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シリア騒乱と修羅の世界情勢
ヘンリー王子&メーガン妃が引っ越し検討 “新居”は2200万ドルの可能性
ヘンリー王子とメーガン妃
2022年10月2日 16:05東スポWeb
ヘンリー王子とメーガン妃が米カリフォルニア州で新しい家を探していると英紙デイリー・メールが報じている。2人は同州のモンテシトに住んでいるが、約10マイル離れている同州のホープランチに目を付けているという。
なぜ2人が引っ越しを考えているかという点について、同紙は「犯罪の急増」を理由に挙げている。モンテシトの自宅にはこれまで侵入者に入られたことがあったのだ。現地警察の記録では5月19日に不法侵入者がいたとされている。さらに同31日にも別の侵入者がいたという。
そうしたことから地元警察は2人の自宅近くにナンバープレートを認識できる防犯カメラを設置するなど対策をしていた。とはいえ、同紙は「2人は引っ越しを選ぶかもしれない」と指摘している。
引っ越し先に浮上しているホープランチには約2200人が住んでいるとされる。裕福な人たちが集まっており、ゴルフクラブ、テニスコート、乗馬コースなどがあり、同紙によると「人口の約10%が自分の馬を所有」しているとのことだ。
モンテシトの家は1400万ドルというが、ホープランチでは2200万ドルの家になるとの指摘もある。2人はネットフリックスとスポティファイと合計1億3500万ドルの契約を結んでおり、かつ、ヘンリー王子は自叙伝で2000万ドルを稼ぐ可能性がある。安心安全のための引っ越しということだろう。
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メーガン妃(左)とヘンリー王子(ロイター)
2022年10月1日 11:56東スポWeb
メーガン妃は「セレブ」と「王族」の違いを理解していなかったと英王室専門家が米FOXニュースに明かした。
ヘンリー王子に関する多くの著書で知られる英作家ダンカン・ランコム氏は、王子がメーガン妃と交際期間中、結婚すれば王室の一員としてどういう役目が期待されるのか、十分説明していなかったと指摘。
ランコム氏は「メーガンには同情する」とした上で、「実際に王室入りするということがどういう意味を持つのか、ヘンリーは言いたくなかったのは明らかだ」と述べた。
同氏はまた、「私はウィリアム(皇太子)とケイト(キャサリン皇太子妃)について、交際し始めの頃から取材してきた。交際が始まって7年間、取材をしても王室側は一般人であるケイト・ミドルトンに関して、一切コメントしなかった」とし、「ただ、その期間、彼女は世間の注目になじんでいく時間あった」と説明した。
一方、メーガン妃についてランコム氏は、女優だったことで「セレブとしてレッドカーペットの上を歩くことと、王族としてレッドカーペットの上を歩くことの重大な違いを理解できていなかったと思う」と推測。ランコム氏は、レッドカーペットの上を歩くセレブと王族の決定的な違いは「義務感」だと明言した。
さらに、レッドカーペットを歩く現役王族は君主の名代を務めることで、ヘンリー王子の場合はエリザベス女王だったとし、ハリウッド俳優やセレブが映画のプレミアイベントでレッドカーペットの上を歩くのは、自分自身や報酬のためだと語った。
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ヘンリー王子とメーガン妃(東スポWeb)
2022年9月30日 13:52東スポWeb
ヘンリー王子とメーガン妃は2018年5月に結婚式を挙げたが、式で着用するティアラをめぐってトラブルを起こしていたという。これは英高級紙「ロンドン・タイムズ」の王室担当記者バレンタイン・ロウ氏の著書「廷臣:王冠の裏の隠された権力」(原題=10月6日出版予定)の中で明かされたエピソードで、複数の英メディアが報じた。
18年2月、バッキンガム宮殿で式本番前の衣装合わせなどが行われた。メーガン妃と、同妃が雇用したヘアスタイリストのセルジュ・ノーマントさん、ヘンリー王子、故エリザベス女王の専属ドレッサー、アンジェラ・ケリーさんの4人で打ち合わせしたという。
そこでティアラの選択をめぐりトラブルが起きた。メーガン妃は「エメラルドのティアラをつけたい」と希望したが、そのティアラは出どころが不明で、いまわしい噂がまとわりついていたため、女王が却下したという。
そこでメーガン妃は、エリザベス女王の祖母メアリー王大后のために1932年に作られたバンドゥ・ティアラを選んだ。こちらは女王も式当日に貸し出す許可を出した。
ただ、そこで問題が発生。英エクスプレス紙などによると、メーガン妃は「せっかくノーマントさんがいるのだから、いまバンドゥ・ティアラを試着したい。バッキンガム宮殿にティアラを持ってきてほしい」と言い出したという。しかし王室のジュエリーは特別なもの。簡単に持ってきて、試着できるようなものではない。
