バッハと音楽についての道草日記

~気になる音楽、ドラマ、書籍、雑誌等についての雑記帳~

テレマンの音楽

2007-06-23 00:17:47 | 音楽

Scan10170_1 先週、デパートに行ったら、テレマン名曲集がブリリアント(BRL93167)から出ていて、安いので思わず買ってしまいました。ターフェル・ムジークは十数年ぶりに聞きました。テレマンについては、あまり勉強していないのでほとんど知りません。バッハより当時は有名だったこと、トーマス教会のカントルの就職時にはテレマンが第一候補だったこと、大学生時代にライプチッヒで音楽協会(コレギウム・ムージクム)を作ったこと(バッハがこの仕事を引き継ぎ、1732年から1737年まで指揮しています。)位です。テレマンの組曲を聞くと、バッハの管弦楽組曲と自然と比較してしまうのですが、序曲に関してはバッハ的(?)で結構いけてると思います。他の部分はビバルディ的なイタリアの雰囲気を感じます。彼もバッハ同様、フランスやイタリアの音楽を研究をかなりしていたのでしょう。全体的にBGM的に聞くと、何となく楽しい雰囲気になり心が明るくなりますが、やはりバッハに比べると単調な感じは否めません。でも、バッハの音楽だけ聴いていると少し深刻な雰囲気になりがちなので、テレマンの華やかな音楽は気分転換にはいいと思います。テレマンの協奏曲の中に「プレスト」の部分が所々にありますが、どのプレストの部分も生き生きとして好きです。何か舞踏的な、田舎的な中に力強さを感じます。御存知の方がいらっしゃたら、この「プレスト」の部分の言葉の意味や曲の成り立ちについて教えて頂けたら幸いです。また、テレマンの「マタイ受難曲」が収録されていて、始めて興味深く聞きました。このCDボックスには、全く解説がなく、成り立ちとか構成が良く分からないのですが、何となく明るくあっさりとして、バッハのマタイ受難曲とは全く違います。良い曲なのか、駄作なのかも分かりません.....。また、調べようと思ってます。


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2 Comments

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ブリリアント・クラシックスのディスクなので、私... (風街ろまん)
2008-02-28 20:42:12
ブリリアント・クラシックスのディスクなので、私の聴いたテレマンの「マタイ受難曲」と同じものをお聴きになったのだと思います。私の感想は、私のブログをご参照ください。それにしても、英文対訳どころか、ドイツ語のテキストも掲載されていないのは、ちょっと不親切ですね。演奏は他のものを聴いたことがないので、いい演奏なのかどうか判断できません。また別の演奏者によるものを聴いてみたいと思っています。
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ブリリアント・クラシックスのディスクなので、私... (風街ろまん)
2008-02-28 20:43:52
ブリリアント・クラシックスのディスクなので、私の聴いたテレマンの「マタイ受難曲」と同じものをお聴きになったのだと思います。私の感想は、私のブログをご参照ください。それにしても、英文対訳どころか、ドイツ語のテキストも掲載されていないのは、ちょっと不親切ですね。演奏は他のものを聴いたことがないので、いい演奏なのかどうか判断できません。また別の演奏者によるものを聴いてみたいと思っています。
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