セレブリティ 2021/6/10 17:30
断れない状態の事前申請?ひ孫の名前に愛称を使われた女王の心中は
ヘンリー王子夫妻に、現地時間の6月4日、第2子となる女児が誕生。
リリベット・”リリ”・ダイアナ・マウントバッテン・ウィンザーという名前のファーストネーム、
リリベットは、エリザベス女王が故フィリップ王配や家族から呼ばれていた愛称で、一部ロイヤルファンらは怒り心頭の様子。
この命名が、女王に敬意を表すことでヘンリー王子夫妻からの和解の申し出という報道がある一方で、
王室専門家が「Good Morning Britain」で、「リリベットという愛称は非常にプライベートなもの。
きわめて無礼で無神経」「チャールズ皇太子が孫に対して母親の愛称を呼ぶなどとは、とても想像できないこと」「エリザベス女王は嬉しくないはず」などと発言。
それに対してジャーナリストが、「敬意を表されて女王が嬉しくないわけがないでしょう。侮辱なんてナンセンスです。メーガンの母ドリアは、メーガンのことをフラワーと呼んでいましたから、ドリアにも敬意を表しています。
ダイアナ妃はスズランの花(lily of the valley)が好きだったことからリリ(Lili)を選ぶのは自然なこと」と反論している。
また英王室のしきたりでは、事前に女王に子どもの名前を申請して話し合い、女王が気に入らなければ却下することもできるというが、ヘンリー王子夫妻が事前に相談したのかについては王室関係者が「Page Six」に次のように語っている。
「夫妻が一番最初に娘の誕生を知らせたのはエリザベス女王。ヘンリー王子が女王に直接電話で伝えている」と語っている一方で、ロイヤルファンの想像通り、別の王室関係者は「電話して伝えたと言っても、『娘が誕生しました。リリベットと名付けるつもりです』というある意味の事後報告で、
とてもダメとは言えない状況での結果報告に過ぎなかったのではないか」と語っており、出産から2日後に正式発表を行ったことにも、何かしら意味があるのかもしれない。
いずれにしてもロイヤルファンからは、「リリベットと女王の前で呼ぶことを想像しただけでも恐ろしい神経の持ち主」「亡くなったばかりのフィリップ王配を思い出させる無神経な行為。あきれてものが言えない」といった厳しい声や、
「アメリカには王室がないからわからないが、英国民にしてみれば、例えばメジャーリーグ(MLB)で永久欠番を勝手に使用されたファンの怒りのようなものなら、怒りは当然だ」といった声も寄せられている。
文/JUNKO
セレブリティ 2021/6/10 13:30
ヘンリー王子、故ダイアナ妃のウェディングドレスのクレジットから称号が削除
現地時間6月3日から来年1月までの間、25年の時を経て、故ダイアナ妃がチャールズ皇太子と結婚した際に着ていた伝説のウェディングドレスがケンジントン宮殿で一般公開されているが、クレジット名のヘンリー王子の称号が削除された。
デヴィッド&エリザベス・エマニュエル夫妻がデザインしたこのドレスがケンジントン宮殿で展示されたのは、過去に1995年の1度だけ。
2014年からウィリアム王子とヘンリー王子がドレスを所有しており、7月1日に生誕60周年を迎える故ダイアナ妃へのオマージュとして、英王室のファッションを振り返る展覧会「Royal Style In The Making」にて展示されることになった。
その際にはこのドレスのクレジットには、「lent by HRH the Duke of Cambridge and HRH the Duke of Sussex」と書かれていたが、「Express」などによればこれは管理上のミスで、ヘンリー王子を示すサセックス公爵の前からHRHの称号を削除したという。
昨年1月のヘンリー王子夫妻の英王室離脱の際に、エリザベス女王がHis Royal Highness(殿下)という称号を使用させないという苦渋の決断をしていた。
そしてヘンリー王子夫妻に第2子が誕生したことが明らかになる1日前に、英王室の公式ウェブサイトが一新され、ヘンリー王子夫妻の降職とともにヘンリー王子の現在の紹介欄から、HRH及びPrince Harryという文字が削除された。
ヘンリー王子に対してはThe Duke of Sussex(サセックス公爵)及びHe(彼)、ウィリアム王子に対しては、The Duke of Cambridge(Prince William)、ケンブリッジ公爵、及びHRHが使用されており、今回の展示案内及びクレジットも足並みをそろえたことは当たり前ではあるが、離脱劇を改めて明白にした形となった。
文/JUNKO
セレブリティ 2021/6/7 17:30
ウィリアム王子夫妻ら、ヘンリー王子夫妻の第2子誕生祝いで明確な意思表示!?