ケリーさんは「申し訳ありませんが無理です。王室のジュエリーは非常に厳重に保管されています。ここにヘアスタイリストがいるからといって、すぐにティアラを持ってくることはできません」と説明。王室議定書によると、王室のティアラを持ち出すには複雑な手続きが必要で、1日や2日で持ち出せるものではないのだ。
しかしメーガン妃は試着を望み、ヘンリー王子はその願いをかなえてあげたかった。「ヘンリー王子は女王のドレッサーのケリーが『邪魔』であると考え、『激怒』した」とエクスプレス紙。
ロウ氏は著書で「ヘンリー王子がケリーに『規則を曲げるよう圧力をかけ』、ケリーに話しかける際に『かなり汚いスラング』を使った」と主張している。
その後、ケリーさんは〝ティアラ事件〟を女王に報告し、女王はヘンリー王子を呼び出し、厳しく叱ったという。
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メーガン妃(東スポWeb)
2022年9月25日 12:48東スポWeb
メーガン妃は王室時代、民間企業からの贈り物をめぐり、王室儀礼では受け取りを禁止されていることを説明しようとする側近と悶着を起こしていたと、来月出版される英紙ロンドン・タイムズの王室担当記者による新刊本に記されていることが分かった。
英紙サンによると、「廷臣:王冠の裏の隠された権力」(原題)の中で著者バレンタイン・ロウ氏は、メーガン妃がギフトとして贈られた洋服を受け取ったが、同妃の側近だったメリッサ・トウバティ氏が注意し、言い争いになったと明かした。
同書は内部関係者の証言として、メーガン妃へのギフトをめぐる王室側との衝突はしばしば起きていたとしている。トウバティ氏はヘンリー王子&メーガン妃が2018年に結婚した半年後に辞任した。
同書はまた、メーガン妃の元王室職員らが同妃を〝自己陶酔型社会病質者〟と表現し、メーガン妃に仕えることを〝サセックス・サバイバル・クラブ〟と呼んでいたことも明かした。元職員らは、メーガン妃に「まるで遊ばれているようだった」と語っている。
ある元職員はロウ氏に、「全ては彼女(メーガン妃)の機嫌次第で決まることをみんな理解していた。間違っていたのは、彼女が(王室で)幸せになりたいと思っていると信じていたことだ」と証言。
その理由は、王室入りしたその日から王室離脱という自身が描いた物語に固執し、「拒絶されることを望んでいたからだ」と説明した。
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ヘンリー王子とメーガン妃(ロイター)
2022年9月29日 13:02東スポWeb
英王室のホームページ更新を受け、メーガン妃とヘンリー王子が王室からの「追放」を怖れていると英紙ミラーが報じた。
英王室は今週に公式ホームページを更新。14人の王族を紹介するページで最下位のアンドルー王子のすぐ上という〝ブービー〟ポジションまで降格した。しかもアンドルー王子は未成年女性への性的虐待で訴えられ、今年2月に和解したが、事実上の無期限謹慎となっている状況だ。
これを受けて王室伝記作家のフィル・ダンピア氏は、チャールズ国王が、彼らが王族として働いているわけではなく「半公式」の役割を担うことはできないことを、2人に通達する可能性が高いとしている。
実際に今回のホームページ更新では、80歳のマイケル王子と妻マリー・クリスティンは、王室として職務についていないため、ページから完全に削除されている。この事態がメーガン妃たちの恐怖心を増幅させたことは想像にかたくない。
メーガン妃とヘンリー王子にとって一番のキーポイントとなったのは、彼らが米国に引っ越すことを選択したこと。チャールズ国王は「王室に片足(半公式)だけ踏み入れることはできない」という故エリザベス女王の見解に従う可能性が高いという。
ダンビア氏は英紙ザ・サンに対しても「ヘンリーとメーガンは、王室のイメージを消されつつあることを懸念しているに違いありません。しかし国王は、彼らが公務員ではなく、半公式の王室を装うことはできないことを明らかにしたいと思っているでしょう」と語っている。
2020年3月に離脱する前の王室時代、2人はウィリアム皇太子夫妻の次に紹介されていた。王室離脱後はエリザベス女王の長女アン王女の次まで下げられたが、今回は下には無期限謹慎中のアンドルー王子しかおらず、瀬戸際に追い込まれいるのが実情だ。
メーガン妃とヘンリー王子に〝最後通告〟が届く日はそう遠くないかもしれない。
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ヘンリー王子とメーガン妃(ロイター)
2022年9月29日 11:54東スポWeb
