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ヘンリー王子の自伝本が発売3か月前から半額の「叩き売り」状態に


ヘンリー王子(左=ロイター)
2022年10月28日 16:55東スポWeb


 来年1月10日に発売されるヘンリー王子の自伝本「スペア」が、早くも発売3か月前から半額の「叩き売り」状態となっている。27日に英紙デイリー・メールが報じた。

「スペア」はオリジナル言語の英語を含め、16か国語で米出版社ペンギン・ランダムハウスから発売される。定価は28ポンド(約4739円)だが、英国の人気書店の「W.H.スミス」などを筆頭に各小売店が発売の3か月前にもかかわらず、わずか半額の14ポンド(約2368円)で予約注文を受け付けているという。

 関係者によると、同書にはチャールズ国王とカミラ王妃、ウィリアム皇太子とキャサリン妃らを非難する内容が多く含まれていた。

ところが、これまで王室側との間の〝緩衝材〟だったエリザベス女王が亡くなり、新たな君主となった父親の怒りを買うことを恐れたヘンリー王子が、出版社に批判部分の削除と再編集を求めたという。それで読む側の興味が薄れたと判断したということなのか。

 出版社のペンギン・ランダムハウスは、「親密で心のこもった回顧録」で「生々しく、ひるむことのない正直さ」を約束しており、ヘンリー王子は本のために1840万ポンド(約29億円)の前払い金を、総額3680万ポンド(約58億円)相当の3タイトルの契約金の一部として支払ったと伝えられる。

しかし発売前から、古本より安い「叩き売り」状態で書籍ビジネスとして成立するのか。それ以前に莫大な契約金の元は取れるのだろうか…。

 同紙は回想録は「次々と爆弾を投じるだろう」とし、「警戒心が高まるバッキンガム宮殿では、王室職員らが出版を停止させる方法はないものかと自問している」と伝えていたが、一番ショックを受けているのはヘンリー王子より出版社かもしれない。

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日本を訪問しオープンカーでパレードするチャールズ皇太子(右)とダイアナ妃(1986年5月11日)
2022年10月28日 10:32東スポWeb


 故ダイアナ妃の元不倫相手ジェームズ・ヒューイット氏(64)が現在、ウクライナ人の人命救助活動を行っている。英デイリー・メール紙が27日、報じた。

 ダイアナ妃は1981年にチャールズ現国王と結婚し、96年に離婚した。

一方、ヒューイット氏は代々の軍人家庭で生まれ、20歳で英国陸軍の近衛旅団に入隊。湾岸戦争の〝砂漠の嵐作戦〟(91年)にも参加した。

 86年、ヒューイット氏がダイアナ妃の乗馬インストラクターを務めたことから、すぐに不倫関係となり、91年まで続いた。

94年に作家アナ・パスタナク氏が「プリンセス・イン・ラブ」というダイアナ妃の不倫暴露本を出版したが、ヒューイット氏が全面協力したものだった。

一方、ダイアナ妃も95年に英BBCの番組「パノラマ」のインタビューで5年間の不倫関係を認めている。

 ダイアナ妃が97年に亡くなった後は、ヒューイット氏は自ら暴露本を出版し、ダイアナ妃からもらった手紙を約17億円で売却しようとしたこともある。

 そのヒューイット氏が現在、戦争で荒廃したウクライナで人命救助活動を行っている。

4月にマイキー・スチュワート・リチャードソン氏とともに非営利団体「ヒューマニタリアン・オンライン・ペイメント(HOP)」を設立。

最近、HOP本部を英国からウクライナ中心部に移動。9台の車両で一般のウクライナ人を戦場から安全な場所へ移送し、その後、英国からEUに移住させる活動をしている。

 HOPのサイトによると、ヒューイット氏とリチャードソン氏は「この邪悪な男、プーチン大統領が戦争をしているのを見た時、私たちはすぐに、できる限りの方法でウクライナ人を助けようと決心しました。

最前線に近い地域を含むウクライナのすべての地域を訪れ、プーチン大統領から逃れようとしている子供、年配者、病気やケガのウクライナ人を見つけ、助けています。

3月からポーランドとウクライナで活動している慈善団体である『オペレーション・セーフドロップ』と提携して、避難を支援しています」という。すでに2回の救助活動に成功しているという。

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(´・ω・)ノ 最強の悪魔にも勝つプーチン。宇宙の指導者 万歳 !!!


