シリア騒乱と修羅の世界情勢

第三次世界大戦を阻止するブログです。

アーチー君と娘リリベットちゃんは「王子」「王女」の称号はもらえる?

2021年06月12日 | 国際社会

イギリス王室のシニアロイヤルを離脱したヘンリー王子&メーガン妃、息子アーチー君と娘リリベットちゃんは「王子」「王女」の称号はもらえる? 1917年に発行された特許状の内容がカギに・・

ヘンリー王子と、メーガン妃
ヘンリー王子と、メーガン妃
 

イギリス王室のヘンリー王子と、妻メーガン妃の子供たちは、王子、王女の称号はもらえるのだろうか?

ヘンリー王子と妻メーガン妃といえば、昨年のはじめに「シニアロイヤル」と呼ばれる高位王室から辞退し、財政的にも自立していくことを発表。大きな話題となった。

 

そんなヘンリー王子と妻メーガン妃には2歳になる息子アーチー君と、つい先日、6月4日に誕生した第二子となる娘リリベットちゃんがいる。

リリベットちゃんが誕生したことで、世間は子供たちの称号がどうなるか再び気になっているようだ。

君主制の現在のガイドラインによると、殿下・妃殿下(HRH)の称号は君主の子や孫、皇太子の長男の孫にのみに与えられる。

つまり皇太子のひ孫は、チャールズ皇太子の長男、つまりウィリアム王子の子供をのぞき、他の子供たちは王子や王女ではないという。なのでウィリアム王子とキャサリン妃の子供たち、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子は称号を持っているが、アーチー君とリリベットちゃんは称号を持っていないことになる。

しかし、これは現時点での話。チャールズ皇太子が今後王位に就いて王になると、ヘンリー王子とメーガン妃の子供たちは王の息子の子供であるため、自動的に王子と王女の称号が与えられるのだという。この規制は1917年に特許状を発行した後、ジョージ5世(エリザベス女王の祖父)によって法制化された。

いつかチャールズ皇太子が王になった時、アーチー君とリリベットちゃんも称号を与えられることにはなるものの、ヘンリー王子とメーガン妃が称号を与えられることを望んでいるかは不明である。

また現在は、ヘンリー王子とメーガン妃がインタビューで王室批判を続けているため、称号を返上すべきだという声もあがっている。

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2021年6月9日
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メーガン妃への反撃は一切なし!キャサリン妃、毅然とした態度で公務に邁進 ‖ ヤフーユーザーのコメントのまとめです

3月のオプラ・ウィンフリーのインタビューで、公然と「キャサリン妃に泣かされた」と発言したメーガン妃。
その後2日間の公務では、凍り付いたようなキャサリン妃の表情に同情の声があがっていたが、その後はすっかりいままでのキャサリン妃に。反撃しない毅然とした態度を見せている。 
【写真を見る】キャサリン妃の毅然とした態度に称賛の声!フィリップ王配の葬儀でも計らいを見せた 
王室専門家のカミラ・トミネイは、ヘンリー王子夫妻がオプラのインタビューで、「キャサリン妃はブライズメイドのドレスを巡ってメーガン妃を泣かせた」と主張したことについて、「キャサリン妃は、4月のフィリップ王配の葬儀の後、ヘンリー王子にも話しかけるなど、反撃せずに完全に超越した態度を見せています。
個人的なことを差し置いて、ウィリアム王子とヘンリー王子が和解できるよう最善を尽くしたのです」と「Stella」誌に語っている。
ウィリアム王子はインタビュー直後の公務で、「英王室は、人種差別からは程遠い」とメーガン妃の主張を否定。
またキャサリン妃の叔父がキャサリン妃を擁護した以外、コメントはおろか、メーガン妃を攻撃するような関係者の話も一切ない。
直後は、かなり憔悴した様子が歴然としていたキャサリン妃だが、起きたことを毅然とした態度で受け止め、いまでは超越しているかのようだ。
ウィリアム王子とキャサリン妃の人気はますますあがっている一方で、ヘンリー王子夫妻の人気は下がる一方。
英国民、もしくは世界の人々から公務によって実績を見てもらうことが一番だと考えているようで、キャサリン妃の毅然とした態度には、賞賛の声があがっている。
王室専門家たちは、「まだ爆弾発言が投下されることが予想されますが、いま下手に反撃してヘンリー王子を挑発するよりも、すべてが出きったところで対策をとる方が得策だと考えている」と「Daily Beast」などに語っているが、
キャサリン妃のわかりやすく清々しい態度には、英王室内、英国人そして他国の間でも評価が高まっているようだ。 文/JUNKO

全文は、ここから確認してください。

メーガン妃への反撃は一切なし!キャサリン妃、毅然とした態度で公務に邁進 / ヤフーユーザーの感想まとめになります。

コメントの数は、94個です。

  1. 1 sol***** 2021-06-11 17:38:24
    英国王室と伝統を背負って毅然とした態度。
    素晴らしく感嘆の思いです。
    皇室に生まれても自分の事しか考えられないM様にも少しは見習ってもらいたい。
    1123 28
  2. 2 se_***** 2021-06-11 17:33:49
    あの夫婦の話題で名前が出ることが嫌なんじゃない?
    品性のかけらもないし、関わりたくないという方が正しいと思う。
    683 14
  3. 3 suz***** 2021-06-11 17:44:04
    反撃とか、もう触れたくないというのが本音なのではないでしょうか
    メーガンが暴れれば暴れるほど、キャサリン妃の姿が美しく見えます。

    キャサリン妃には関係ありませんが、アメリカの「SUITS」のドラマ、好きだったのに、メーガンが出ているから、もう見たくない…

    日本もよそ様の国のことを言える状態ではありませんが、このハリーとメーガン騒動のことを眞子さまと小室さんに、どう思うのか?って、誰かインタビューしてほしいわ


    とにもかくにも、キャサリン妃は素敵です!
    518 19
  4. 4 Norikoete 2021-06-11 17:35:31
    潔くてこういう態度がハンサムで素敵。頑張れキャサリン妃
    322 7
  5. 5 kay***** 2021-06-11 17:41:32
    人間は喋ると知性がわかる。
    黙れるかどうかで品性がわかる。
    キャサリン妃は、ウィリアム王子と別れた時も、マスコミの取材に応じなかったそうですね。
    口の軽い人はダメです。
    その点、ケイトは信頼できる。
    296 7
  6. 6 守ろう尊い命 2021-06-11 17:42:29
    もう、相手にする価値もないのがメーガン
    そして旦那の弟幸せになってほしいとおもっているであろうハリーだけど聞く耳持たない義弟には少し距離をおき現実を見ろって感じかな、

