウイリアム王子の振る舞いに「良いニュースを秘密にしているように見える」と、第4子の秘密を握る重要なサインが出ていると分析。また英誌では、将来の国王夫妻が公で見せた珍しいボディタッチの瞬間を特集した。 【写真】キャサリン妃とウイリアム王子 珍しいボディタッチをとらえた甘い瞬間の数々 愛情あふれる姿が話題に ◇ ◇ ◇ 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、ボディランゲージ専門家のジュディ・ジェームズ氏は、キャサリン妃は妊娠初期の兆候をめったに明かすことのない人物だというが、夫のウイリアム王子に関しては重要なサインが出ていると語ったという。 「ご懐妊のニュースとなった時、ボディランゲージや振る舞いの観点から言えば、キャサリン妃は最適な情報源とは言えませんね」としたが、ウイリアム王子については「良いニュースとなれば、表情がしばしば(それを知るための)決め手となる」と指摘。最近の夫妻の公務の様子から、次のような見解を述べた。 「父親(チャールズ皇太子)とは異なり、王子は怒りやフラストレーションといったネガティブな感情を隠そうとします。ただ、第4子の秘密を握っているからか、笑顔に気を付けているようなのです。笑顔を抑えようとするため、目元の表情がゆるくなっています。目が細くなり、目元にシワが寄っていますね。そして、口元を強く結んでいますが、口角が上がっています」 また英雑誌「ハロー」は、ウイリアム王子とキャサリン妃が公衆の面前でボディタッチをしている様子を特集。英王室の伝統として暗黙のタブーとされているので、とても珍しい「甘い瞬間」となるが、2人が互いに信頼し合い、愛情あふれる様子が分かる。 記事では、ウイリアム王子、キャサリン妃夫妻が公衆の面前でボディタッチなどの愛情表現を見せるのは明らかに限られたものだと伝えている。最近では、今月5日に南ウェールズのバリー島にあるゲームセンターを夫妻が訪問した際、妃が自身の腕を王子に愛情深く添える姿などが目撃された。
Hint-Pot編集部
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