メーガン妃は、ヘンリー王子との結婚が決まった時、ロンドン郊外にあるウィンザー城に住むことを希望していたと、専門家が米FOXニュース・デジタルに明かした。こだわりの理由は「メーガンはプリンセスになりたくて、プリンセスには城が必要だったから」だという。
英王室専門番組「トゥ・ダイ・フォー・デーリー」の米司会者キンゼイ・スコフィールド氏はFOXに、ヘンリー王子&メーガン妃が結婚後に与えられた住居は「フロッグモア・コテージ」で、ウィンザーの王室敷地内にあるものの、ウィンザー城からは約1キロ離れた屋敷だったと話した。
スコフィールド氏によると「フロッグモア・コテージはウィンザー城の敷地内に建つ素晴らしい物件だが、ヘンリー王子夫妻が望んでいたのはウィンザー城の中の居住スペースだった」という。
ヘンリー王子は独身時代、ウィリアム皇太子&キャサリン皇太子妃が住むロンドンのケンジントン宮殿の敷地内にある小さな別邸「ノッティンガム・コテージ」に1人で暮らしていた。
スコフィールド氏は、メーガン妃は常にウィリアム皇太子夫妻に与えられたものと自分たちのものを比較していたが、その答えがケンジントン宮殿に対抗できるウィンザー城だったのではないかと推測する。つまりキャサリン妃と同じようにプリンセスになるためには、「城が必要だった」というのだ。
だがエリザベス女王が2人にフロッグモア・コテージを与えた理由は、彼らが騒動を引き起こす予兆を見抜いていたからだとスコフィールド氏は指摘。
「ウィンザー城は女王にとって、安らぎを与えてくれる神聖な場所だった。
(婚約中から結婚までの)短い期間でも数々の騒ぎを起こした2人を、そのような場所の近くに置きたくなかったのだろう」と語った。
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メーガン妃は「セレブ」と「王族」の違いを理解していなかった
10/1(土) 12:16配信
メーガン妃(左)とヘンリー王子(ロイター)
メーガン妃は「セレブ」と「王族」の違いを理解していなかったと英王室専門家が米FOXニュースに明かした。
ヘンリー王子に関する多くの著書で知られる英作家ダンカン・ランコム氏は、王子がメーガン妃と交際期間中、結婚すれば王室の一員としてどういう役目が期待されるのか、十分説明していなかったと指摘。
ランコム氏は「メーガンには同情する」とした上で、「実際に王室入りするということがどういう意味を持つのか、ヘンリーは言いたくなかったのは明らかだ」と述べた。
同氏はまた、「私はウィリアム(皇太子)とケイト(キャサリン皇太子妃)について、交際し始めの頃から取材してきた。交際が始まって7年間、取材をしても王室側は一般人であるケイト・ミドルトンに関して、一切コメントしなかった」とし、「ただ、その期間、彼女は世間の注目になじんでいく時間あった」と説明した。
一方、メーガン妃についてランコム氏は、女優だったことで「セレブとしてレッドカーペットの上を歩くことと、王族としてレッドカーペットの上を歩くことの重大な違いを理解できていなかったと思う」と推測。
ランコム氏は、レッドカーペットの上を歩くセレブと王族の決定的な違いは「義務感」だと明言した。
さらに、レッドカーペットを歩く現役王族は君主の名代を務めることで、ヘンリー王子の場合はエリザベス女王だったとし、ハリウッド俳優やセレブが映画のプレミアイベントでレッドカーペットの上を歩くのは、自分自身や報酬のためだと語った。
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最終更新:10/1(土) 15:26東スポWeb
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Toby Melville/Pool-Reuters
英メーガン妃の「象徴的な変化」を表す動画が、TikTok上で大きな注目を集めている。アメリカの人気クイズ番組「ディール・オア・ノー・ディール」でアシスタントを務めていた当時の派手でセクシーな姿から、英ヘンリー王子と結婚した後のフォーマルな装いへの変化を表したものだ。
メーガンは駆け出しの女優時代、ハウイ・マンデルが司会を務める同クイズ番組のアシスタントを務めていた。その後、彼女は女優として活躍し、2018年5月にはヘンリー王子と結婚した。
あるTikTokユーザーが、当時からの彼女の変化をまとめた1本の動画が大きな注目を集め、これまでに47万5000回以上視聴されている。 「象徴的」という一言が添えられたこの動画では、「ディール・オア・ノー・ディール」の衣裳だった赤いドレスを身に着けたメーガンの写真数枚の後に、彼女が王室に入ってからと、王室を離脱した後の複数の写真が紹介されている。
■「彼女が嫌われる理由が分からない」