ロシア正教会のキリル総主教(右=ロイター)
2022年10月28日 15:21東スポWeb


 ロシア正教会のキリル総主教がプーチン大統領を「首席エクソシスト」に任命し、「反キリストに対する闘士」と呼んだ。複数の欧米メディアが28日までに報じている。

 英エクスプレス紙によると、キリル総主教がプーチン大統領を首席エクソシストに任命したと声明を出したという。この声明は、「ウクライナがサタンの支配下にあり、キリスト教を放棄した。だから、悪魔払いのためにプーチン大統領がウクライナと戦っている」として、宗教的な面で戦争を正当化しようというわけだ。
 エクソシストは映画の世界のオカルト話ではない。実際にキリスト教、特にカトリック教会では、悪魔に憑りつかれた人から悪魔を追い出すエクソシストという役職が過去から現在に至るまで存在する。他宗教からキリスト教に改宗した人などがメンタルをおかしく際、悪魔払いという儀式を行うことで不安を取り去るというカウンセリング的な意味があるという説もある。
 また、ロシア安全保障会議のアレクセイ・パブロフ氏は「ウクライナ人はロシア正教を放棄し、サタン教など何百もの悪魔の宗教を信じている。これは悪魔に憑りつかれているからだ。特殊軍事作戦の継続によって、ウクライナを〝脱サタン化〟しなければならない」と主張し、宗教を持ち出し、ウクライナ侵攻を正当化しようとしている。
 もちろん、デイリー・メール紙は「ウクライナに悪魔を支持する何百もの宗教が存在する証拠はありません」と報じている。
 ロシア人の7割がロシア正教を信仰しているといわれている。ロシア国内では、部分的動員令への反発からプーチン批判が出始めている。プーチン氏にエクソシストの肩書をつけることで、ウクライナ侵攻を〝聖戦〟と定義し、戦争を正当化しようというわけだ。
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プレジデントオンライン10/28(金)8:15


全国犯罪被害者支援フォーラムの会場に到着し、着席される秋篠宮ご夫妻=2022年10月14日、東京都千代田区のイイノホール - 写真=時事通信フォト
PRESIDENT Online 掲載


2020年から行われていた秋篠宮邸の改修工事が今年9月に終了した。

神道学者で皇室研究家の高森明勅さんは「秋篠宮邸を、皇太子のお住まいである東宮御所並みに増築したために、関係費用の総額が約44億4600万円に上った。即位の可能性が低いにもかかわらず、秋篠宮殿下を皇太子同様に扱うのには無理がある」という――。

■秋篠宮邸改修関係費が44億4600万円

去る9月30日、令和2年(2020年)3月から着工していた秋篠宮邸の改修工事が、新型コロナ禍の影響などもあり、予定より半年遅れで終了した。

改修費用は当初、総工費約33億円と報じられていたが、最終的には約34億6600万円に膨らんだ。これに、工事中に秋篠宮家ご一家が仮住まいをされた「御仮寓所(ごかぐうしょ)」の建築費の約9億8000万円を加えると、関係費の総額は約44億4600万円になる。

御仮寓所は今後、事務所や収蔵庫として活用されるというが、ご一家がお住みになられず、単に事務所、収蔵庫が必要でそれを新築した場合、もちろんこれほどの費用が支出されることはなかったはずだ(坪単価に換算すると約235万円という)。

■御所の改修工事との違い

一方、天皇陛下ご一家がお住まいになる御所(ごしょ)の改修費用は、質素を旨とされる陛下のお考えもあり、わずか約8億7000万円に抑えられていた。そのため、約44億4600万円と約8億7000万円という対照的な数字だけが独り歩きして、秋篠宮邸の改修費用の多さに違和感を抱いた人々もいたようだ。