    どっちにしても、相手にすればするほど付け上がって反撃姿勢に出るメーガンは相手にする価値もないということやろ、
    当たり障りなく子供が生まれたことには祝福のメッセージ、キャサリン妃素晴らしい大人だ、
    219 4
  7. 7 ypq***** 2021-06-11 17:44:08
    > ウィリアム王子とキャサリン妃の人気はますますあがっている一方で、ヘンリー王子夫妻の人気は下がる一方。

    王室の人間が軽々しく反論出来ないのを分かっていて、批判しまくっているハリーとMMと比べて対照的。何も言わないほうが好感度上がると思います。

    とはいえ、ハリーとMMは食べていくためには露出しなければならないので、メディアに出ざるを得ない。けれどもそうすると人気は下がる一方と、悪循環に陥ってますね。まあそれで相対的にウィリアム王子とキャサリン妃の人気が上がるのでそれはそれで良いか。
    218 7
  8. 8 kji***** 2021-06-11 17:46:20
    もう王室メンバーでもない外野のメーガンなんか無視しとけば良いんです。関わるだけ時間の無駄だし、関わると調子に乗ってまた突っかかってくるだけ。

    キャサリン妃とメーガンの器の違いがはっきりと世界中の人に分かってきましたね。
    212 6
  9. 9 yok***** 2021-06-11 17:52:30
    いちいち反論していたら
    メーガン妃との同じ土俵に降りての泥仕合に成るのは必至で有り
    王室の権威を守った冷静な対応。
    黙して語らずであってもお天道様や世間はしっかり見ていると思う。
    146 1
  10. 10 lyl***** 2021-06-11 17:43:05
    なにか言おうものなら、またメーガンがあることない事、メディアでぶちまけるから、王室はノーコメントを貫くしかない。

    でも、ノーコメントだと、
    リリベット命名の件で、王室は守ってくれなかった、って恨み言を言いそう。
    137 3
  11. 11 que***** 2021-06-11 17:52:37
    圧倒的美しさと、知性と優しさを備えている完璧な人️
    メーガンとは大違いです。育ちが違いますね〜
    それは世界中がわかっていること。
    77 0
  12. 12 つれつれ 2021-06-11 17:35:27
    反撃なんてしたらメーガン氏とマスコミの思う壺
    喜ばせるだけ
    77 3
  13. 13 izo***** 2021-06-11 17:33:17
    触らぬ神に祟りなし。君子危うきに近寄らず。賢明ですね。
    77 2
  14. 14 kon***** 2021-06-11 17:40:57
    打算的ではなく、本当にウィリアム王子のことを愛していらっしゃるんだなと思います。素晴らしいの言葉しかありません。
    74 2
  15. 15 sno***** 2021-06-11 17:36:18
    「直後は、かなり憔悴した様子が歴然としていたキャサリン妃だが、起きたことを毅然とした態度で受け止め、いまでは超越しているかのようだ。」

                    ↓

     これがアメリカだと、反論しないと世論からも叩かれっぱなしだったと思いますが、イギリスと日本って、同じ立憲君主制の国で、アメリカに比べはるかに長い歴史を持つ国と言うのも共通するので、国民はちゃんと王室・皇室の事を理解しているし、是非の判断も上っ面だけではしませんね。

     日本にはKK問題が・・・
    66 0
  16. 16 t***** 2021-06-11 17:52:51
    アメリカに行ってくれて良かった感じかもね。
    王室内部でもめ事起こされると厄介だし。
    アメリカで吠えてる分には、スルーでいいしな。
    64 0
  17. 17 kan***** 2021-06-11 17:44:49
    ウィリアム王子は、素晴らしい方を奥様にしましたね。
    キャサリン妃が未来の王妃様なら、英国の未来は大丈夫。
    59 1
  18. 18 m19***** 2021-06-11 17:33:30
    なにか、メーガンとヘンリーの惨めさと能天気さだけが目立つな。育ちの差かな。日本の宮家の長女と相手を見てるようだね。早く破談にしてほしいね。
    59 1
  19. 19 ***** 2021-06-11 17:57:44
    キャサリン妃は、自分の立場をよく自覚しているからだと思う。
    何を言ってはいけないか、何をしてはいけないか。
    よくわかっているからだと思う。

    逆に何もわかってなくて、やってはいけないことばかりやって自滅の道にひた走ってるのが、メーガン。
    物事を客観視できない性格というのは、自分の首を絞める事になる。
    彼女が馬鹿な事ばかりやり続けて、破滅するのを、遠いイギリスから黙って見ていればいいだけ。
    55 1
  20. 20 bla***** 2021-06-11 17:44:00
    取り合う必要ないですね。
    相手はアメリカの一般人です。
    54 1
  21. 21 rup***** 2021-06-11 17:56:14
    キャサリンはメーガンと同じレベルではないお方、すべてが違いすぎます。
    いくらメーガンが魔界に引きずりおろそうとしても、毅然とした態度でミューズとして君臨します。後光が差しています。
    48 3
  22. 22 pia***** 2021-06-11 17:38:03
    本当に素敵な人。ウィリアムは良い人を選んだ。
    もうあの二人のことは黙殺してください。
    45 0
  23. 23 hah***** 2021-06-11 18:01:47
    もともとの仲良し兄弟だった頃に戻って欲しいと多くの人が思っているはず。
    言いががりにいちいち反応せず、兄弟を取り持とうとするキャサリン妃は素晴らしい。
    結婚は相手を選ばないとね。
    43 0
  24. 24 cho***** 2021-06-11 17:47:20
    英国王室の一員として誇りと気品と民衆の支持回復は
    この人キャサリン妃にかかっているといってもいい

