私の住む町には、大小さまざまな川が流れています。
今年、23年5月20日に、関東で第一号の"重要文化的景観"と、国選定とするところの文部科学大臣に、文化審議会より答申されたようです。
利根川・渡良瀬川合流の水場景観が水と共生する生活産業の文化が価値の高い文化的景観として評価されたもの。
と。まあ、難しいことは省いて、川の周りの景観が素晴らしい~ということでしょう。。。
過去に投稿した写真、東武電車と菜の花のある景色もその川。
また、涼しくなったら、良い感じの写真を撮ってきたいと思います。
今日は、ごく近いすぐ傍の川のある景色を撮ってきました。
中央より左に生活を感じるものが見えます。
すぐ傍で人々は生活を繰り広げています。この緑深い木々の下をゆるやかに波をたてます。
天気によっては、水位が上がり下がりしますが、この川は遊水地へと流れていき、調節されています。
過去、カスリン台風のおりには、川の決壊により多くの家が流され、たくさんの命も失われました。
この町で義父の家も流され、県は変われど、ここより下流でも氾濫した水に流された父も17才でした。
川に限らず自然の力は大きく、人が簡単には変えることはできません。
不便であっても自然のままに・・・
多少住む者のための人口的手入れをしつつ、今年それが重要文化的景観として認められました。
傾く太陽が写る川・・・をいつまでも見られるように。