秋篠宮邸の改修工事費がこのような金額になった理由は、御所の場合はもともと上皇陛下が「天皇」としてお住まいになっていた建物に、必要最小限の手を加えるだけの工事だったのに対し、秋篠宮邸の方はそれまで一宮家の邸宅だった建物を「皇太子」(「皇嗣(こうし)たる皇子」=皇位継承順位が第1位の天皇のお子様)ご一家のお住まいである「東宮(とうぐう)御所」のような規模にまで拡大した、という事情がある。

■秋篠宮殿下の「皇太子」待遇

秋篠宮殿下は改めて言うまでもなく、天皇陛下の弟宮(皇弟)であって、お子様(皇子)ではないので、皇室典範が規定する「皇太子」ではない。

しかし、皇位継承資格を「男系の男子」に限定している今のルールの下では皇位継承順位が第1位、つまり「皇嗣」でいらっしゃるという理由から、秋篠宮邸を「東宮御所」並みに増改築したということだ。

そこには、皇太子にお仕えする「東宮職」に相当する新設の「皇嗣職」の役人を受け入れるスペースも設けられた。皇嗣職は、東宮職と同規模の51人で構成される、宮内庁内のそれなりに大がかりなセクションだ。

ちなみに毎年、秋篠宮殿下に支出される皇族費も、皇太子に準じた待遇ということで、定額(3050万円)の3倍になっている。

■皇太子と「傍系の皇嗣」の違い

しかし見逃せないのは、秋篠宮邸の呼び方が“皇嗣御所”などではなく、もとの「秋篠宮邸」のまま何ら変更されないことだ。

また、皇太子が外出されることを正式には「行啓(ぎようけい)」と申し上げるのに対し、秋篠宮殿下の場合は、皇嗣になられてからも一般の皇族方と同じように、「お成り」と申し上げ続けている。

このあたり、“直系(天皇と親子関係の線でつながる系統)の皇嗣”で次の天皇になられることが確定している「皇太子」と、その時点の巡り合わせで皇位継承順位が第1位であるにとどまり、即位されることが必ずしも確定したお立場ではない“傍系(直系から分かれた別の系統)の皇嗣”について、宮内庁として区別する姿勢が見られる。

一般的な位置付けとして、天皇・皇后に男子がお生まれになれば、法制上、その瞬間に皇位継承順位が第2位に変更されて「皇嗣」でなくなる、というのが“不確定”な傍系の皇嗣のお立場だ。

また具体的な話としては、もし長年の懸案とされてきた皇室典範の改正が実現し、安定的な皇位継承を確保するために継承資格の「男系の男子」限定という、旧時代的な側室制度を前提としてこそ持続可能なルールが見直された場合、直系主義の原則によって秋篠宮殿下は皇嗣のお立場を離れられる。

その場合は、天皇陛下のお子様でいらっしゃる敬宮(としのみや)(愛子内親王)殿下が「皇嗣たる皇子」として、「皇太子」になられる(皇室典範の用語法では、「皇子」も「皇太子」も用語それ自体としては男女とも包含する)。

■即位されない可能性が高い

そもそも秋篠宮殿下が将来、実際に即位されることは、普通に考えて想定しにくいはずだ。これはもちろん、資質とか能力について申し上げているのではない。シンプルにご年齢の問題だ。

天皇陛下は昭和35年(1960年)のお生まれだ。一方、秋篠宮殿下は昭和40年(1965年)にお生まれになっている。わずか5歳しかお年が違わない。よって、天皇陛下が上皇陛下と同じように85歳で退位された場合は、秋篠宮殿下はすでに80歳というご高齢に達しておられる。

それから新しく天皇として即位されるという場面は、リアルには想像しにくいだろう。先ごろ、エリザベス女王の崩御(ほうぎょ)をうけて英国史上“最高齢”で即位されたチャールズ3世でさえ、73歳だ。

しかしだからといって、天皇陛下がご壮健でいらっしゃるご年齢なのに、お年が近い秋篠宮殿下の即位のためという理由で、“前倒し”して退位されるわけにもいかない。

秋篠宮殿下のご即位は、決してあってはならない不測の事故でもない限り、現実的には考えにくい。秋篠宮殿下が即位されないという展開は、皇室典範第3条(皇位継承の順序の変更)の適用によって法的にも可能だ。