    CNNはあの夫妻特番放映するみたいだしどうにもなりませんね
    39 1
  25. 25 ire***** 2021-06-11 18:04:45
    もはやどうでも良い存在なのでは。
    離れてスッキリしているのはロイヤル側も同じかもしれませんね。お互いにとって良かったのかも。
    38 1
  26. 26 cel***** 2021-06-11 18:01:31
    まさに能ある鷹は爪を隠す。でも品位や知性は、自分からわざわざアピールしなくても滲み出てくるもの。

    対して、小者であればあるほどキャンキャン騒ぐ。
    38 0
  27. 27 m******* 2021-06-11 17:43:56
    金持ち喧嘩せず。
    ウィリアム王子一家がいれば安泰ですね。
    38 0
  28. 28 al**** 2021-06-11 18:15:53
    この人は将来ウィリアムを支えるイギリス王妃になる人。
    夫と共に国を背負う修行中であり、雑事にいつまでもかまけるほど暇ではないでしょう。
    スケジュールは分刻みでアメリカで遊びほうけてイギリスの足を引っ張ってる人たちとは違う。
    37 0

 

 

 


メーガン妃、ヘンリー王子の称号剥奪を恐れて英王室攻撃を控えるよう指示!?

2021年06月12日 | 国際社会

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現地時間6月3日から来年1月までの間、25年の時を経て、故ダイアナ妃がチャールズ皇太子と結婚した際に着ていた伝説のウェディングドレスがケンジントン宮殿で一般公開されているが、クレジット名のヘンリー王子の称号が削除された。

デヴィッド&エリザベス・エマニュエル夫妻がデザインしたこのドレスがケンジントン宮殿で展示されたのは、過去に1995年の1度だけ。

2014年からウィリアム王子とヘンリー王子がドレスを所有しており、7月1日に生誕60周年を迎える故ダイアナ妃へのオマージュとして、英王室のファッションを振り返る展覧会「Royal Style In The Making」にて展示されることになった。

その際にはこのドレスのクレジットには、「lent by HRH the Duke of Cambridge and HRH the Duke of Sussex」と書かれていたが、「Express」などによればこれは管理上のミスで、ヘンリー王子を示すサセックス公爵の前からHRHの称号を削除したという。

昨年1月のヘンリー王子夫妻の英王室離脱の際に、エリザベス女王がHis Royal Highness(殿下)という称号を使用させないという苦渋の決断をしていた。

そしてヘンリー王子夫妻に第2子が誕生したことが明らかになる1日前に、英王室の公式ウェブサイトが一新され、ヘンリー王子夫妻の降職とともにヘンリー王子の現在の紹介欄から、HRH及びPrince Harryという文字が削除された。

ヘンリー王子に対してはThe Duke of Sussex(サセックス公爵)及びHe(彼)、

ウィリアム王子に対しては、The Duke of Cambridge(Prince William)、ケンブリッジ公爵、及びHRHが使用されており、

今回の展示案内及びクレジットも足並みをそろえたことは当たり前ではあるが、離脱劇を改めて明白にした形となった。

文/JUNKO

 

 

 

 

 

 

 

ヘンリー王子夫妻が現地時間6日に、第2子となる女児が6月4日に誕生したことを明らかにしたが、さらにその1日前には英王室の公式ウェブサイト上で、夫妻の降職が明らかになった。

夫妻は2月に王室の正式離脱を宣言しており、シニアロイヤルの座からも外れている。またエリザベス女王は苦肉の策として、英王室のメンバーとして職務を行わないヘンリー王子夫妻の様々な称号や役職を剥奪していることから、本来であればすぐに紹介の順序が変わっても不思議ではない。

王室のキーメンバーの紹介で、これまではエリザベス女王、チャールズ皇太子とカミラ夫人の下にウィリアム王子とキャサリン妃、その下にヘンリー王子とメーガン妃という順番だった。

しかしこの度、エリザベス女王の下にチャールズ皇太子とカミラ夫人、その下にウィリアム王子とキャサリン妃、その下にアン王女とアンドルー王子、その下にエドワード王子とソフィー妃となっており、

王位継承順位1位のチャールズ皇太子と妻、2位のウィリアム王子と妻のほかは、エリザベス女王の子どもたちが誕生順に並んでおり、その下にヘンリー王子とメーガン妃という順序に変わっている。

かねてからネットユーザーたちからは、「英王室のメンバーとして公務を行わないのになぜここにいるのでしょうか」「ウェブサイトから削除でいいのでは」といった声が寄せられているが、「Us Weekly」などは今回の件について、ウェブサイト上で微妙に役割を変化させている降職などと報道。

また「Evening Standard」などが王室専門家の話として、今回の順序変更について、「職務に順序をつける必要はないかもしれませんが、ヘンリー王子夫妻はシニアロイヤルではなくロイヤルメンバーとしての役割を持ちません。

また夫妻の王室離脱後のエドワード王子とソフィー妃の貢献度は目覚ましく、当然のことと言えます」と伝えている通り、

エドワード王子夫妻は最近の「The Telegraph」のインタビューで、ヘンリー王子夫妻のインタビューについて、「聞いていないし知りません」と冗談交じりで答えつつ、「何があっても私たちは家族です」とロイヤルらしい神対応。

ソフィー妃は、フィリップ王配の死後ますますエリザベス女王を支える大事な役割を担っており、当然の入れ替わりと言えそうだ。

また否定したものの、未成年性的搾取疑惑をかけられて公務から退いたアンドルー王子は、フィリップ王配の病床中に、エリザベス女王に犬をプレゼントするなど女王を全面サポート。

女王を支える気持ちがあるうえに、FBIへの捜査に協力すれば、徐々に役割を増す可能性がある。

そして今回のアン王女の大躍進については、誕生順と言えば説明が簡単だが、実際には今回の件の立役者であり、今後の英王室で重要な役割を果たすことの現れだという。

メーガン妃が3月のインタビューで、「生まれてくる子どもについて、英王室のなかで肌の色を気にする声があった」と語った件について、メーガン妃に苦言を呈したのはアン王女ではないかという説もある。

王室ジャーナリストのレディ・コリン・キャンベルが、「アン王女は、肌の色を気にしていたのではなく、メーガン妃が英王室に嫁いだという自覚がなく、米国の文化を曲げないので、後々トラブルになりかねないという意味で苦言を呈した」と語っている通り、アン王女は結婚に賛成していなかったと言われている。