この動画を見たある人物は、「彼女はキャサリン妃やウィリアム王子やヘンリー王子よりも年上なのに、一番若く見える。彼女は私の憧れだ。彼女にはいいことを引き寄せる力がある」と書き込み、このコメントは1万8000の「いいね」を獲得した。
別のユーザーは、「どうにかなりそうなぐらい彼女に夢中だ」とコメント。このコメントは1万3000超の「いいね」を獲得した。また別の人物は(8000の「いいね」を獲得)は、「彼女が嫌われる理由が分からない。彼女が嫌いだという人は、その理由を説明して欲しい」と投稿。「彼女はただただ美しい」という書き込みもあった。
メーガンは、ドラマ「スーツ」に出演中でヘンリーと出会う数年前だった2013年当時、エスクァイア誌のインタビューで「ディール・オア・ノー・ディール」について語っていた。このとき彼女は既に、出演当時のことをいい思い出として、次のように振り返っていた。
「当時のことは、生活するためにオーディションを受けていた頃のこととして分類している。私は在アルゼンチン米大使館で働いていたところから、あのクイズ番組に行き着いた。本当に色々な経験をした」
「ディール・オア・ノー・ディールでの仕事では多くのことを学んだし、あの仕事をしたことで、自分が本当にやりたいことが分かった。あの頃の経験については、そう分類することでいい思い出にして、前進していくつもりだ」
メーガンはまた、2021年11月に出演したトーク番組「エレンの部屋」の中で、女優としてまだ収入が少なく、生活が苦しかった頃のことも語っていた。
「ものすごく古いフォード・エクスプローラー・スポーツに乗っていた。ある時、運転席側の鍵が壊れて、ドアから車に乗ることができなくなった」と彼女は言い、こう続けた。「だからオーディションが終わると、駐車場から離れたところに停めておいた車のトランクを開けて、そこから車の中に入り、中からトランクを閉めて運転席まで這っていった」
今では、そんな生活の心配はまったくない。メーガンとヘンリーは息子のアーチー、娘のリリベットと共に、サンタバーバラのモンテシトに1470万ドルで購入した豪邸で暮らしている。
ジャック・ロイストン
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最終更新:9/30(金) 18:24ニューズウィーク日本版
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2022年9月28日(現地時間)、デンマーク王室が声明を発表し、女王のマルグレーテ2世(82)が王族メンバーを減らす決断をしたことが判明した。
マルグレーテ2世は、孫にあたるニコライ王子(23)、フェリックス王子(20)、ヘンリック王子(13)、アテナ王女(10)について、「王子」「王女」の称号を剥奪したという。
王族の人数が多いと公務に費用がかかり、国民の税金負担が増えるというデメリットがあり、デンマークだけでなく他国の王室でも問題になっている。
スウェーデンでは2019年に、カール16世グスタフ国王(76)が5人の孫を王室から除名。イギリスでも国王チャールズ3世(73)が皇太子時代、王室の縮小を検討していると報じられており、今後ますます王政の合理化が進みそう。
デンマーク王室は王族メンバーの縮小について「王政の将来を支えるため」と発表したが、マルグレーテ2世の息子であるヨアキム王子(53)は、これに反発しているよう。
ヨアキム王子は今回の決定をわずか5日前に知らされたと主張しており、デンマークメディアのインタビューに対し、「私たちは皆、とても悲しんでいます。自分の子どもが傷つけられるのを見るのは、決して楽しいことではありません。彼らはとても理解できないような状況に置かれているのです」と語ったという。
今年行われたマルグレーテ2世の即位50周年記念式典では、王族メンバーは一致団結した様子だったと報じられているが、今回の決定によりマルグレーテ2世とヨアキム王子との間に確執が生まれる可能性も。今後の動きが気になる!
Photo:Getty Images
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キャサリン皇太子妃とメーガン夫人も.....義理の姉妹は敵同士? よそ者が家族の絆を脅かす時
10/1(土) 17:01配信
キャサリン皇太子妃とメーガン夫人の距離と緊張感のある関係。(英国、2022年9月14日) photography : Reuters/Aflo
冷戦状態? 仲直り? キャサリン皇太子妃とメーガン夫人の関係は連日メディアを賑わせる。彼女たちばかりではない。外部からやってきた者にとって、家族というパズルの中で自分の居場所を見つけるのは、頭の痛い難問だ。義理の姉妹について、フランスのマダム・フィガロが、当事者の証言と専門家の解説を紹介する。
【写真】賞杯はどちらの手に....キャサリン妃VSメーガン夫人、ウェディングドレス対決!
