安土街道 築城日誌 (安土らくらく倶楽部)

安土山下の日々と塚又商店主の日常・・・

長光寺の護摩!

2019年11月24日 | まちの話題
☆11月24日、日曜日。時々

☆近江八幡市長光寺町の長光寺に参拝してきました。
☆本日、執り行われる、『柴灯(さいとう)護摩・人形護摩供養』を見学するためです


☆長光寺は、聖徳太子が開いたと伝わる、高野山真言宗のお寺です。


☆弊社のLPガスユーザー様なのですが、初めてお伺いさせて頂いた時から、参道の入り口に鳥居があり、不思議に思っていましたが、お寺の奥に神社がある事もあるのですが、お隣に大きな工場が出来た時に、参道(道路)が付け変わったのだとすると、何となく理解できます。


☆境内には、市指定の天然記念物で、日本最南限の樹木で、推定樹齢500~600年とされるハナノキがあるのも有名です。


☆正午に到着。早速、本堂に参拝しました。
☆本堂内では、イベントとして、謡曲や軽音楽が演奏されていました。
☆興味があったマンダラの見学は、残念ですが・・・遠慮しました。


☆山門前の広場では、好評のマルシェ(模擬店市場)が開催されていました


☆今年は、24店舗


☆午後1時。いよいよ、『護摩供養』が、はじまります
☆チラシによりますと、「護摩とは、不動明王に供物を献じ、護摩木を焚いて、家内安全・心願成就・無事息災の願い事を祈願し、ご利益を授かる儀式であり、又感謝の意を込め焚き上げる供養の儀式でもあります。」


☆まず、イチョウの黄葉が美しい、本堂前で、修験者の装束になられた、おそらく、僧侶の皆さんが、般若心経のお念仏(ご祈祷)をはじめられました。(ここらあたり、誠に申し訳ないのですが、浄土真宗の私にはよく解かりません。)


☆ご祈祷後、「修験者」の皆さんは、山門前の広場に設けられた、結界で囲まれた「護摩会場」に移動されました。
☆会場と参拝者を、弓矢や聖剣で清められた後、長光寺住職の金子弘信氏が、ご祈祷のお念仏を唱えられます。
・・・護摩までに、いろいろな「儀式」があるのですね


☆いよいよ、点火です。
☆祭壇で燃えるロウソクの火を松明に移し、井桁に積み上げられた、ヒノキもしくはスギの葉でカモフラージュされた木組みに採火されました
☆おおーっ
☆しばらくすると、物凄い、白煙が立ち登りはじめました
☆煙柱の真ん中辺りは、黄色で・・・とにかく・・・モクモクなのですインパクト大一見の価値ありです。
☆戦国時代の「狼煙(のろし)」とは、これではなかったのかと、感動です


☆火が廻りはじめたところで、「柴灯護摩供養」が始まります。
☆私も、無病息災・家内安全・商売繁盛で一本させていただきました。


☆しばらくして、もっと、炎を見ようと、吸い寄せられるように、場所をかえました。
☆熱いのですが、なぜか、見飽きません
☆これって、「ヒト」の「本能」ではないでしょうか

☆後で思ったのですが・・・「ヨシ松明」の炎と違って服にニオイが付かないですね


☆護摩供養が終わると、続いて、「人形護摩供養」です。
☆方々からよせられた、雛人形・五月人形・日本人形・ぬいぐるみなどを前に、金子住職がご祈祷されます。


☆最初に、白無垢の日本人形を焚き上げられた後・・・、、役目を終えた人形や、ぬいぐるみは燃え盛る炎の中に入っていかれました。

☆ではまた。