「結婚を許した結果がこれなので、これ以上エリザベス女王を矢面に立たせて傷心させることがないよう、アン王女が客観的な立場でヘンリー王子夫妻への対策を仕切ることになるでしょう。

女王の子どもたちのなかで、一番女王の気質を継いでいるのはアン王女なのです」と王室に近い関係者が語っており、この順序には大きな意味があるようだ。

現在はまだサセックス公爵と公爵夫人の名も、王位継承権もあるヘンリー王子とメーガン妃だが、チャールズ皇太子の代に変わった際の布石として、今後の動向が注目されている。

文/JUNKO

 

 

 


メーガン妃、逆風でも突き進む野心家精神

2021年06月12日 | 国際社会

ヘンリー王子とメーガン妃(インスタグラムより)

 ロイヤルファミリーを抜けてから、さまざまな話題をふりまいてきたサセックス侯爵夫人。今年はさらに、自由奔放な活動ぶりになりそうだ。

王室を脱退して1年……


もはやイギリス本国で、ヘンリー王子は裏切り者扱い。王室引退を主導したメーガン妃も、もちろんです

 と話すのは、海外ニュースサイト『テックインサイト』編集長でイギリス王室に詳しい村上あいさん。

 チャールズ皇太子(72)とダイアナ元妃(享年36)の次男・ヘンリー王子は2018年に、アメリカの女優でバツイチのメーガン・マークルと結婚。しかし、2年もたたない昨年1月に夫妻は王室離脱を発表し大きな波紋を呼んだ。

 3月の公務を最後に“引退”をして、カナダでの生活の後、アメリカのカリフォルニア州に移ったが、祖国を裏切ったとは穏やかではない。

「イギリス王室のドロドロ劇を脚色したドラマ『ザ・クラウン』を配信するネットフリックスと昨年9月に約155億円と言われる額で契約したからです。ひどい描き方で、イギリス人の評判はよくありません」(村上さん)

 昨年11月から始まったシーズン4では、故・ダイアナ妃とチャールズ皇太子・カミラ現夫人(73)の泥沼不倫劇や三角関係を過激に描いていて、元妃の人格が崩壊していく生々しいストーリー。

「幼かったヘンリー王子は、愛してやまなかった母親・ダイアナ妃のそのようすを見ていて、どれほど傷ついたか計り知れない。

 そんなドラマを制作しているネットフリックスと契約したので、イギリス国民は“母親を金で売った”と言っているほど、許しがたいことなのです」(同)

 結婚直後から金遣いに批判が集まったメーガン妃なので、“セレブ生活”を維持するためには、ビジネス上の野心はもちろんあるはず王室を離脱してからすでに400億円の収入があったとされている。

 昨年は、ヴィーガン食品を作る食品会社に投資を行ったことも話題になり、年末には音楽配信サービス会社のスポティファイと50億円とも報じられた契約を。

 スポティファイのポッドキャストと呼ばれる配信で、年明けには長男・アーチーくん(1)の生声を初めて公開。

 このまま、女優復帰や歌手デビューという野心を持っているのだろうか

暴露本に情報提供!?


「それはないですよ。メーガン妃はよく言ってもB級の女優。視聴者が女優として復活することは望んでいませんし、メーガン妃も、自分の実力をわかっているはずです」

 そう説明するのは、イギリス王室に詳しいテレビプロデューサーのデーブ・スペクターさん。

「ネットフリックスとしては、ひとつのコンテンツとして夫妻と契約したのではないでしょうか。

 年に数回、ヘンリー王子夫妻へのインタビューをするとか、逆にメーガン妃がMCとして大物をインタビューするとか、プロデューサーとしてドキュメンタリーを制作することなど考えているかもしれません」(デーブさん)

 アーチーくんの写真を撮影したパパラッチをプライバシー侵害で訴える一方で、悲しい体験も告白したメーガン妃。

「第2子を流産して手記を発表しました。アメリカではセレブたちから同情を集めたのですが、イギリスでは第1子の出産のときもお披露目のときも、さんざんプライバシーの保護を訴えていたのに、今さら何をと酷評されました。

 さらに、実はイギリス王室についての暴露本にヘンリー夫妻が情報を提供していたことが明らかになった後だったので、その批判を抑えるための告白だったとも言われています」(村上さん)

 そんなメディア戦略の誤りもあってか、

「当初はイギリスほど辛辣ではなかったアメリカのメディアも、夫妻に対して距離を置くようになりました」(デーブさん)

 となると自ら発信、発表を行う必要も出てきたのか、講演会を取り仕切る代理店とも契約して、自伝を出すなどという話も。

 昨年から王室側やメーガン妃側に立った暴露本が出版され話題になったが、妃自ら内幕を公表する野心はあるのだろうか。

「少なくとも、今年3月まではしないでしょう。夫の実家をおとしめるようなことをすれば、ますますバッシングが強まります。王室の後ろ盾がなくなれば、メーガン妃の活動がしにくくなります」(デーブさん)

 王室を離脱した夫妻だが実は現在、猶予期間中で今年3月にエリザベス女王(94)が改めてレビュー(再検討)をすることになっている。

夫妻の今後はどうなる?


 実はヘンリー王子は、“引退猶予”の延長を望んでいると、在英のジャーナリスト。

「今年はエリザベス女王が4月21日に95歳、フィリップ殿下が6月10日に100歳、故・ダイアナ元妃が7月1日に生誕60周年を迎えます。

 それらの日々をロイヤルファミリーの一員として過ごすことを希望しているからだと言われています」

 その後、離脱が恒久的になれば、メーガン妃の活躍の場はさらに広がりそうだが──。

メーガン妃は、芸能界での名声以上の栄誉を得ようとしていると思います

 と語るのは、イギリス王室についての著書もある文化学園大学客員教授の渡邉みどりさん。

「夫妻は昨年、長男の名前からとった『アーチウェル基金』を創設しました。

 恵まれない人々に食料提供などを行いましたが、これからコロナ禍で窮乏する人たちはいっそう増えていきます。 

 アフリカや太平洋などイギリスの旧植民地地域でそんな慈善活動を行えば、名声はさらに高まるはずです」

 イギリス王室が授与する大英帝国勲章のような勲章制度を創設するのではという報道もあった。

「さらに昨年のアメリカ大統領選のときにメーガン妃は王室の不文律を犯して、投票を呼びかける政治的な発言をしました。将来的には政治家や大統領になる野心があるのかもしれません」(渡邉さん)

 冒頭の村上さんも、

「メーガン妃はやることが大胆で、上昇志向を隠さない性格です。英国王室に入ったことを人生の“ステップ”としてとらえているところもあるので、次に大統領選挙への出馬を考えていても不思議ではありません」

 イギリス王室の名を利用して、さらにのし上がろうとするメーガン妃を、ヘンリー王子は惚れた弱みで黙認し続けるのだろうか……。

 

 

 

 

 

メーガン妃父 孫娘誕生は「ラジオで聞いただけ」 放送予定インタビューで新暴露も?