英王室の威光を広く伝えるために、彼女たちは儀礼上の任務を分担し、鉄壁のチームとなって、歴史に跡を残せたかもしれない。ところが、王侯貴族の中でメディアが最も注目する義理の姉妹、キャサリン皇太子妃とメーガン夫人は、逆に、互いに敵意も露わに冷戦状態に突入してしまった。
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は、フロッグモア・コテージで催されたサセックス公爵夫妻の娘リリベットの誕生日に出席しなかった。メーガン夫人は、エリザベス女王の在位70年を記念する感謝礼拝が執り行われたセント=ポール寺院で、キャサリン妃を無視したという。キャサリン妃は未来の義妹の結婚式の準備中にメーガンを泣かせたことがあるといわれている。一方、大衆誌はこうしたいさかいが起きるたびに、国家に関わる一大事のように取り上げ大騒ぎする。
「これはどうしようもありません。この類いのいさかいは珍しいものではない」。そう解説するのは、心理セラピストのニコル・プリウール(1)だ。「家族が大きくなる時には、避けられないことでもあります。王侯貴族であるかどうかに関わりなく、他人の家に新しいメンバーとして加わる時には、新しい家族の歴史を取り入れ、新たな家族と折り合いをつけなければならないからです。しかも自分らしさを失わず、これまで受けてきた教育や夢や野心を持ったままで。つまり、理性の領域を出て、情動の領域に踏み込まざるを得ないわけです」。ゆえに、場合によってはいざこざや怨恨、フラストレーションの源にもなる。
「義妹という立場はとても複雑」と小児精神科医で作家のマルセル・リュフォ教授(2)は話す。「パートナーの兄弟姉妹にうまく同化しなければならないからです。兄弟姉妹は義務的な愛情関係で結ばれています。愛着に基づく関係の大半がそうであるように、この関係は日常的な交流、共有してきた物事、生活の場所、食事、バカンスなどの上に成り立っています。愛着は長い間の経験と、体験の繰り返しから生まれるのです」
(非)同化
モナコのシャルレーヌ公妃の登場でカロリーヌ・ドゥ・モナコ妃は影が薄くなったといわれた。ふたりの関係は複雑だ。(モナコ、2018年11月19日) photography : REUTERS/Eric Gaillard/Pool (Monaco)/Aflo
したがって、義妹はグループのルールに従わなければならない。「私の義理の家族には “ローブ・リージュ”(リージュとは、主君に忠誠を誓う人を表す形容詞)と呼ばれる伝統がありました」と語るのはロールだ。「赤と青のラインが入ったベージュのセーターで、嫁いできた女性はこれをクリスマスに受け取るのが決まり。これは嫁が一族の一員として認められた印でした」
これを授かるには、まずその資格があることを証明する必要があった。「山奥にある、水も暖房も電気もない山小屋で、冬の2週間、にこやかに暮らす能力があることを示すのです。あざらしの毛皮のコートを着て、村までスキーで降りて買い物をし、山小屋まで登る。一族の嫁はみなこの試練を乗り越えてきました」とロールは回想する。「嫌な顔をしたら二度と一族の門をくぐることはできないという、ある種のコンセンサスがありました」
というのも“よそ者”の登場は、兄弟姉妹にとって脅威だからだ。時には(よく?)対立関係も生まれる。最も注目を集め、誰かを魅了して別の誰かを苛立たせたり、一族の間に不和の種を蒔くのは彼女なのだ。パトリック・ベッソンは小説『Belle-Soeur(義妹)』(ファイヤール出版)のなかで次のように書いている。「母とアナベル(弟の未来の妻)との間に同盟が結ばれていく過程を僕は目の当たりにしていた。密かに団結したふたりの強く激しい女性たちの間で、弟は窒息して力尽きて行くのだった」。これはたまらない。
なぜこれほど反感を買うのか? 「義理の姉妹は、すでに出来上がった巣に寄生するカッコウのような存在だからです。家族の巣は、外野がなんと言おうが当事者にとっては良好な状態なのですから」と心理学者のロズリーヌ・レヴィ=バスは説明する。婉曲的に「後から加わった者」と呼ばれる人間は、邪魔者なのだ。「家族の中核の中で確立されたさまざまな関係が再編成されるのです」と、セラピストのプリウールは続ける。
息子の妻には、夫婦の結びつきを強固にするために夫と家族を引き離して夫を操縦し、自立させるか、あるいは義理の家族の習慣に溶け込むか、どちらかしかないのだろうか? 中には反抗する嫁もいる。
「夫の家族との昼食会とか、日曜日の集まりはもうたくさん。会話といっても、一般教養をひけらかすばかり」。そんな家族の習慣にアンヌはうんざりしている。この場合、息子に残された選択肢は、自分の家族に会う権利を説いて妻にこの習慣を課すか、あるいは逆に、自分の家族を「裏切る」ことになっても妻の側につくか、そのどちらかだ。
パワーゲーム
