あられと京懐石

孫の世話で上京するとき、掛川駅で「あられ」を買い求める。

ちょっと口寂しいとき、とまらなくなるあられがある。


掛川の平松商店の「あられ」

創業から百余年のお店。

私は特にこの花あられが気に入っている。

孫にも一粒二粒食べさせたところ、孫も大のお気に入りになってしまった。

あられの一粒の形が星に見えるらしく、「きらきら、きらきら」と言いながら好んで食べている。

おもちゃの皿に入れたあられをかりかりと音を立てて無心に食べている。。

この頃、ご機嫌が悪かったとき、「あれ食べる？」と言って出したら、ご機嫌がすっかり直ったらしい。

昨日は、ビデオ通話で、「もうない、ないね。」と空き袋をふってアピールしていた。

そこで掛川駅ではなく、平松商店へ買い求めに。

明日我が家のさつまいもと一緒に送ろう。

きょうは、気のあった友人たちと楽しみの夕食会。

京懐石。吉田町の竹邑さん。
若旦那さんの研究熱心さと優しさが生み出すやさしい京懐石。

きょうも期待以上の美味しさで幸せな気分に。楽しい仲間とのおしゃべりも。

まずは、前菜
銀杏、イカの明太子あえ、柿としろあえ、鯖寿司、かぶの酢、貝など

一つ一つが凝っていて美味しすぎて箸がとまらない。




土瓶蒸し
何とも言えない豊かな香
口の中に染み渡る。



鯛、マグロ、貝などのお刺身が３種類の醤油と出て(食べるのに夢中で写真を忘れ)

主菜の牛ひれとフォアグラ
松茸とゴボウのチップ、せりのおひたしを添えて

ヒレの柔らかさ、とける。



最後は松茸ごはんでしめて。
三杯も食べてしまった。



デザートは、チーズタルトとグレープフルーツゼリー(早く食べたくて写真を忘れ)

本当に美味しかった。
いつ来ても、美しく美味しく、季節を感じ、期待を裏切らない。
期待以上の満足感。

さっそく次の予約をいれてしまった。春に。