著者:森 昌利

タグ: 

メーガン妃【写真:AP】

 オプラ・ウィンフリーとの共演第2弾となったドキュメンタリーシリーズで、父チャールズ皇太子を公然と批判したヘンリー王子。

一方、妻のメーガン妃はロイヤルウェディング直前、父トーマス・マークルさんがパパラッチと協力した“ヤラセ写真”を原因に絶縁した。

ヘンリー王子夫妻と父親2人との関係は極めて微妙だが、ここでまたトーマスさんが“娘のひどい仕打ち”を明かして話題になっている。

 ◇ ◇ ◇

 

切ない胸の内を吐露も新たな暴露を示唆

 今年3月にヘンリー王子夫妻のインタビュー番組が放送された後、番組のホストを務めたオプラ・ウィンフリー邸で警備員に直訴の手紙を渡し話題になったメーガン妃の父トーマス・マークルさん。

英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、今度はオーストラリアのテレビ番組「60ミニッツ」でインタビューに応じた。

 1時間の番組は13日に放送予定だが、その予告編の中で先日大きなニュースになった孫娘、リリベット・ダイアナちゃんの誕生を「ラジオで聞いただけ」と明かし、早くも波紋を呼んでいる。

 40秒ほどの予告編では、冒頭にトーマスさんの謝罪をほのめかす発言が。パパラッチとの“ヤラセ写真”を「たった1つの失敗」と語り、続けて「結婚式の2日前から彼女(メーガン妃)と話していない」と父親としては悲しすぎる状況を激白した。

 現在の妃が暮らすカリフォルニア州サンタバーバラとトーマスさんの家はわずか112キロほどしか離れていないというが、孫娘の誕生を直接知らせる電話はなし。

もちろん、先に生まれた孫アーチーくんとも未だ対面を果たしていない。

 こうした状況でトーマスさんは「もしこれからも孫娘をこの手に抱けないとしたら、それは大きな失望だ」と一言。

しかし最後に「You want dirty laundry?(内輪の恥を知りたいか?)」とも口にしており、一方的に絶縁された娘に関する新たな暴露予告とも受け取ることができる予告編だった。

 

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【写真】メーガン妃の父トーマス・マークルさん 新たなインタビュー番組の予告編 40秒ほどながら構成とBGMが意味深?

 

 

 

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(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

 

 

 

 

 

ヘンリー王子夫妻長女の命名は「悪趣味」 好意的ムードの中で王室作家が痛烈批判

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:ロイター】

 ヘンリー王子とメーガン妃夫妻に第2子長女が誕生し、夫妻の人気が急落していた英国でも祝福ムードが高まっている。ファーストネームにエリザベス女王の幼名「リリベット」が選ばれたことも概ね好評で、王室専門家の間では「王室との和解につながるのではないか」との期待も生まれているようだ。

ところが、王子の公式伝記本を手がけた王室伝記作家はこの名前について「不快」「ひどい侵害」などと語り、痛烈な批判を展開している。

 ◇ ◇ ◇

 

「女王のプライバシーに対するひどい侵害」と怒り収まらず

 ヘンリー王子夫妻の長女命名に批判を展開した王室伝記作家とは、2017年にヘンリー王子の公式伝記本「Harry:Conversations with the Prince(ハリー:王子との会話)」を上梓したアンジェラ・レヴィン氏。

英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、英民放ITVの朝番組「グッドモーニング・ブリテン」に出演した際、夫妻に対し厳しい言葉を並べたという。

 同氏はまず、「リリベット」という名前の背景について、幼い頃のエリザベス女王が「エリザベス」と発音できなかったことから祖父に授けられたものだと解説。

そして「その祖父の愛を引き継ぐようにフィリップ殿下が女王をそう呼びました。

つまり(女王と殿下にとっては)『ダーリン(愛する人)』と同様の言葉なのです」と続け、非常に特別な意味を持つと力説した。

 さらに、「エモーショナルで本物の愛と親密さが込められています」として、ヘンリー王子夫妻がリリベットと長女を命名したことは「悪趣味で、本当にひどいとしか言いようがありません」と見解を述べた。

 最後には「女王はきっと心底不満でしょう。なぜなら最近の彼ら(王子夫妻)は女王に対し非常に失礼でした。

それなのに女王と亡き夫との間でプライベートな愛称だった名前を使うとは。これは女王のプライバシーに対するひどい侵害です」と結論付けて、王子夫妻の選択を真っ向から非難した。

 レヴィン氏が出演した番組は、メーガン妃発言をめぐり英有名司会者ピアーズ・モーガン氏の降板騒動が発生したことでもおなじみだ。

だが“反メーガン妃”で知られるモーガン氏でさえ、今回の命名については「皮肉な話」という表現で控えめにとどめていた。

対してレヴィン氏の言葉は、実に辛辣と言えるだろう。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【写真】ヘンリー王子夫妻第2子の命名を痛烈批判 王室作家のアンジェラ・レヴィン氏 番組に出演して語る実際の様子 

「本当にひどいとしか言いようがない」

 

 

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メーガン妃父「私が死んでも2人は気にしない」、チャールズ皇太子は失望 父たちの反応

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 大波紋を呼んだヘンリー王子とメーガン妃のロングインタビュー。米国のセレブリティから英政界、一般アンケートまで、さまざまな反応が報じられている。

