年末年始もボチボチ音楽を聞きながら仕事をしています。今回は、「ザ・グレン・グールド・コレクション」(6DVD-BOX)(SONY:SIBC 116~121)を店頭で見つけて、おもわず衝動買いしてしまいました。以前より、グールドの映像がまだかまだかと首を長くして待っていました。ざっと見た感じでは、バッハの演奏に関しては収録時間が短くて、ちょっと物足りない感じですが、このBOXの最後に、中学1年の時に見た、グールドによるベートーベンのピアノ協奏曲「皇帝」の映像(1970年2月、トロント交響楽団)を見つけたのが収穫でした。中1の時以来、彼の強烈な個性が脳裏に残っていて、この映像をずーっと探していたので、やっと手に入ったという感じで、特に感激しました。この収録がミケランジェリの代役で(彼が理由もなく急にキャンセルしたようです)、急遽決まったことがこのDVDを見て初めて分かりました。メニューインとの対話の場面も見所です。やはり、グールドの演奏への集中と音楽への陶酔は、見るものを感動させます。彼の独り言と指揮をするようなジェスチャーは、これがないとかえって物足りなくさえ思います。
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