ヘンリー王子とメーガン妃に、現地時間6月4日、第2子となる女児(リリベット・ダイアナ・マウントバッテン・ウィンザー)が誕生。
6月6日に正式に発表されたことを受けて、エリザベス女王、チャールズ皇太子夫妻、ウィリアム王子夫妻が、それぞれ公式Instagramで祝福の言葉を述べている。
今回3つのInstagramでは別々の写真が使用されているが、印象的なのはヘンリー王子夫妻の呼び方だ。
エリザベス女王は、ヘンリー王子夫妻の挙式の写真とともに、昨年9月のヘンリー王子や8月のメーガン妃の誕生日の際と同様に、「サセックス公爵及びサセックス公爵夫人、リリベット・ダイアナの誕生おめでとうございます。
エリザベス女王、ウェールズ公及びコーンウォール公爵夫人、ケンブリッジ公爵及び公爵夫人はこのニュースにとても喜んでいます。
リリベットはエリザベス女王にとって11人目のひ孫となります」というキャプションでリリベットの誕生を祝福している。
しかし、チャールズ皇太子夫妻は、昨年のヘンリー王子とメーガン妃の誕生日にはそれぞれをサセックス公爵、公爵夫人と記していたが、今回は2019年9月のアフリカ外遊の際に撮影された夫妻とアーチーの写真とともに、「ヘンリー、メーガン、アーチー、リリベット・ダイアナの誕生おめでとう」と完全に称号を削除。
またウィリアム王子夫妻は、昨年のヘンリー王子の誕生日の際はヘンリー王子と、メーガン妃の誕生日にはサセックス公爵夫人と記していたが、今回は、自宅の庭で撮影されたと思われるヘンリー王子夫妻とアーチーのモノクロ写真とともに「リリの誕生を、皆とても喜んでいます。ヘンリー、メーガン、アーチーおめでとう」とこちらも完全に称号を削除している。
これについてファンらは、「ちゃんと祝ってあげるなんて、心が広い」「キャサリン妃は、本当に心が広くて親切」「これで少しでも関係が良くなるといいけれど」「皆、リリに会えることを祈っています」といった声や、「ウィリアム王子夫妻とチャールズ皇太子夫妻は、彼らを一般の人として認識している証拠」といった声が寄せられている。
文/JUNKO
セレブリティ 2021/6/9 17:30
ヘンリー王子夫妻、英王室の公式ウェブサイト上で正式に降職!?
ヘンリー王子夫妻が現地時間6日に、第2子となる女児が6月4日に誕生したことを明らかにしたが、さらにその1日前には英王室の公式ウェブサイト上で、夫妻の降職が明らかになった。
夫妻は2月に王室の正式離脱を宣言しており、シニアロイヤルの座からも外れている。またエリザベス女王は苦肉の策として、英王室のメンバーとして職務を行わないヘンリー王子夫妻の様々な称号や役職を剥奪していることから、本来であればすぐに紹介の順序が変わっても不思議ではない。
王室のキーメンバーの紹介で、これまではエリザベス女王、チャールズ皇太子とカミラ夫人の下にウィリアム王子とキャサリン妃、その下にヘンリー王子とメーガン妃という順番だった。
しかしこの度、エリザベス女王の下にチャールズ皇太子とカミラ夫人、その下にウィリアム王子とキャサリン妃、その下にアン王女とアンドルー王子、その下にエドワード王子とソフィー妃となっており、
王位継承順位1位のチャールズ皇太子と妻、2位のウィリアム王子と妻のほかは、エリザベス女王の子どもたちが誕生順に並んでおり、その下にヘンリー王子とメーガン妃という順序に変わっている。
かねてからネットユーザーたちからは、「英王室のメンバーとして公務を行わないのになぜここにいるのでしょうか」「ウェブサイトから削除でいいのでは」といった声が寄せられているが、「Us Weekly」などは今回の件について、ウェブサイト上で微妙に役割を変化させている降職などと報道。
また「Evening Standard」などが王室専門家の話として、今回の順序変更について、「職務に順序をつける必要はないかもしれませんが、ヘンリー王子夫妻はシニアロイヤルではなくロイヤルメンバーとしての役割を持ちません。
また夫妻の王室離脱後のエドワード王子とソフィー妃の貢献度は目覚ましく、当然のことと言えます」と伝えている通り、
エドワード王子夫妻は最近の「The Telegraph」のインタビューで、ヘンリー王子夫妻のインタビューについて、「聞いていないし知りません」と冗談交じりで答えつつ、「何があっても私たちは家族です」とロイヤルらしい神対応。
ソフィー妃は、フィリップ王配の死後ますますエリザベス女王を支える大事な役割を担っており、当然の入れ替わりと言えそうだ。
また否定したものの、未成年性的搾取疑惑をかけられて公務から退いたアンドルー王子は、フィリップ王配の病床中に、エリザベス女王に犬をプレゼントするなど女王を全面サポート。
女王を支える気持ちがあるうえに、FBIへの捜査に協力すれば、徐々に役割を増す可能性がある。
そして今回のアン王女の大躍進については、誕生順と言えば説明が簡単だが、実際には今回の件の立役者であり、今後の英王室で重要な役割を果たすことの現れだという。
メーガン妃が3月のインタビューで、「生まれてくる子どもについて、英王室のなかで肌の色を気にする声があった」と語った件について、メーガン妃に苦言を呈したのはアン王女ではないかという説もある。
王室ジャーナリストのレディ・コリン・キャンベルが、「アン王女は、肌の色を気にしていたのではなく、メーガン妃が英王室に嫁いだという自覚がなく、米国の文化を曲げないので、後々トラブルになりかねないという意味で苦言を呈した」と語っている通り、アン王女は結婚に賛成していなかったと言われている。
「結婚を許した結果がこれなので、これ以上エリザベス女王を矢面に立たせて傷心させることがないよう、アン王女が客観的な立場でヘンリー王子夫妻への対策を仕切ることになるでしょう。
女王の子どもたちのなかで、一番女王の気質を継いでいるのはアン王女なのです」と王室に近い関係者が語っており、この順序には大きな意味があるようだ。
現在はまだサセックス公爵と公爵夫人の名も、王位継承権もあるヘンリー王子とメーガン妃だが、チャールズ皇太子の代に変わった際の布石として、今後の動向が注目されている。
文/JUNKO