そんな中、メーガン妃の実父トーマス・マークルさんがテレビ出演し、その胸中を語った。

またチャールズ皇太子の様子についても王室筋の証言によって明かされている。

2人の父親は、今回のインタビューにどんな思いを抱いたのだろうか。

 ◇ ◇ ◇

 

メーガン妃の父は何百回も謝罪したと告白 一方でヘンリー王子の過去の行いにチクリ

 絶縁状態が続いているとされるメーガン妃の父、トーマス・マークルさんが英民放ITVで人気の朝の情報番組「グッド・モーニング・ブリテン」に出演。

反メーガン派の急先鋒で知られるピアーズ・モーガン氏が司会を務める番組(現在は降板)だ。

 トーマスさんはそこで、2018年5月に心臓発作で緊急入院した際、ベッドに横たわりながら最後に妃と電話で会話した時の様子を改めて語ったという。

 英大衆紙「ザ・サン」が掲載した記事によると、トーマスさんはステント治療を行い何度も入院をしたが、ヘンリー王子夫妻から手を差し伸べられることはなかったと明かし、「2人は私が死んでも気にしない」と話した。

そして、父親との関係を完全に断ち切り、孫のアーチーくんとも会わせない妃を強烈な言葉で非難している。

 トーマスさんは妃の結婚前に、パパラッチに写真を撮らせたことで親子関係を断絶。

妃はこの時のトーマスさんの行いについて、先日のインタビューの中で「一言で言うと裏切り」と短く語っている。

 トーマスさんは「この件に関しては何百回も謝った」と発言。

妃からの連絡が途絶えた結婚式後、ヘンリー王子から電話が来たことも明かしている。

しかし、「私たちの言うことを聞いていればこうしたことにならなかった」と言われ、その時の王子の口調が“傲慢”に感じ、自分から電話を切ったという。

 そんな王子の口調が忘れられないのか、トーマスさんは「確かに私は間違いを犯した。

しかし人は間違いを犯すもの。こんな私だが、全裸のプールパーティーに参加したり、ヒトラーの格好をして悪ふざけをしたりしたことはない」と語り、過去に英メディアで糾弾された王子の愚行を痛烈に皮肉った。

 

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 経済的自立を掲げていたはずが…チャールズ皇太子は失望と側近筋

 一方、英大衆紙「デイリー・メール」の記事によると、ヘンリー王子の実父、チャールズ皇太子も今回のインタビューで「がっかりしている」ことが側近の証言から明らかとなった。

 それというのも、インタビュー中に司会のオプラ・ウィンフリーから、ネットフリックスとスポティファイとの巨額契約について聞かれた王子は、「実は家族からの援助を打ち切られていた。家族を守るために警備費をまかなうことが最大の課題だった」と語ったという。

 この側近筋は「チャールズ皇太子はご自身のやり方で、ヘンリー王子と義理の娘、そして孫息子の3人が経済的にサポートされるように気遣っていました」と語る。

 ちなみに王室の主要メンバーの経済的支援は、皇太子の個人的な収入からその95%がまかなわれ、5%が税金から支出されている。

 もちろん“王室引退”にあたり、一時的に皇太子から王子への支援が打ち切られた可能性はあるが、皇太子は王子夫妻が経済的に困窮した場合、すぐに救いの手を差し伸べる意向だったに違いない。

 しかし、王子自身がインタビュー内で認めているように、手元には2000万ポンド(約31億円)以上と報じられたダイアナ元妃からの遺産があった。そしてその後、本人が「まったく偶然の産物で、想定外だった」と語ったネットフリックスとスポティファイとの契約で総額200億円とも伝えられる大金が転がり込んでいる。

 そもそも“王室引退”宣言には「経済的自立」を自ら挙げており、経済的援助を打ち切られたことを訴えたことも奇妙な話だ。また、「元ロイヤルの看板を利用しすぎ」だという批判の声も大きい。とすれば、援助を打ち切られたため巨額契約仕方がないことだったと、スケープゴートにされた皇太子ががっかりするのも当然の話だろう。

 皇太子は英国でインタビューが放映された翌日、ロンドン市内のワクチン接種センターを訪問。通常の公務に戻ったところ、ジャーナリストの1人に「昨日のインタビューの感想は?」と聞かれたが、笑顔を浮かべながらも無言を貫いている。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【写真】メーガン妃父がチクリ ヘンリー王子が「パーティーアニマル」と呼ばれた“バッドボーイ”だった頃(3枚)

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ヘンリー王子夫妻「リリベット」命名巡り新トラブル

2021年06月12日 | 国際社会

ヘンリー王子夫妻「リリベット」命名巡り新トラブル

[2021/06/11 18:53]

<video id="bcPlayer_html5_api" class="vjs-tech" tabindex="-1" role="application" src="blob:https://news.tv-asahi.co.jp/b7be989f-9d7d-4342-85a9-150d7c411024" poster="https://news.tv-asahi.co.jp/articles_img/000219024_640.jpg" data-application-id="" data-embed="default" data-player="v8Bog7M6M" data-account="6054720970001"></video>

 

娘にエリザベス女王の愛称「リリベット」と名付けたヘンリー王子とメーガン妃。この命名を巡って新たなトラブルが浮上しています。

 4日に娘が誕生したイギリスのヘンリー王子夫妻。その子どもの名前に祖母・エリザベス女王の愛称「リリベット」を入れました。

しかし、イギリス王室関係者の話として、この命名について夫妻は女王に事前に相談していなかったとBBCが報じたのです。

 このリリベットの命名については歓迎ムードの一方で、王室との関係修復を図るためのものだという見方も出ていました。ところが、許可を得ずに勝手に名前を付けていたとしたら関係修復どころではなくなる可能性もあります。

 しかし、ヘンリー王子側が反論。ヘンリー王子の広報担当は命名について女王の理解を得ていたと話しているといいます。ロイターによりますと、ヘンリー王子夫妻は「事前に相談していなかった」という報道を批判し、法的措置を取る可能性も出ているといいます。夫妻の弁護士はBBCの報道は間違いで中傷的だと指摘したそうです。

 そんななか、ヘンリー王子の妻・メーガン妃が8日、初めての絵本を出版しました。海外メディアによりますと、絵本は夫のヘンリー王子と長男・アーチー君からインスピレーションを得たもので、父と子の関係を感動的に描いているといいます。