■天皇陛下のおことばと秋篠宮さまのおことば

しかも、秋篠宮殿下ご本人が即位を望んでおられないと拝察できることは、これまで本連載で具体的な根拠を挙げて指摘してきた(10月10日再掲載〔初出は4月29日〕および5月23日公開)。そのことをさらに裏付ける注目すべきおことばがあるので、今回はそれを紹介しよう。

それは他でもない「立皇嗣の礼」(令和2年11月8日)でのおことばだ。

立皇嗣の礼は国事行為として挙行されたから、そこでのおことばの確定には内閣も関与したはずだ。しかし、その内容はご本人のお考えが基調になっていたと見てよい。

しかも、秋篠宮殿下がおことばを練り上げられる際、先行した天皇陛下の立太子の礼(平成3年[1991年]2月23日)でのおことばを参照されたことは、ほぼ疑う余地がない。

だから、天皇陛下のおことばと表現が違っている箇所は、秋篠宮殿下が“意識して”変更されたと見ることができる。

それを前提に、天皇陛下と秋篠宮殿下のおことばを次に掲げる。

立太子の礼での天皇陛下のおことば

「立太子宣明(せんめい)の儀(立太子の礼の中心となる儀式)が行われ、誠に身の引きしまる思いであります。皇太子としての責務の重大さを思い、力を尽くしてその務めを果たしてまいります」立皇嗣の礼での秋篠宮殿下のおことば
「立皇嗣宣明の儀をあげていただき、誠に畏れ多いことでございます。皇嗣としての責務に深く思いを致し、務めを果たしてまいりたく存じます」

■2つのおことばの明らかな違い

このように2つのおことばを並べてみると、両者の間に意外と目立つ違いがあることに気づく。

より重要な後段から取り上げる。

最も端的な違いは、天皇陛下が「皇太子としての責務の“重大さ”」と表現された箇所が、秋篠宮殿下のおことばでは「皇嗣としての責務」という言い回しで、分かりやすくトーンダウンしていることだ。「重大さ」という言葉をことさら削っておられる。

これは、おそらく秋篠宮殿下がご自身の責務を軽く見ておられるということではなく、「皇太子」という地位の「重大さ」との対比において、不確定な「皇嗣」というお立場を踏まえて同一の表現を自覚的に避けられた、ということだろう。だから、天皇陛下のおことばにあった「力を尽くして」も抜けることになった。

重大さ→力を尽くして/「重大さ」削除→「力を尽くして」削除、という対応関係をはっきりと認めることができる。

■「断じてやります」と「できるだけやります」

おことばの末尾の違いも明瞭だ。天皇陛下はきっぱりと断言され、潔く言い切っておられた(「果たしてまいります」は“……します!=断じてやります”という言い方)。

これに対し、秋篠宮殿下の場合は失礼ながら少し腰が引けた印象を与える(「果たしてまいりたく存じます」は“……したいと思います=できるだけやります”という言い方)。

前段についても、天皇陛下が「身の引きしまる思い」という強い言葉を選ばれたのは、国家・国民に向き合う皇太子としての重い責任感によるものだろう。

これに対して秋篠宮殿下の場合は、もっぱら儀式を「あげていただ」いた天皇陛下に対して、受け身の姿勢で「畏れ多い」と述べておられるにとどまる。

■「立皇嗣の礼」には後ろ向きだった

このような違いの背景には、皇太子とは本来お立場が異なるはずの傍系の皇嗣を、あえて皇太子と同じように扱おうとする、立皇嗣の礼という政府が用意した不自然な儀式に対して、もともと秋篠宮殿下が前向きなお気持ちではなかったという事情がある。

このことについては、江森敬治氏の『秋篠宮』(小学館)に印象的な場面が描かれている。

平成29年(2017年)12月に、江森氏が「皇嗣就任の儀式」(立皇嗣の礼)を行った方がよいという政府の考え方について尋ねると、「『どうでしょうかね』彼(秋篠宮殿下)は考える振りを見せた。だが、明確な回答はなかった」(37ページ)という。

