安土街道 築城日誌 (安土らくらく倶楽部)

安土山下の日々と塚又商店主の日常・・・

地蔵盆と『錠の橋』修繕

2017年08月23日 | まちの話題
☆8月23日。安土の町の「旧市街」は、『地蔵盆』です。
☆街中のあちこちに鎮座しておられる地蔵菩薩さんの縁日なのですが・・・、大学生の頃、関東出身の友人にその事を話すと「何だ、それは?」やったなあ。
☆それで、「地蔵盆」は全国的なものではなく、京都を中心とした近畿地方の宗教行事だったのだと納得したのでした。☆上のお地蔵さんは、弊社の横を流れる、北川湧水の水源におられる地蔵さんですが、いつの頃からか『円満地蔵尊』と云われています。『喜多川講』と呼ばれる湧水地近辺の住民の皆さんが、北川湧水と共に管理運営しておられます。

☆こちらは、常楽寺地下の観音堂「行安寺」横の湧き水前に鎮座される『延命地蔵尊』です。
☆思うに、常楽寺エリアの街角の地蔵堂は多くの場合、「湧水地」にあるように思います。

☆ちなみに、↑こちらは、当家のお地蔵さんです。いつも笑っておられます。ほっとしますね。
☆同様に、ご近所のほとんどの御家庭(おそらくは、安土町の旧市街)には、各御家庭の敷地内に、同様に「お地蔵さん」が鎮座しておられます。
☆子どもの頃、「地蔵盆」と云えば、朝からツクツクボウシが鳴いていて、「子どもの仕事」だと云われて、お地蔵さんを水で洗ってお清めし、新しい「前掛け」をし、お菓子やジュース、お茶などをお供えし、お参りしたものです。その後、近所のお地蔵さんにもお参りに行くと、バラ寿司や牡丹餅をお土産にいただいたものでした。何とも、言えず、楽しいイベントでした。それが終わると「夏休みの宿題」が一気に気になりだしましたが・・・。

☆ところで、本日、弊社横の、北川に架かる「錠の橋」の東側欄干の補修作業が始まりました。

☆西側欄干は、数年前に補修されましたが、その後、とうとう、こちらも、腐食がひどくなってきて、やっと、要望がとり上げられました。

☆北川湧水に近く、観光客も沢山、歩かれるところだけに、上品な木製がぴったりです。

☆㈱安土建設さんよろしく、お願いします