兄弟姉妹の団結力を見くびってはいけない。「他の兄弟姉妹より大きな成功を収めながら、兄弟姉妹との連帯を損なわないように、仕事や恋愛の面でわざと失敗しようとする人に出会って、それがわかりました」と、精神分析家のセルジュ・ウフェズ(3)は言う。「“兄弟姉妹が不調を抱えていたら、自分だけ調子よく生きるわけにはいかない”と患者から何度も聞かされました。同じような意味で、“家族のまとまりを作り上げたものを否定することはできない”という人もいます」
アラン・シャバとシャルロット・ゲンズブールが共演した、エリック・ラルティゴ監督作映画『Prête-moi ta main』でも、この問題が取り上げられている。5人の姉妹を持つ男性の新しい恋人が未来の義理の姉妹たちの前に現れるシーンでは、姉妹たちが弟の恋人を入念にチェックし、彼女に次々と質問を浴びせる。仕事のこと、親のこと、出自のこと……。なぜこんなに色々と訊きたがるのか? 精神分析家の答えは「“よそ者”がどういう人物か見極め、しっかり管理するためです。そして万が一の時に、彼女を追い詰めるためです!」
この詰将棋のような駆け引きで、決して義妹の力を見くびってはいけない! なぜなら、自分のテリトリーを拡張したり、確立するために、彼女はグループの団結を阻止するありとあらゆる大量破壊兵器を動員するかもしれないからだ。武器にはこと欠かない。欠席(罪悪感を与える)、無関心(混乱させる)、嫌味。誰かを味方につけ、他のメンバーを傷つける……。
「家族が集まって食事をする時、義妹は夫の仕事上の成功を必ず自慢していました。私の夫が失業中なのを知っているのに」とファビエンヌは回想する。「携帯電話を取り出して、私たちみんなの前で夫に電話を掛けて、“株価が上がってるわ。次の株主総会もうまく行きそうね”とか言うのです」。なぜなら、社会学者のフランソワ・ドゥ・サングリ(4)が言うように、家族の間であろうと「すべては権力争い」だからだ。「兄弟姉妹の間に平等は存在しません。長子は年月を経るにつれ自分を家族のリーダーと考えるようになるからです」
(非)忠誠心
専門家は続ける。「かつては、こうした関係の階層化は家族構造に完全に埋め込まれていました。家族の変化に伴い、いまはそれが徐々に難しくなっています。自分の場所が本当はどこにあるのか、もはや誰にもわからないのです」
ドゥ・サングリはクリスマスのディナーを例として挙げる。「長い間、家族全員で大きなテーブルを囲む習慣があり、それぞれが自然に自分の席についていました。いまはステップファミリーが増え、家族のメンバーも多く、均一ではないため、ビュッフェ形式が取り入れられるようになっています。これならそれぞれが対話相手を選べるので、メンバー間のいざこざが防げます」
それでも義理の妹が、夫の実家の生活ルールに干渉し、自分の好きなようにルールを変える捕食者と見なされることもある。関係者の声を無差別に挙げてみよう。「私たちに掟を課すのは彼女の役目ではないのに……。毎年夏は家族みんなで一週間過ごすのが習慣だった……。ママはショックから立ち直れないかも」
義理の母親の側にも責任はある。「よく知られているように、息子は母親にとって誰よりも愛しい存在です」とウフェズも言う。
エレーヌは義理の母親のこんな心ない言葉を覚えている。「見て、あなたの結婚式に着る半喪服よ」。その後はすべてがこの調子だった。「結婚する前の息子は母親に対しても家族に対しても、忠誠心に基づいた垂直的な関係を築いています」とプリウールはコメントする。「結婚すると、彼の忠誠心は分散します。妻が夫の手を取って、実家から引き離そうとすることもあります」
義妹は捕食者であるだけでなく、泥棒でもあるということ? 兄弟を盗む泥棒? 「兄弟姉妹間の関係がとても強い場合、闖入者の登場は裏切りに等しく、敗北感を植え付けることもある」と精神分析家たちも同意する。証言者たちの口からは、こんな発言も飛び出している。「本当に高慢ちき」「にこにこしてるけど、実は嫌な女」「ロックダウンの間、彼女は3回も部屋を変えたがった。寒すぎるとか、Wifiの接続が悪いとか、浴室が遠すぎるとか……」
中には沈黙によってこの争いを避ける人たちもいる。「私のやり方はとてもシンプル」とジェラルディーヌは語る。「家族が集まった時は、人の話は聞かない、自分も何も言わない。微笑んでいるだけ。それでも一言二言は不愉快なことを言われます。“疲れているみたいだけど……。太ったんじゃない?”とか、“仕事は見つかった?”とか。逆に、“あなたのためにルバーブのタルトを作ったわ。好物だったわよね?”と、過剰に親切にされたり」
「ただし義理の姉妹でも、良好な関係を築き、友人同士となることも可能です」とドゥ・サングリは強調する。「そのときにはどちらも、義務的な忠義心から解放され、自分自身と自分の人生に対する実権を取り戻したという気持ちになるでしょう」
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10/1(土) 20:10配信
Getty Images
9月29日(現地時間)、キャサリン皇太子妃はエリザベス女王が亡くなってから、また新たに「ウェールズ公妃」となってから初となるソロ公務を行い、ウィンザー城でイギリス海軍の隊員たちと面会しました。