また、平成31年(2019年)2月に同氏が「(同年=令和元年)5月から皇嗣殿下となられます。皇嗣殿下としての心構えや決意を教えてください」という、当然に予想される質問をした時も、秋篠宮殿下は「『うーん』と、しばらく考えていたが、求めていた答えは返ってこなかった」。

重ねて質問して、やっと「象徴天皇制を担うのは、あくまでも天皇であり、私は兄を支える、助けることに徹するのではないでしょうか」という、いたって控え目な返答があった(128ページ〜129ページ)。

このやり取りと先のおことばを照らし合わせると、傍系の皇嗣というお立場の不確定さと、将来の即位にリアリティーがないことを、秋篠宮殿下ご自身が深く自覚しておられることが分かる。

■「皇嗣」ではなくなる可能性も

秋篠宮殿下が即位されない可能性は極めて高い。しかも、側室制度がとっくに過去のものとなり、歴代天皇のおよそ半数を占めた側室から生まれた非嫡出子・非嫡系子孫による皇位継承が除外された条件下で(過去の実例で天皇の正妻が男子を生まなかった割合は35.4%)、「皇位の安定的な継承を維持するためには、女性天皇・女系天皇への路(みち)を開くことが不可欠」(「皇室典範に関する有識者会議報告書」〔平成17年[2005年]〕20ページ)である以上、現在の「男系の男子」限定という継承ルールを真正面から見直すことは避けられない。その制度改正に手を着ければ、秋篠宮殿下は直ちに皇嗣ではなくなられる。

先に見たように、そのことを誰よりもよく分かっておられるのは秋篠宮殿下ご自身だろう。にもかかわらず、ルールの見直しに踏み込む前に、きちんとした展望もなく東宮御所並みの秋篠宮邸改修工事を行うなどした政府は、いったいどういうつもりだろうか。

最も心配なのは、皇嗣職の設置や巨費を投じた改修工事などをすでに終えたことから、行動経済学が指摘する「サンクコスト(埋没費用)効果(※) 」によって、肝心な皇室典範の改正を秋篠宮殿下の皇嗣としてのお立場を“変更しない”範囲内にとどめるという、安易な弥縫(びほう)策に政府が逃げ込むことだ。それでは本末転倒になってしまうし、皇室の危機は深まるばかりだ。
※サンクコスト効果:もはや取り戻すことができない、過去に支払ったコストを惜しみ、さらなる投資は損失になるのにも関わらず、そのまま不合理な判断を続けてしまう心理効果。
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高森 明勅(たかもり・あきのり)
神道学者、皇室研究者
1957年、岡山県生まれ。国学院大学文学部卒、同大学院博士課程単位取得。皇位継承儀礼の研究から出発し、日本史全体に関心を持ち現代の問題にも発言。『皇室典範に関する有識者会議』のヒアリングに応じる。拓殖大学客員教授などを歴任。現在、日本文化総合研究所代表。神道宗教学会理事。国学院大学講師。著書に『「女性天皇」の成立』『天皇「生前退位」の真実』『日本の10大天皇』『歴代天皇辞典』など。ホームページ「明快! 高森型録」
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(神道学者、皇室研究者 高森 明勅)

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10/28(金) 19:02配信


Getty Images


ヘンリー王子の回想録が発売される日が、ついに明らかにされた。出版するアメリカのペンギン・ランダムハウス社が、ウェブサイトで2023年1月10日となることを公表した。


王子の回想録は当初、この秋に出版の予定と発表されていたものの、9月に祖母のエリザベス女王が亡くなったことを受け、延期されていた。王子と妻メーガン妃がイギリス王室を離脱すると発表した日から、ほぼ丸3年となる日に発売されることとなる。

 公表された回想録のタイトル『SPARE』(「スペア」「予備」の意味)は、インターネット上でもテレビでも、多くの人の注目を集めている。たとえば、『BBC』の元王室担当記者ピーター・ハント氏は、そのたった一語の純粋な「力と哀愁」についてコメントしている。