 しかし、絵本が出版される前から盗作疑惑が浮上。また、著者名に「サセックス公爵夫人」とイギリス王室の称号を付けていることに対しても批判的な声が上がっています。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2021

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アメリカの人気番組で暴露の「ヘンリー王子とメーガン妃」がどうにも好かれない理由

海外文化人ヘンリー王子メーガン妃
東洋経済オンライン編集部(提供記事)
「王室、ハリーが落とす爆弾に身構える」という記事の下にはフィリップ殿下の記事を掲載(デイリー・メール紙、3日付。筆者撮影/東洋経済オンライン)
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 3月8日午後8時。イギリスでは多くの人が民放ITVの番組にかじりつくだろう。前日夜、アメリカのCBSが放送するヘンリー王子と妻メーガン妃が登場するインタビュー番組がイギリスでも放送されるからだ。

 2018年ウィンザー城で盛大な結婚式を挙げた夫妻は、昨年1月、王室の上位メンバーとしての公務を縮小することを夫妻のインスタグラムのアカウントを通じて宣言した。寝耳に水状態となったエリザベス女王が急きょ家族会議を開き、事実上の公務引退を1年の猶予付きで認めた。

当記事は「東洋経済オンライン」(運営:東洋経済新報社)の提供記事です

王室でのいじめを「暴露」?

 今年2月、夫妻は王室の「実働メンバー」には復帰しないことを女王に伝えた。今月から最終的な離脱が決定した。ヘンリー王子とメーガン妃は今、長男アーチー君とともにアメリカで暮らしている。

 90分の特別番組ではアメリカの人気司会者オプラ・ウィンフリーさんが夫妻にインタビュー。離脱に至る背景や一部で報道されている王室のほかのメンバーとの確執、スタッフによるいじめなどを夫妻が「暴露する」見込みだ。そうなれば、夫妻と王族の間の亀裂がますます深まるだろう。

 保守系新聞「テレグラフ」の人気コラムニスト、アリソン・ピアソン氏は番組を「ホラー映画」と呼んでいる(3月3日付)。「お騒がせ夫婦」と言われる2人がいったいどんな衝撃的な内容を暴露するのか、戦々恐々状態となっている。

 夫妻の結婚式ではアメリカ人で元女優のメーガン妃を熱狂的に受け入れたイギリス国民だが、今、2人の現在についてどう思っているのだろうか。

 

 

 ウィンフリーさんの番組を宣伝する動画が公開された今月2日、体調を崩して入院中だったヘンリー王子の祖父フィリップ殿下(エリザベス女王の夫)は心臓検査のためにロンドンの聖バーソロミュー病院に転院したばかり。

 6月には100歳を迎える殿下の容体悪化に懸念が広がる中、アメリカにいるヘンリー王子夫妻はテレビのインタビュー番組に登場し、王室の内情を話す……。イギリスの保守系国民にとっては許しがたい行為と映る。「そんなことをしている場合なのか」、と。

「ハリーとメーガン妃にお願いだ。殿下のために番組の放送を延期してほしい」と訴えるサン紙(3日付、筆者撮影/東洋経済オンライン)
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 イギリスで最も発行部数が多い大衆紙「デイリー・メール」は1面にヘンリー王子とフィリップ殿下の顔写真を並べ、「フィリップ(殿下)が、これほど容体が悪化しているのに、ハリー(ヘンリー王子の愛称)がよくもテレビに出られるものだ」という見出しをつけた。デイリー・メールと並ぶ大衆紙「サン」は「ハリーとメーガン妃にお願いだ。殿下のために番組の放送を延期してほしい」、と訴える。

 メール紙は中面で「王室、ハリーが落とす爆弾に身構える」の見出し付きで予定されている番組の内容を予測した。ウィンフリーさんは夫妻の結婚式のゲストの1人で、夫妻が「非常に衝撃的なことを話してくれた」と語っているという。

 夫妻の番組出演とフィリップ殿下の入院の話を関連づける紙面作りは、高級紙「タイムズ」や「テレグラフ」でも同様だった。

まるで「ホラー映画」

 先に紹介した、テレグラフ紙のコラムニスト、ピアソン氏はこう書く。

「オプラ(・ウィンフリーさん)が司会をするメーガン妃とヘンリー王子のインタビュー番組が、もうすぐ放送されるというわけね。まるでホラー映画の公開が近日中という感じがする。宣伝動画によれば、王室での生活はメーガン妃にとって『生きていけないほどの状況』だったそうね。かわいそうに! 3200万ポンド(約47億円)をかけた結婚式や大幅改修のフログモア・コテージに住むのは、さぞや生き地獄だったでしょうね。」

 一方のヘンリー王子は自分と妻にとって『信じられないほどきつい状況だった』とウィンフリーさんに話している。で、世界中で新型コロナのパンデミックが広がっているっていうこと、知ってた? それに、99歳になる祖父が入院中なのよ。エリザベス女王は今だけでも手いっぱいなの。ほんの2年前に王室に入ってきた女性と関わっている状態じゃないわ」

 メーガン妃のファンにとってはきつい表現だが、保守系メディアの報道を見ていると、これが本音といえそうだ。

 

世論調査会社「ユーガブ」の最近の調査から、ヘンリー王子夫妻の人気度を見ていこう。

 夫妻が公務を縮小させたいという意思宣言を出したのは、昨年1月。2人の好感度はこれ以降次第に下がっていく。同年10月20日時点でヘンリー王子に好感を持つ人は48%、ネガティブな見方を持つ人は47%と2つに割れているが、1%の差で好感度を持つ人が多い。その数カ月前の3月時点との比較では19ポイント下落している。

 メーガン妃の場合は好感を持つ人は33%、ネガティブな見方をする人は59%。後者のほうが26ポイントも多い。同様に3月時点での比較ではマイナス18ポイント。メーガン妃にとっては、厳しい数字である。ウィンフリーさんの番組に出演し、イギリス王室について話すことを支持する人は、今年2月16日の調査では、29%。「不適切」とする人は46%に上った。

 一連のユーガブの調査対象者はイギリス国民の年齢、ジェンダー、政治志向を反映するように選ばれている。メーガン妃にネガティブ志向を持つ人が59%、今回の番組放送を不適切と思う人が46%というのは、無視できないほど大きな比率と言えないだろうか。

