バッハと音楽についての道草日記

~気になる音楽、ドラマ、書籍、雑誌等についての雑記帳~

ペライアによるバッハの新譜

2008-07-25 22:05:38 | 音楽

Scan10362 マレイ・ペライア(1947-)の「バッハ:パルティータ第2番/第3番/第4番」(SONY:SICC 879)(ピアノ:マレイ・ペライア)(録音:2007年6月1-7日&11月13-17日、ベルリン)を聴いてみました。彼の1998年からのバッハ・シリーズは全て聴いてきたのですが、SONYのCDの音作りが今一バッハに合わない感じがして(切れ味が良くないというか、一つ一つの音がクリアでなくぼやけた感じがします)、繰り返して聴く気にはなりませんでした(唯一、グールドの録音は別ですが....)。今回、約3年半ぶりの新譜のようですが、あまり期待せずに聴き始めました。ところが、聴き始めて思わず、“あれっ、これがペライアの演奏かなぁ”、と期待以上の演奏に思わず聞き入ってしまいました。レガートとノンレガート奏法の組み合わせ、左右の手の強弱、ペダルの使い方等、思わずヒューイットの演奏を思い出してしまいましたが、各声部が浮かび上がり、ロマンチシズム漂う、美しい音色で、新鮮で魅力的に感じました。この3年の間に、ペライアのバッハに対するアプローチに何か変化があったのでしょうか?。今後、彼のバッハの録音に期待しています


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4 Comments

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お久しぶりです。今日、僕も早速買ってきました。... (ぶっち)
2008-07-27 17:40:47
お久しぶりです。今日、僕も早速買ってきました。ぺライアは音の粒立ちが際立って美しい演奏で、ピアノによるバッハのひとつの境地ですね。今後は平均律とかも弾いてほしいですね。
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こんばんは。返事が遅くなり、すみません。 (バッハ大好き)
2008-08-06 23:13:29
こんばんは。返事が遅くなり、すみません。
ペライアのバッハは、以前まではSONYの録音が今一つ私の好みに合わなかったので、ひと通りはチェックしているのですが、繰り返しては聞いていませんでした。
今回のパルティータは不思議とSONYの音造りと合っており、気持ち良く聞けました。彼の演奏法も以前と違って、非常に進化しているように思います。
ぶっちさんは御自身で演奏されておられるので、また感想を聞かせて下さい。
今回の演奏を聞くと、本当に平均律を早く聞いてみたくなりますね。
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リンクのお知らせです(このコメントを公表してい... (ogawa_j)
2008-09-08 10:54:13
リンクのお知らせです(このコメントを公表していただかなくて結構です)。あなたのブログを、私のウェブサイト「湘南のバッハ研究室(http://www.ab.auone-net.jp/~ogawa_j/ )」の「ブログリンク集」に加えさせていただきました。現在執筆中の「バッハの生涯」を中心としたサイトです。よろしくお願いします。
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ogawaさん、ブログリンク集に私の拙いブログを載せ... (バッハ大好き)
2008-10-05 19:48:04
ogawaさん、ブログリンク集に私の拙いブログを載せて頂き、ありがとうございました。今後も何とかブログを続けたいと思います。宜しくお願いします。
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