Courtesy of Instagram @princeandprincessofwales
ウェールズ公夫妻の公式インスタグラムでは新たな写真が公開され、現在スコットランドで建造中の軍艦「HMSグラスゴー」の船員たちと談笑しているキャサリン皇太子妃の姿が披露されています。 キャプションには、「光栄にもイギリス海軍のHMSグラスゴーの船員のみなさまにお会いすることができ、彼らの役割や、軍艦を海に送る過程で何が必要かを学ぶことができました」と書かれています。
イギリス海軍隊員との撮影に応じたキャサリン皇太子妃
皇太子妃はこの公務に、アレキサンダー・マックイーンのネイビーのスーツに、白いブラウスを合わせたルックで登場。そこに、ネイビーのパンプスとブルーのペンダントのネックレスを合わせて全体をまとめていました。 エリザベス女王は2021年6月に、キャサリン皇太子妃をこの「HMSグラスゴー」の後援者に任命することを承認しています。皇太子妃は船員との面会で、造船の進捗状況やイギリス海軍での生活について話を聞いたそう。
スウォンジーの住民から熱烈な歓迎を受ける皇太子夫妻
今回の公務は、ウィリアム皇太子夫妻が「ウェールズ公(プリンス・オブ・ウェールズ)」と「ウェールズ公妃(プリンセス・オブ・ウェールズ)」という新たな称号のもと、イギリス南西部のウェールズを訪問した数日後に行われました。この訪問は、エリザベス女王の公式な喪服期間が終了して以来、夫妻にとって初の公務でした。
ウェールズを訪問中、夫妻はまず王立救命艇協会(RNLI)の救命ボートステーションに立ち寄り、乗組員やボランティア、地元の人々と面会。その後、スウォンジーに移動し、聖トーマス教会でボランティアの人々とふれあいました。
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ウェールズを訪れたキャサリン皇太子妃、4歳の少年から花束のプレゼント
ウィリアム皇太子と共にウェールズを訪れていたキャサリン皇太子妃。4歳の少年から小さな花束をプレゼントされるキュートな瞬間をキャッチされた。
エリザベス女王の崩御を受け、ダイアナ妃の称号として長年親しまれていたプリンセス・オブ・ウェールズを継承したキャサリン皇太子妃。先日、継承後はじめて、ウィリアム皇太子と共にウェールズを訪れた。
Peopleによると、夫妻はこの日、アングルシー島にあるRNLI(王立救命艇協会) ホリーヘッド救命艇センターを訪問し、ここで働くスタッフやボランティアのほか、過去に救命艇に救助された人々らと交流したそう。するとそこで、キャサリン妃は4歳の少年テオ・クロンプトンくんから、ピンクのバラの小さな花束で歓迎を受けた。
キャサリン妃とあいさつしたテオくんは、大きく口を開けてキュートな笑顔が大爆発。キャサリン妃もテオくんと視線を合わせるべくしゃがみ込み、笑顔で会話する様子がキャッチされた。
夫妻は、地元ウェールズ語で「Diolch Anglesey! (ありがとうアングルシー島!)」とキャプションをつけて、この日撮影された写真の数々をインスタグラムで公開。王室ファンからは、「この少年が本物のプリンセスに会えてすごくハッピーそう」「1枚目の写真がキュートすぎる」「まさにプリンス&プリンセス・オブ・ウェールズ」「この少年舌を出しちゃってる! キュートすぎる!」などとコメントが寄せられている。
引用:「プリンス&プリンセス・オブ・ウェールズ」インスタグラム
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本当のところ、どう思っている? メーガン妃と各英王室メンバーとの現在の関係
10/1(土) 21:01配信
2020年1月の王室脱退発表後もイギリス王室との関係で世間を騒がせ続けているサセックス公爵夫妻ヘンリー王子&メーガン妃。英王室の大きな支柱であったエリザベス女王が居なくなった今、王室メンバーたちと夫妻の関係はどうなっていくのだろうか? 間で起きたこれまでの出来事やそれぞれの発言内容から、ヘンリー王子&メーガン妃に対するロイヤルメンバーたちの現在の立ち位置を探ってみよう。
別件での帰国中、急遽葬儀へ参列したサセックス公爵夫妻
Photo:Getty Images
慈善団体のイベント出席のために今月4日からイギリスに一時帰国していたヘンリー王子とメーガン妃。8日にエリザベス女王が崩御したことで急遽予定を変更し、一連の葬儀に出席するために滞在を延長していた。
19日の葬儀後メーガン妃はチャールズ新国王と1対1での謁見を望んでいる、という報道もあったが、国葬が行われた翌日には夫妻は民間機で息子アーチーと娘リリベットが待つ米国に帰国したと見られている。
ここ最近立て続けに雑誌のインタビューを受け、ポッドキャスト番組「アーチタイプス」をスタート。年内にはヘンリー王子の自伝本出版や、新たにメーガン妃の暴露本の話も登場していた夫妻だが、エリザベス女王の崩御によりさまざまなPR活動は一旦仕切り直しとなりそうだ。
チャールズ国王
Photo:Getty Images
息子との和解を強く望んでいるものの......