Twitter / @penguinrandom


このタイトルが、イギリスの王位継承における父チャールズ国王と、兄ウィリアム皇太子(プリンス・オブ・ウェールズ)の後に控えるヘンリー王子の役割を表しているのは明らか。 

ペンギン・ランダムハウス社はウェブサイトで、「ありのままの、ひるむことのない正直さで綴られた『SPARE』は、深い洞察と新たな事実、自省、そして苦労の末に手にした悲しみを超える不変の愛の力についての王子の知恵が詰まった、画期的な一冊」だと説明。

王子が「すべてを語った」というこの回想録の発売を、ツイッターでも売り込んでいる。

 なおヘンリー王子は、この回想録から得られる収益の一部を慈善団体に寄付することを明らかにしている。

 ペンギン・ランダムハウス社によると、すでにHIV/AIDSの影響を受け、弱い立場に置かれているレソトとボツワナの子どもや若者たちを支援する慈善団体「センタベイル(Sentebale)」に150万ドル(約2億1900万円)を寄付するとのこと。

この団体は、王子とレソトのセーイソ王子が設立している。

 王子はそのほか、難病と闘う子どもと若者たちを称えるイギリスの慈善団体「ウェルチャイルド」にも、30万ポンド(約5000万円)を寄付する予定だという。 

回想録はいったいどんな内容になっているのか、王子の口からどんなことが語られているのか、世界中が関心を寄せている。


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最終更新:10/28(金) 19:02コスモポリタン 













Culture 2020.01.16




ハリー王子とメーガン妃の衝撃の離脱表明から1週間が経過し、まもなく最終的な決定がなされるとみられているが、その間、ふたりを巡る報道は日毎に激化しており、まさにカオス状態だ。

ここにきて、これまで沈黙を続けていたハリーの友人が、今週発売の「People」誌に夫妻への恨み節を激白。メーガン妃がアーチーくんを身ごもっていた期間中、ハリー王子はそれまで親密にしていた友人たちとの関係を清算したという仰天の発言をし、人々に衝撃を与えている。

ハリーに近しい関係だった元友人は、「もはやほとんどの者が彼の携帯番号を知りません」と切り出し、怒りを込めて思いのたけを打ち明けている。

「男は結婚すると、友人から離れてしまうのはよくあることなので理解しているのですが、とても長い間親密にしてきただけに、依然として強い憤りがあります」

ただひとり例外がいて、ルドグルーブ・プレップ・スクール時代からの親友であるチャーリー・ヴァン・ストラウベンジーとは親密な関係を維持しているという。

チャーリーとは2018年に互いの結婚式に出席した仲で、アーチーくんのゴッドファーザーのひとりでもあることから、ふたりは強い絆で結ばれているようだ。

しかし報道が真実ならば、ハリー王子はそれ以外の友人たちとは、一方的に距離を置いたことになる。

王子の友人の多くは、今回の主要王族メンバーからの離脱声明が、友人らを突然「切り捨てた」ことと酷似しているため、心配しているという。

一方でメーガン妃はというと、独身時代からの友人と相変わらず蜜月で、カナダでの休暇中に盟友ジェシカ・マルローニーとともに過ごしていたと報じられたほか、「スーツ」の共演者であるアビゲイル・スペンサーと、元旦に一緒にハイキングしていたことも目撃されている。

ハリー側だけ人間関係をいきなり整理するのはあまりに不自然なので、実際にはメーガン妃がそうするよう仕向けていたのではないかと読者は色めき立っているが、事実だとしたら、愛するが故の盲目ないしは洗脳に近いものがある。

冒頭の友人は、「さまざまな関係が改善されれば、物事は変わってくる」と希望を持った上で、こう締めくくっている。

「『文句を言わず、言い訳もしない』というロイヤルファミリーの鉄の掟を逆らってでも、あのふたりは自分たちのやり方で推し進める以外に選択肢はないと考えているのでしょう」

「このようにやりたかったわけではないでしょうが、メーガンとハリーはそうせざるを得なかった」

「あの家族にはとても多くのわだかまりがあります。毒性があるといっていいでしょう」

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photo: PA Images/AFLO, texte: ERI ARIMOTO
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