エリザベス女王にとってフィリップ王配は「神が授けた相手」…ほめ上手だったと元女官が語る
長年にわたってともに公式行事に参加してきたエリザベス女王と夫のフィリップ王配は、いつも仲睦まじい様子で、誰もが憧れるおしどり夫婦だった。
そんなふたりについて、エリザベス女王の元女官レディ・プルーデンス・ペンが、女王にとって王配はまさに「神が授けた相手」だったと『Tatler』誌に語った。
【写真】エリザベス女王&フィリップ殿下の愛あふれる追憶ギャラリー
ペンは、1947年に女王が初めてフィリップ王配と出会った時のことを振り返り、「エリザベス女王は、金髪の若い男性の容姿に強い感銘を受けました。
彼はまさに女王の美しさにふさわしい方でした」 とコメント。 またペンは、王配のことを思いやりのある献身的な夫だったと表現した。
「公務に出かける時、王配が女王に『とても素敵だ』と言って、女王の自尊心を持ち上げていました。なんとも微笑ましかったですね」
「王配は女性の魅力をいかに引き出すかを心得ていました。彼のアドバイスや励ましが、ふたりの関係においてもっとも重要だったことは間違いないですね」
「彼はどんな任務にも取り組む熱意とスキルを持っていました。
彼は私が出会った中で最も実践的な能力を持った男性の一人でした」「多くのことに強い関心を持ち、もっと知りたい、可能であれば改善しようと常に好奇心旺盛でした」
ペンによると、フィリップ王配とヴィクトリア女王の夫アルバート王子は非常に似たところがあったという。
「一度、彼にそう言ったら文句を言っていましたけれどね。でも私は間違っていなかったと思います」と彼女。
英国王室史上、最も長く王配を務めたフィリップ王配は、2021年4月9日に99歳で亡くなった。
「彼は常に、王配に定められているものよりも控えめな葬儀にしたいと考えていました。
コロナ禍という状況下だったため、その願いが叶いました」「彼にふさわしく、とても感動的で、記憶に残る葬儀でした」
Translation: Mitsuko Kanno From Harper's BAZAAR.com
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2021年5月27日(現地時間)にスコットランド訪問を終えたウィリアム王子(38)とキャサリン妃(39)。
翌28日(現地時間)、訪問中に出会った人々に向けた王子夫妻によるお礼状がインスタグラムで公開された。
お礼状の文面は「お話をうかがった人々、コミュニティ、組織のみなさん。そして、立ち止まって手を振り、私たちのスコットランド再訪を特別なものにしてくれたみなさんへ、どうもありがとう! ウィリアム&キャサリン」というもの。
2001年、スコットランドのセント・アンドルーズにあるセント・アンドルーズ大学在学中に出会い、交際をスタートさせたウィリアム王子とキャサリン妃にとって、スコットランドは思い出の場所。
文章に加えて、王子夫妻が学生時代を過ごし、今回再訪したセント・アンドルーズの街を描いたスケッチも!
なんとこれは、キャサリン妃が大学在学中の2002年に描いたものであることも明かされた。
これまで子どもたちや家族を撮影した写真をインスタグラムで公開し、写真愛好家として知られるキャサリン妃だが、スケッチが公開されたのはこれが初めて。
大学では美術史を専攻していたが、自ら絵画を描く才能にも優れていたよう!
訪問中は病院の開院式典で医療従事者と面会したり、社会問題に取り組む活動をしている人々の話を聞いたり、ビーチでランドヨットに挑戦したりと、精力的に公務を行った王子夫妻。
さらに公務の合間に学生時代に常連だったレストランに立ち寄り、フィッシュ&チップスをテイクアウト。そのまま海辺のベンチで食べるという、まるで学生時代のデートを再現したような姿も目撃された。
短い時間ながら、思い出の場所で思い出の味を楽しんだ王子夫妻。
20年前のキャサリン妃のスケッチを公開したのも、スコットランドがふたりにとって特別な場所であることを表しているといえそうだ。 Photo:Max Mumby/Indigo - Pool/Getty Images
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