2020年1月の王室離脱発表以来、確執を抱えていると言われるヘンリー王子と父チャールズ新国王。昨年3月のオプラ・ウィンフリーの電撃インタビューの中で、ヘンリー王子は、公務を退く相談をした頃から、父は電話に出てくれなくなった、と訴えている。
先日も、メーガン妃が米『ザ・カット』誌の巻頭インタビューのなかで、自分たちの離脱の原因は王室側にあると主張し、「ヘンリーは『(その過程で)父を失った』と言っていた」と発言。この報道を知ったチャールズ国王は「傷ついた」と英タブロイド紙デイリー・メイルは伝えている。
チャールズ国王はヘンリー王子との和解を強く望んでいると言われており、9月9日、英国民とコモンウェルスの人々に向けた初のスピーチの中で、「外国で人生を歩み続けるヘンリーとメーガンに私の愛を伝えたいと思います」とヘンリー王子とメーガン妃に向けて愛を表明している。
孫たちの称号問題が重くのしかかる
courtesy of clarencehouse via Instagram
彼らの関係性を客観的に測る上で今後注目したいのは、メーガン妃とヘンリー王子の2人の子どもたち、アーチーとリリベットの称号問題だ。チャールズ皇太子が新国王に即位した段階で、1917年のジョージ5世の勅令により、3歳のアーチーと1歳のリリベットは自動的に「王子」、「王女」の称号と、殿下または妃殿下(His またはHer Royal Highness、HRH)の敬称で呼ばれる権利を得たことになる。
2021年3月、オプラ・ウィンフリーとのインタビューで、子どもたちに称号が無いのは王室の決めたことだと主張していたメーガン妃。夫妻は子どもたちが相応の地位を得られないことで十分な警護が受けられないと訴えており、チャールズ新国王がどのような判断を下すのか気になるところだ。
カミラ王妃
Photo:Getty Images
王室内で人種差別発言をした張本人だった⁉ メーガン妃は前述のオプラ・ウィンフリーとのインタビューの中で、王室内の“何者か”に生まれてくる子どもについて人種差別的発言をされた、と告発し大きな話題になった。当時、この人物が一体誰だったのか様々な憶測が流れたが、トム・バウワーの暴露本『Revenge:Meghan,Harry,and the war between the Windsors(復讐:メーガン、ハリー、そしてウィンザー家の戦争)』の中で、人種差別発言をしたのはカミラ王妃だった可能性が明らかになった。
英タブロイド紙デイリー・ミラーによると、問題の発言が飛び出したのはメーガン妃との交際が公になった後。ヘンリー王子がクラレンス・ハウスを訪問した際にメーガン妃と結婚後のあれこれが話し合われ、その中で将来生まれてくる子どもについてカミラ王妃が「赤毛のアフロヘアだったら面白いわね」と冗談交じりに語ったという。この疑惑についてカミラ王妃の関係者筋は「ばかげている」と一蹴している。
ウィリアム皇太子 & キャサリン妃
Photo:Getty Images
兄弟の決裂はもはや修復不可能? ヘンリー王子とメーガン妃の交際について「もっと時間をかけるべき」とウィリアム王子がアドバイスした時から始まったとされる、メーガン妃をめぐる兄弟間の長い確執。 2020年に発売されたロバート・レイシーによるウィリアム王子&ヘンリー王子の関係に焦点を当てた『Battle of Brothers(兄弟の戦い)』では、ヘンリー王子&メーガン妃が王室離脱を突如インスタグラムで発表した際、「ウィリアムは特に理性を失った」と語っており、このときが「2人の決裂が決定的になった瞬間」だとしている。
以後、祖父フィリップ王配の葬儀や、母ダイアナ妃の記念像除幕式、そして6月のプラチナジュビリー、今回の葬儀と、ウィリアム皇太子とヘンリー王子が公の場で一緒になる機会は何度か訪れたが、兄弟がかつてのように完全に打ち解け合った様子は写真に収められていない。
メーガン妃とキャサリン妃は最初からずっと親しくない⁉
Photo:Getty Images
また、キャサリン妃とメーガン妃については『自由を求めて ハリーとメーガン 新しいロイヤルファミリーを作る』(扶桑社)中で共著者のオミッド・スコビー&キャロリン・ドゥランドは「2人の関係が近しくなることはなかった」と、最初から現在に至るまで、民間から王室入りした2人の妃が親友ではないことを明らかにしている。 キャサリン妃とメーガン妃は2018年のロイヤルウェディングの際にもひと悶着あったことが報じられており、当時メーガン妃がブライズメイドの衣装の打ち合わせでキャサリン妃を泣かせた、と言われていたが、前述のオプラのインタビューの中で、メーガン妃はこれが全くの「逆」だと主張。実際に涙を流したのは自分の方で、キャサリン妃からは花束と謝罪の手紙があったと語った。
Photo:Getty Images
今回、エリザベス女王の崩御から19日の葬儀までの期間、王室儀礼に則った様々な儀式が執り行われたが、英紙デイリー・ミラーは、メーガン妃の英国滞在中の全期間を通して、キャサリン妃とメーガン妃が会話する様子は「見られなかった」と報じている。
アン王女
Photo:Getty Images
夫妻の目立った行動を快く思っていない可能性 エリザベス女王の娘アン王女は、メーガン妃とヘンリー王子が高位王族引退を発表してから間もない2020年5月、『ヴァニティ・フェア』誌のインタビューに答え、名前は出さないもののイギリス王室の新しい世代のメンバーたちに向けてアドバイスとも苦言とも取れる発言をしている。
「今日、彼らは『新しい方法でそれを試してみようかしら』と模索しているみたいだけど、そのステージはすでに私がやったこと。だから、『お願いだからそういった目立つような変化を起こさないで。すでに私たちがそれはやってるわ』と思ってしまう。うまく行くこともあれば行かないこともあった。彼らは基本に立ち返る必要があるのではないかしら」
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