憧れの対象から「メディアの敵」に

 筆者自身、ヘンリー王子夫妻の結婚式をテレビで視聴しながら、感動してほろりと涙をこぼした1人だ。あのときのメーガン・フィーバーはどこに行ってしまったのか。

ウィンザー城近くの土産店のショーウインドウ(2018年5月、筆者撮影/東洋経済オンライン)
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 振り返ってみると、元女優という華やかな経歴、美しい容姿、女性の地位向上を支援する活動家、イギリス国民が愛するヘンリー王子のハートを射止めた人物……メーガン妃はあっという間にあこがれの対象となった。

 しかし、ヘンリー王子や兄ウィリアム王子の母親故ダイアナ妃のように、メーガン妃もイギリスメディアに執拗に追われた。有色人種であることから、ソーシャルメディアや一部大衆紙に人種差別的な描写をされたこともあったという。仲たがいをした父親に送った手紙を大衆紙が報道したため、プライバシー侵害などを訴えて裁判を起こし、「メディアの敵」として見られるようになった。

 イギリス王室の「新参者」として王室のスタッフとの確執が報道され、ウィリアム王子の妻キャサリン妃と仲がよくないという噂も立てられた。メディアの過剰報道に嫌気が差して公務縮小を宣言し、これが昨年からの「離脱」につながっていく。

 

 イギリス国民の「熱」が一気に冷めていったのは、先の世論調査にも現れているが、公務縮小宣言がきっかけだ。事実上の公務放棄を女王に一言の相談もなく、自前のメディアで宣言してしまうのは、前代未聞。多くの国民にとっては、これが「わがまま」に見えてしまう。王室に入ったからには、そのルールに沿い、粛々と公務を実行するべきと考えるからだ。

 長男アーチー君の誕生経緯もひんしゅくを買った。王室のメンバーに子どもが生まれたら、その誕生を国民とともに「共有」するのが習わしだ。キャサリン妃の場合、特定の病院で産み、産んでから数時間後にカメラの前に赤ん坊を抱いて姿を見せる。国民はその姿を見て、王室と「つながる」のである。出産は国民的行事なのだ。

 しかし、メーガン妃はどこで生まれるかを公表せず、メディア側は準備できなかった。誕生は夫妻のインスタグラムで発表された。伝統メディアは素通りされてしまった。

イギリス人をカチンとさせた文章

 イギリス国民は王室のメンバーといえど、お金をどう使うかをしっかりと見ている。王子夫妻の新居となったフログモア・コテージを巨額で改修させたことも反感を生み出した(後に夫妻は改修費を国庫に返還している)。

 王子夫妻がアメリカに移住してしまったこともマイナスだ。公務をせず、イギリスにも住まない。これでは「王室のメンバー」として親しみを感じるのは難しい。

 今年2月19日、エリザベス女王は夫妻が3月から正式に王室を離脱するという声明文を発表した。「王室のメンバーとしての公務に従事しない場合、公務を行う人生の責任や責務を継続することは不可能」とし、それでもヘンリー王子夫妻は「愛する家族の一員であることは変わらない」と続けた。

 声明文発表の直後に王子夫妻も声明を出した。夫妻は「これまでのように責務を全うし続ける」とした後で、「私たち全員が公務に従事する人生を送ることができます。公務は普遍的なのです」。

 この最後の文章は、イギリス人にとっては、カチンとくるような表現だった。エリザベス女王は声明文の中で、国民のため・公のために奉仕する「公務(public service)」は王室のメンバーとして実行できるものと書いたが、これに真っ向から対立し、「公務は普遍的(service is universal)なのです」と言っているからだ。まるで、「ふん、王室のメンバーでなくたって、できるわよ。あなただけの特権じゃない。私たちもできるし、やっていくわ」と宣言したも同然だった。

 

アメリカでは7日、イギリスでは8日放送される、ウィンフリーさんのインタビュー番組では、メーガン妃がいかに王室の関係者に扱われたか、いかに自分と王子が苦しい思いをしたかが語られると言われている。

 エリザベス女王、チャールズ皇太子夫妻、ウィリアム王子夫妻、そのほか王室関係者にとってつらいときとなりそうだ。たとえ内容が真実であっても、それを公にされるのは困惑になるし、もし事実とは異なっていても、反駁(はんばく)することができない。女王はいっさい、メディア取材には応じないし、王室は内情を公にすることを好まない。

「著名人ビジネス」を模索するカップル

 自分たちの生活の運営費を自力で賄うことを目指す夫妻は、スポティファイ、ネットフリックスなどと契約し、新天地で新たな生活を築こうとしている。メーガン妃の第2子妊娠のニュースが伝えられたばかりだ。

「プライバシーを大切にしたい」という理由でアーチー君の誕生を国民と共有しなかったメーガン妃。ヘンリー王子夫妻はプライバシーの侵害などでイギリスの複数の新聞社を訴追している。しかし、その一方で、スポティファイ、ネットフリックス、そして今度はウィンフリーさんの番組に出演することで、自分たちのプライバシーを選択的に小出ししているように見える。

 もし夫妻が「そっとしておいてほしい」と願うなら、メディアに自分を露出させず、「公務」として慈善活動を行っていけばいいのではないか。このような番組に出れば、さらにメディアに追いかけられてしまうだろう。イギリスから夫妻を観察する筆者は、老婆心ながら、そう思わざるをえない。

 おそらく、ヘンリー王子とメーガン妃は、公務のために生きる、というよりも、「著名人ビジネス」を実践しているカップルなのだろう。


小林 恭子(こばやし ぎんこ)Ginko Kobayashi
ジャーナリスト成城大学文芸学部芸術学科(映画専攻)を卒業後、アメリカの投資銀行ファースト・ボストン(現クレディ・スイス)勤務を経て、読売新聞の英字日刊紙デイリー・ヨミウリ紙(現ジャパン・ニューズ紙)の記者となる。2002年、渡英。英国のメディアをジャーナリズムの観点からウォッチングするブログ「英国メディア・ウオッチ」を運営しながら、業界紙、雑誌などにメディア記事を執筆。

 

 

 

 

 

メーガン妃への反撃は一切なし!キャサリン妃、毅然とした態度で公務に邁進

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